文化財保存修復・歴史遺産コース

歴史研究クラブ2022:「京都の美の遺産を探る」第2回(7/24)を開催します!

みなさん、こんにちは。歴史遺産学科学科長の仲隆裕です。

歴史遺産学科では、歴史の中で生み出されてきた大切な歴史遺産を探求し、その保存・修復・活用に取り組んでいます。

その楽しさを高校生のみなさんにも体験してもらおうと、今年も「歴史研究クラブ」を開催しています。年間のテーマは歴史研究クラブ2022:「京都の美の遺産を探る」です。

 

第2回は、「平等院の建築・仏像・庭園:浄土の美を探ろう」と題して、実際に京都府宇治市の平等院を探訪します。(7月24日 日曜日13:30~16:00)

平等院の創建は平安時代。ちょうど今から970年前の永承7年(1052)のことでした。極楽浄土の姿をこの世に写したという平等院。30年以上もかけて行われた平成の大修理が完了し、平安時代の優美な姿が蘇りました。

金色に輝く阿弥陀如来坐像、周囲を取り巻く美しい庭園などに秘められたいくつもの謎は、修理事業に伴う調査で解明されてきました。当日は、実際に発掘調査を担当した本学教授杉本宏(元宇治市教育委員会)と、庭園の修理に携わった私(仲)が現地でたっぷりと解説します!

少しだけ写真で紹介しましょう。

 

 

正面に見える優美な建物が阿弥陀堂。鳳凰が翼を広げているような姿であることから「鳳凰堂」と呼ばれます。その中央の堂内には、平安時代を代表する仏師・定朝による阿弥陀坐像がおわします。

ここに集まっている人たちは本学歴史遺産学科の学生諸君。なぜかがみこんで仏像を拝観しているのでしょうか?それにはある理由があるのです。

気になった方は、是非、歴史研究クラブに参加して、この謎を解明してみましょう。

 

歴史遺産学科では、京都を中心に様々な歴史の舞台を訪れ、そこに遺された文化財の特徴や作者の意図、保存修復など文化財を守る人々の思いなどを学んでいきます。

新緑の美しい宇治川の風景や歴史的街並み、茶畑などを散策しつつ、宇治の歴史と文化・芸術を楽しみましょう。

 

参加を希望される方は7月22日までに申し込んでください。

定員15名先着順、参加費は無料です。

集合場所は、京阪宇治駅改札出口。

7月24日(日)、13:30までに集まってください。

参加をお待ちしています!

 

<↓ お申込みはこちらから!>

https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/attend/lp/course2022?_ga=2.25892349.1171454298.1652254042-130059758.1648711116

 

 

 

/// 8/27(土)・28(日)体験入学型オープンキャンパス ///

 

歴史遺産学科では、以下の授業を体験できるので、体験授業型選抜の入試対策になります。今年度の受験生は是非ご参加ください!

 

8/27(土)・28(日):お茶の歴史・文化と芸術について学ぼう

<お申込みはこちらから ↓ ぜひご参加ください!>

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-05_08-27_28/

 

 

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