- 2022年5月20日
- イベント
「高校生アートラボ コトツク」 第1回目を開催しました!
こんにちは!
アートプロデュース学科です!
5/15(日)、高校生・受験生限定企画 「高校生アートラボ コトツク」を開催しました!
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
「高校生アートラボ コトツク」は、モノ作りにも生かせる〈コトをつくるアート〉の実験場。
アーティストから発想法を学んだり、研究者の頭の中を探検したり、まちのアート施設を訪問したりするワークショップを通して、〈コトをつくるアート〉を体験していきます。
第一回目は、5月15日(日)「見方が変わると世界が変わる」
視覚文化論を専門とされる「みる」ことの研究者である林田新先生と一緒に、新しい「ものの見方」を手に入れる方法を探っていきます。
イベント当日の様子 林田新先生のレクチャー
高校までの美術では、ものをつくることが中心でしたが、大学以降の美術の世界は少し違います。
アートの世界は作り手が作品を作って終わりではありません。
作品を誰かに届けられ、みる人がいて、はじめてアートが成立するのです!
実は作品ができた後、みる人に届けられるまでの間には、とてもたくさんの人が関わっています。
これはアートを考えるとき、とても重要なことです。
「モノづくり」を学ぶ機会は多い、でも、「コトづくり」を学ぶ機会は少ない。
コトツクでは、コトづくりを実感できる授業を開催しています!
作品を「みる」ことで起こる「コト」づくり。
今回のコトツクでは、「みる」ということについて、改めて考えます。
鼻を意識して「みる」レッスン (一時的にマスクを下げています)
上から見た象を描いています
制作でも、鑑賞でも、「みる」ことはアートにとって極めて重要なこと。
「みる」ことを意識してみるレッスンを通して、なぜ人によって絵(作品)の見方が異なるのかを考えます。
みんなが描いた上から見た象の絵は、アフリカの人にとって違和感があるようです、では一体どんな絵が好ましいのでしょう?
グループで考えました ※参加者に許可を得て撮影しています
こんな絵が好ましいんじゃないかな?象の開きを描いてくれたグループの発表
象の開きを描いてくれたグループが見事正解。
では、ここから何がわかるのでしょうか。
人間は、ある約束事やシステムに従って世界をみていますが、私のものの見方は私だけのものではありません。
制作においても、鑑賞においても、自分の見方でしか作品を「みて」いない人が多いのではないでしょうか。
しかし、「見方」を変えると世界の「あり方」が変わります。
作ることだけが「アートの世界」ではないのです!
今回のイベントでは、鑑賞者の視点を体験していただきました。
ご参加の皆さん、お疲れさまでした!
次回のコトツクでは、実際に「コト」を作ってみることを体験していただきます。
第2回目は、7月17日(日)「アーティストってホントは何をつくっているの?」です。
世界に働きかける方法は、モノを作ることだけではありません。 モノと人の出会い方や、設定次第で、人々の心を揺さぶり。世界の見え方が変わるのです。
Chapter 2では、アーティストとして活動している講師の作品を具体例に、 ワークショップ形式で新たな価値を創る「企画」づくりを体験します。
制作の学科を目指す人も、アートプロデュース学科を目指す人も、ぜひ受けてほしい授業です。
7/25(日)Chapter 2 ご担当 山城大督先生
Chapter 2 「アーティストってホントは何をつくっているの?」
日時:7月17日(日)13:30−15:30(13:00 受付開始)
開催場所:京都芸術大学 人間館4階 NA402教室
対象:高校生・受験生
参加費:無料 1回のみの参加もOK!
お申し込みはこちらの申込フォームよりお申し込みください。
ご参加お待ちしています!!
また、コトツク開催日程でのご参加が難しい人も、6月5日(日)に実施する体験入学オープンキャンパスで「作品の見方を学ぶ」授業を行います。
\体験入学オープンキャンパス/
6月5日(日)開催!
22の芸術・デザイン分野から興味のある授業を体験できる1日。普段のイベントとは異なり、本格的な芸大の授業を受講できる、自分の進路を考えるのにぴったりの機会です。
体験授業型選抜の模擬体験にもぜひご参加ください📚
すでに満席になっているコースもありますので、参加お申込みはぜひお早めに🙇
① このオープンキャンパスに参加すると、体験授業型選抜の検定料が2万円免除されます。
② 8/27・28「体験入学オープンキャンパス」の予約を受付します。
こちらのご参加もお待ちしています!
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