アートプロデュースコース

【美術史Ⅱ】学外演習に行ってきました👟

こんにちは!

アートプロデュース学科です。

 

10月21日(金)に美術史Ⅱの授業で学外演習に行ってきました!

 

美術史Ⅱの授業では、現代にいたるまでの西洋美術(映像メディア表現)の流れを通史として学び、各時代の特色やそれらのつながりを確認することを目的としています。

 

この授業では、授業内容をふまえて、古今問わず、さまざまな芸術表現に興味をもち積極的に作品鑑賞し、観察・分析・定義する力を培うことを推奨しています。

 

授業を担当されている山城大督先生からいくつか提案のあった展覧会や講演の中から、みんなで選んだこちらの公演を観に行きました!

 

Rhizomatiks × ELEVENPLAY× Kyle McDonald
“discrete figures 2022version”

 

COOL JAPAN PARK OSAKA WW HALL(会場)

 

会場サイネージより

 

会場内観客席にて

 

高度なトラッキングシステムやAIの画像生成と、ダンサーの身体性が組み合わさった素晴らしい公演でしたね!

舞台上で交差するバーチャルとリアルのパフォーマンスに終始圧倒されました。

 

公演終了後には、ポストパフォーマンストーク(登壇者:MIKIKO・真鍋大度・石橋素)があり、公演のクリエーションについてアーティスト自ら解説されました。

 

ポストパフォーマンストーク後、Rhizomatiksの真鍋大度さん・本間無量さんと。

 

右から本間無量さん(Rhizomatiks)、山城大督さん(京都芸術大学)、真鍋大度さん(Rhizomatiks)、アートプロデュース学科学生3名

 

“discrete figures 2022version”の公演を観た学生はどんなことを感じたのでしょうか。

アートプロデュース学科3年生の星野友香さんに公演の感想を聞きました!

 

アートプロデュース学科 3年生 星野友香さん

 

——

 

「身体とは、即ち多次元的な情報の集積であるのだ」という気づきが公演を鑑賞している最中にまず感じたことでした。

例えば、ダンサーさんの動きに連動して、等身大のフレームに関節ひとつひとつを表した光の点が投影される場面では、それがやがて線となり、面となり、流体となり、段々と立体的になっていくのですが、まるで乗算された数式のように重なり合って人間というハードウェアを表現しているように見えました。

そこに重厚で機械的な音響が、駆動する生身の手足と呼応し合うことで、現実と映像が共演する空間の中その境界が溶け合うように段々と曖昧になっていく感覚に非常に圧倒されました。

さらにARで作成された写し身の自分と踊ったり、光るドローンがダンサーさんと共演したりする様は、まさに表題である“discrete”「離散する」“figure”「身体」そのものを最新のテクノロジーを用いて表象し、肉体を持つ私たち人間と機械技術の新たな未来をも予感させるような舞台であったと思います。

 

(星野友香)

 

——

 

美術史としては最先端のテクノロジーを用いたアート作品の鑑賞となりました。

普段、静物のアート作品を鑑賞する機会が多い学生たち。

ドローンやAI、機械学習を用いたダンスパフォーマンスを観る機会は、山城大督先生からの紹介がなければ見逃していたかもしれませんね。

山城先生、貴重な機会をありがとうございました!

 


 

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