文化財保存修復・歴史遺産コース

古代遺跡研究会③ 飛鳥から桜井を歩いてきました!

みなさん、こんにちは。

歴史遺産学科2回生の末満優名と須賀映理子です。

 

今日は7月10日の古代遺跡研究会の活動を紹介します。当日の天気は曇りと晴れを行ったり来たり。じめじめとした湿気との戦いです(地味に体力を削られます)。

 

古代遺跡研究会では、古代の都が置かれた飛鳥から京都を歩いて、自分たちの目で遺跡を見ていきます。

 

第3回目は、飛鳥寺からスタートします。

 

飛鳥寺は、588年に蘇我馬子が発願し、596年に創建された、日本で最初の寺院です。

 

釈迦如来坐像は「飛鳥大仏」として親しまれ、鞍作止利(くらつくりのとり)作といわれています。

 

 

続いて、奈良文化財研究所飛鳥資料館へ向かいます。

写真は、向かう途中で見つけた「明日香村仕様」のローソン。

屋根、そして看板の色に注目すると、違いが見えてきます。このようにして明日香の景観を保っているのですね。

奈良文化財研究所飛鳥資料館に到着!

 

こちらのジオラマは、当時の飛鳥の様子再現したものです。先生が指差している所に飛鳥寺がみえます。

 

 

ジオラマを使って、先生の解説とともに自分達が歩いてきた場所を再確認しました。歴史の舞台を歩いている事を実感します!

資料館内にあるこちらは、山田寺の東回廊を復元したもの。山田寺は蘇我氏のお寺。

調査の結果この回廊は、日本最古の木造建築といわれる法隆寺より、さらに古い例だと分かりました。

山田寺は現存していませんが、発掘調査で格子窓(写真の黒いたてしまの窓)がなんとほぼそのままの形で発見されました。

 

 

こちらが、現在の史跡山田寺跡。

どんな場所かを事前に資料館で学んでおくと、見え方も変わりますね。

 

 

さて、三輪そうめんで一息ついて、

 

 

大神(おおみわ)神社に到着!堂々とした大鳥居をくぐります。

大神神社拝殿。三輪山が御神体であるため、大神神社には本殿がありません。

 

お参りをして、今日はここで解散。今回も沢山歩いた1日となりました!

 

 

/// 8/27(土)・28(日)体験入学型オープンキャンパス ///

 

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8/27(土)・28(日):お茶の歴史・文化と芸術について学ぼう

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