文芸表現学科

卒業生・小山輝一郎さんがストーリー執筆をされたボードゲーム『謎とき探偵デューク&エルウィン』が発売中!

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

2021年度卒業生・小山輝一郎さんがストーリー執筆をされたボードゲーム『謎とき探偵デューク&エルウィン』(グループSNE制作・発売)が、2022年10月15日(土)に発売されました!

 

出展:株式会社グループSNEオフィシャルサイト(http://www.groupsne.co.jp/products/bg/d_e/index.html

 

物語の舞台は1930年代のニューヨーク・マンハッタン。

街角で寂れた探偵事務所を営む“安楽椅子探偵”デュークの元に舞い込む依頼は一癖も二癖もあるものばかり。

プレイヤーは、物語を読み進めるなかで現れる謎を、デュークの助手・エルウィンの視点で解き明かしながら依頼解決を目指します。

 

現れる謎は、スケルトンパズルや、色や数字、法則の問題など30種類以上。

スケルトンパズルとは、言葉でマスを埋めていくクロスワードパズルのようなものです。ただし、本作で扱うスケルトンパズルはクロスワードとは異なり、言葉は絵から探し出し、カードを並べてつくるというオリジナルゲームです。

 

物語を読み、実際に手を動かしながら謎を解き、物語を進め、そしてまた謎が現れる……それを繰り返して主人公たちを事件解決に導いていくゲーム内容となっています。

 

出展:株式会社グループSNEオフィシャルサイト(http://www.groupsne.co.jp/products/bg/d_e/index.html

 

 

これまでTRPGリプレイの執筆を進めてきた小山輝一郎さんにとって、今回のストーリーブック執筆は、いままでと一味も二味も違った執筆作業だったといいます。

 

▲これまでに出版された著書について過去の学科ブログで紹介しています。そちらもぜひご覧ください!

2021年4月20日投稿:小山輝一郎さん著『ソード・ワールド2.5リプレイ ユーシズ魔法学園録 魔神使いと影光の学舎』が発売!

2021年12月27日投稿:卒業生・小山輝一郎さん著『ソード・ワールド2.5リプレイ ユーシズ魔法学園録 魔神使いと影光の学舎2』が発売中!【学生ブログライターによる執筆】

 

 

本作のストーリーブックは4桁の数字が振られた、いくつもの段落で構成されています。

ゲームを遊んでいくと「○○○○へ進め」と指示が入り、該当する番号の段落を読むことで物語が進んでいくという、ゲームブックのような構造です。

そのため、1ページ目から順に読み進めたとしても主人公たちは依頼を解決することはできず、いきなり知らない場所で知らないものを調べ始めてしまうそう。

 

この構造をつくりあげるだけでも膨大な苦労があったことは容易に想像できますが、ただゲーム性を楽しませるだけではありません。

ひとつひとつの段落に書かれる文章を短くまとめていくことで物語にスピード感を持たせ、物語がつながる番号同士をあえて離すことで、ページをめくり次の物語を探し出すという、読み物としての工夫がたくさん盛り込まれているのも本作の魅力です。

 

ただ物語を楽しむだけの文章作品ではなく、かといってすべての謎を解き明かしてから物語を読み進めるものでもない。

物語と謎が同時に存在・進行していくからこそ、謎を成立させるために、一見事件とは関係なく見えるロジックが、どのように事件に関係してくるのか、どのようにキャラクターが関わっていくのかという点も、本作をより楽しめるポイントだそうです。

 

 

全3章にもわたる物語と、プレイ時間計6時間超えという特大ボリュームの本作。

これまでの作風とは異なり、新たにたくさんのことを学びながら挑んだという小山輝一郎さんの思いも感じながら、じっくりとプレイしてください!

 

 

 

 

謎とき探偵デューク&エルウィン

 

ここはニューヨーク、マンハッタン、1930年代。その南の街角のとある寂れた探偵事務所。“安楽椅子探偵”デュークは、不満げな目で逆向きの地球儀を回しながら新聞を眺めていた――。

 

グループSNEが贈る謎解きゲームの新作『謎とき探偵デューク&エルウィン』がいよいよ登場!

 

この物語の主人公、デュークはヒゲが目を引く名(迷?)探偵。安楽椅子探偵を気どっているので決して椅子から立ち上がらず、想像力をはたらかせて一見ふざけたような推理を展開しますが、これがたまに犯人の隠されたたくらみまで暴いてしまいます。
そんな彼の営む事務所に舞い込む依頼は、これまた一癖も二癖もあるものばかり。

 

プレイヤーのみなさんは、デュークの助手として事件現場に赴く少年エルウィンの視点で物語を読み進めます。そのなかで現れるさまざまな謎を解きながら、依頼の解決を目指してください。

 

文字カードを使ったスケルトンパズル(クロスワードパズルのようなもの)のほか、色や数字、法則の問題など、多種多様な謎の収録数は30問以上、物語は全3章(1章ずつに分けて遊べます)で構成され、プレイ時間は計6時間超の大ボリューム!
ひとりから、何人でも遊んでいただけます(推奨人数は1~4人です)。

 

事件の裏に潜む謎の真相とは? 世間を賑わす怪盗、プリンスの狙いとは? そもそもデュークはちゃんと依頼を解決できるのか!?
謎と物語によって描かれるデューク&エルウィンの大活躍を、ぜひお楽しみください!(小山輝一郎/株式会社グループSNEオフィシャルサイトより)

 

監修:安田均

ストーリー執筆:小山輝一郎(twitter @kiiChiROkOYAMA

パズル制作:柘植めぐみ、鯖井凌、ゼサン

制作・発売:グループSNE(twitter @GroupSNE

定価:3,520円(3,200円+税)

発売日:2022年10月15日(土)

 

プレイ時間:120分×3

プレイ人数:1〜4人

対象年齢:10歳以上

 

製品案内(株式会社グループSNEオフィシャルサイト):http://www.groupsne.co.jp/products/bg/d_e/index.html#info

 

紹介動画

 

 

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 

 

 

 

 

 

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