キャラクターデザインコース

キャラデも宇宙とアート!

みなさん、こんにちは!ビジネスプロデュースゼミを担当している川向です。

 

今年度からキャラクターデザイン学科に、シリコンバレーにあるSETI研究所のアーティスト・イン・レジデンス初代アーティストで、現在はシニアディレクターを務めているチャールズ・リンゼイ氏を客員教授に招聘しました。

SETIとは、Search for ExtraTerrestrial Intelligenceの略で、地球外知的生命体探索研究所です。昔あった映画の『E.T.』は、そう、ExtraTerrestrial の略だったんですね〜。

SETI研究所はNASAとの強いパートナーシップの元、様々な活動をしています。

今年2月、米航空宇宙局(NASA)の火星探査ローバー「Perseverance(パーサヴィランス)」が火星に無事着陸したという大ニュースがありましたが、火星ではこの他にも「Curiosity(キュリオシティ)」などの探査ローバーが活躍していました。

そこでチャールズは、火星で活動している探査ローバーを使って「火星に枯山水」を作るという壮大な構想をNASAに提案しました!

Karesansui on Mars 火星に枯山水

Karesansui on Mars 2021

「枯山水」とは、水や用いず石や砂で山水の趣を表現した庭園のことで、美しい砂紋が特徴です。

 

このNASAへの提案から、元NASAの歴史家のグレン・ブゴス氏がエッセイ “Karesansui on Mars: Raking a Visual Köan”を執筆。そのエッセイを、現在、京都外国語大学の学生さんと、本学の学生さんたちで翻訳プロジェクトを進めています。今、半分ぐらいまで来ましたけど、これがなかなか強敵です。早く全文日本語にしてみなさんに読んでほしいと思ってます。

 

さて、今週末、あ!明日の10月9日(土)に、Global Art Talk 029(オンライン講演会)が開催されます。彼のアート作品や「火星に枯山水」構想についても一般公開では初めて語ってくれます。

詳しくは以下の通り。

Charles Lindsay氏 ウェビナー「Global Art Talk 029」 (詳細はこちら

– 10/9(土)10:30-12:00

– 無料で誰でも参加可能。ただし申し込みが必要。申し込みリンクはこちら

– 講演は英語で行われますが、英日逐次通訳がつきます。

 

宇宙ビジネスがどんどん進んでいますが、ぼくたちは宇宙でアート!

この機会に、ぜひ参加してみてください!

 

“Left Hand/Golden Arm, ALCHEMY:Transformations in Gold”アクロン美術館, 2017 上

“悟りの撮り方(翻訳一時停止)”下

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