- 2022年8月6日
- 日常風景
2022年8月「クロスの熊本県天草市プロジェクト通信」No.1(8月6日_1)
みなさんこんにちは。
最近、一番下の娘(4歳)が歌う『新時代』を聴いて、
「うちの娘は、Adoさんを6歳ぐらいで越えるんじゃないか」
「その時のために、コネを使いまくって所属レーベルと仲良くしておいた方が良いんじゃないか」
と真剣に悩んでいる、強烈に娘を溺愛しているクロステックデザインコース教員の吉田です。
さて、実は、私吉田は、久しぶりのブログ?となります。
というのも、ご覧の皆さんはご存知ないと思いますが、
かつて、私は「京都芸術大学(その時は、京都造形)の編集長」と呼ばれ、
8年間365日1日も休まず、大学のブログを勝手に立ち上げて書いていた時代があります。
当時は、読者の受験生から「バレンタインのチョコレート」がインフォメーションにいくつも届き、
読者の受験生、在学生のお母様から、誕生日といえばプレゼントが届き続けたために、
自分の人気を勘違いし、「結婚しているとわかったら、ファンが離れる」と、
自分をジャニーズのように勘違いして、妻と結婚していることをひた隠しにしながら、
一人目の娘(もう10歳、小4になりました。今でもお父さんのことが大好きです)が生まれた瞬間に、
「毎日2時間もブログに割いちゃだめだ。その時間は、子育てに充てるんだ!!」
とあっさり、受験生と保護者のファンを置き去りにして、
その後は講演のたびに自己紹介で、子どもの話をするようになり、
あっさりブログをやめた家族最優先の編集長が、
2022年夏休みに期間限定で、ブログを更新!することになりました。
(もう、この冒頭の書き出しで、時代が変わったので、大学のアドミッションオフィスから怒られそうな予感しかしていません。
でも、怒られたら、頼まれて収録した、来週公開の「受験対策講座」をすぐにお蔵入りにするので、「私の背中には、5人ぐらいの受験生がいる」というプレッシャーをかけようと思います!!)
このブログがお蔵入りにならなければ、
■8月8日(月)から「ウラの手対策講座」が公開されます。
受験生の皆さんはぜひ!
↓
さてさて、久しぶりなので、枕が長くなりましたが。
今日2022年8月6日(土)から、学生5名を連れて(後から、他の学科の4人の先生が合流します)、
熊本県天草市に来ています。
熊本県天草市と京都芸術大学は、
2019年7月に「包括連携協定」を締結し、そこからさまざまな活動を行なっています。
そのきっかけになったのは、映画学科の山本起也監督から相談を受けたことが始まりでした。
「吉田さん、シャッター商店街を舞台にした映画を撮りたいんだけど、その舞台となるロケ地に心当たりない?」
と相談を受け、当時熊本県庁の仕事をしていた私は、
「じゃあ、熊本県庁に聞いてみましょう!」
とお繋ぎして、
そこから、山本起也監督のイメージにぴったり合致したのが、熊本県の天草市にある本渡「銀天街」。
そこは、なんと、本学副学長の小山薫堂先生のまさに実家のご近所だったというご縁も重なり、
当時まだ新型コロナの「コ」の字もなかった2018年12月の大学の忘年会で、小山先生と山本先生を引き合わせて、
そこから「やりましょう!」と即決で決まり、
2019年3月に、熊本県天草市で、シナリオ作成のためのヒントを探しに、「市民の皆さんとミーティング」。
そこから、2019年2月〜3月に、全編天草ロケで撮影された、映画『のさりの島』(監督・山本起也、プロデューサー・小山薫堂、制作・北白川派)
が、2021年5月に公開されました。
■映画『のさりの島』公式HP
その映画『のさりの島』の天草ロケでは、600人を越える地元のみなさんがさまざまな形でご協力いただき、
ロケ期間中は、かなりの熱気に包まれました。
(「映画は、神輿みたいなものだ」と言われますが、みんなでその神輿を担いでいるような感覚です)
そうした熱気は、映画制作時だけではなく、
2020年に突如到来した、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、予定していた映画公開も延期にせざるを得ず。
「良いことも悪いことも、全て天からの授かりものだと思って受け止める」
というのが、熊本県の方言である「のさり」の意味です。
まさに、「新型コロナ感染症拡大の社会状況も、全て天からの授かりものだと考えよう」と、
公開を延期して以降、「どうやってこの映画を届けるか」と、「天草市上映実行委員会」が結成され、金子代表を始めとする市民有志のみなさんの働きかけは、2022年8月の現在も続いています。
(そして、『のさりの島』への支援で天草フィルム・コミッションが、第八回JFCアウォード優秀賞を受賞しました)
そうしたご縁もあり、「この連携を今後も」ということで、先ほどの通り、2019年7月に天草市と京都芸術大学の「包括連携協定」につながり、
そのつながりを支えていた私は、流れで企画・プロデュースを担当し、
現在「吉田は、また天草か。年に何回行くんだ。天草好きだなぁあいつは」と学内で後ろ指を指されています。
(「そうです。また天草です。年に5回です。天草好きです」と無邪気に言って、呆れられています)
さて、そんなこんなで、今回(2022年8月)のプロジェクト。
今回は、学生5名を連れて、8月6日(土)から14日(日)まで、3つのプロジェクトを同時並行で進めるために向かっています。
(ちなみに、今日は朝6時に家を出て、新幹線に乗って熊本まで。それから、バスで3時間かけて天草に向かう途中でこのブログを書いています)
学生の内訳は、クロステックデザインコースの1年生2名と、
情報デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザインコースの3年生と映画学科俳優コースの2年生、環境デザイン学科の2年生の合計5名。
クロステックの学生だけにしないのが、「心が広い」と学内で3人ぐらいは言ってくれる私の「懐の深さ」。
とはいえ、こうしたご時世なので、参加学生、教員全員、事前の検査と、天草滞在中も講座前、講座後に検査をして臨んでおります。
注意を払いながら、活動を止めずにできる方法を考えて企画を進めています。
久しぶりのブログで、前フリだけで1回目が終わりましたので、続きは後ほど。
今年最後のオープンキャンパス
2022年8月27日(土)、28日(日)の体験授業型オープンキャンパスでお会いしましょう!