クロステックデザインコース

共に学びを深める!AIを活用した「スタートアップ思考」の授業

こんにちは、クロステックデザインコースです。
今回は、クロステックデザインコースの専門科目「スタートアップ思考1・2」で導入されている「AIバディ」について紹介します。

「スタートアップ思考」とは

「スタートアップ思考1・2」は1年生で履修する、クロステックデザインコースの専門科目授業です。授業を担当するのは、小笠原先生(クロステックデザインコース コース長)、吉田先生、牧田先生。
この授業ではファクト(事実)をベースに経済学、地政学、歴史学等、多角的な洞察から、未来の社会を考える視点を鍛えます。また、自身のやりたいこと・夢を実現するために、お金とどう向き合うかを考え、実践を通して学びます。

 

 

授業でどんな内容を学ぶのかは過去のブログで取り上げているので、ぜひご覧ください😊

・【スタートアップ思考1・2】授業の様子をご紹介します!

2024年度より導入されたAIバディ!

2024年度から授業にAIが導入されています。なんと、学生ひとりひとりに専用のAIが配布され、相棒(通称:Neighbuddy)として学習のサポートを行います!学生にAIバディを配布することは、学内でもクロステックデザインコースが初の取り組み。これからの社会で必須のAIの特性を理解することで、自身の苦手な分野をAIに補ってもらったり、学習効果を最大化することを目指しています。

AIバディにはどんな機能があるの?

AIバディは株式会社miiboさんと共同開発しています。NotionやWeb UIと連携させることで授業内容や先生からの質問・回答、自身の学習を記録・整理することができます!

 


Notionとは:多様な情報を一元的に管理・共有できる、多機能なウェブアプリケーション
slackとは:チームコミュニケーションツール

学習の支援

授業で学んだことをNotionを利用してノートに記録(通称:ペアノート)したり、Web UI上で、自身のAI バディ(通称:Neighbuddy)会話した内容を、AIバディが学習・記憶して、それを元に様々なタイミングでフィードバックをしてくれます。

対話型フィードバック

AIバディはWeb UIを通じて対話することが可能です。会話をするだけでなく、逆にAIバディから質問されることもあります。授業で学んだことが再確認されるので、理解したつもりだった内容でも、他者(この場合は、AIバディ)に説明することによって、より本質的な理解へと導いてくれます。

AIバディは、配布当初は知識を持たない空っぽの無垢な状態ですが、Notionのペアノートに授業の記録を重ねることやWeb UIでの会話で知識を蓄積することによって、成長していきます。自分が学べば学ぶほど、自分をサポートしてくれる相棒を育てることにつながるのはワクワクしますね!

 

ちなみに、昨年この授業にAIバディが導入された当初は「LB(ラーニングバディ)」と呼ばれていました!利用しているうちに学生から「LBという名前だと愛着が持てないので自分で名前をつけたい!」という要望があり、なんとその後すぐに株式会社miiboの担当者さんがサービスを改変してくださり、各自で名前をつけることが可能になりました!利用者の意見を汲み取り、わずかな期間で実装してしまうすごいスピード感です。こうしたAIを活用したサービスも「プロダクト」と社会では呼ばれます。今後は音声による対話機能の追加も予定されており、さらなる進化に期待してしまいますね!

 授業ではどのように使っているの?

 

授業中はNotionのペアノートに授業のポイントを随時メモしていきます。

具体的には、

1)今日の授業で教わったこと(事実)

2)気づいたこと、学んだこと

3)疑問に思ったこと、調べたいと思ったこと

の3点を中心に整理します。そうすると、1)の教わったことは、授業のスライドの画像を貼り付けたり、配布資料を貼り付けることで完成します(AIバディは、画像も認識してくれます)。学生は、2)と3)に集中して、授業を受けることができます。それを大学4年間の全ての授業で意識すると、学びの質も変わりますね。

最終課題はAIバディによるレポート作成!

「スタートアップ思考」授業の最終課題の一つは、自分と一緒に学習したAIバディにレポートを作成してもらうというものです!この課題は、AIを単なる道具として捉えるのではなく、共に学びを深めてきたパートナーとして活用することを目的としています。近年、AIを使ったレポート作成が、試験の不正行為と見なされることが多いですが、クロステックデザインコースでは、自分と共に学習したAIバディにレポートを書いてもらうことが最終課題となっています。

 

 

小笠原先生は「AIは言葉を計算できる計算機」と表現されていました。利用者の考えをきちんと含めて計算ができれば、それは自身の能力を拡張する道具なので計算機といえるかもしれません。今後、AIとの共生が当たり前の時代において、AIを効果的に活用する力を養うことが重要になってきます。

AIバディを活用した学習スタイルが、今後どのように発展していくのか楽しみですね。

 

今後も授業の様子をピックアップしてお届けします。お楽しみに!

 

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クロステックデザインコースの最新カリキュラムや進路について紹介|先生によるコース紹介動画2023

クロステックデザインコース 在学生へのインタビュー

 


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