- 2022年11月8日
- ニュース
読書の秋におすすめプロダクト
ダイソー×プロダクトデザイン学科 産学連携プロジェクト!その1
こんにちは、プロダクトデザイン学科です。
秋も深まり、すっかり日も短くなってきました。

プロダクトデザイン学科のある松麟館4階からの風景。透き通った秋の空に夕焼けがキレイです。
さて、そんな秋の夜長の過ごし方といったら…「読書」です。
やっぱり秋といったら、「読書の秋」ですよね!?
今回は、読書の秋にふさわしい、皆さまの読書ライフをより充実させるプロダクトを紹介します!
電子書籍も便利ではありますが、やはり紙の本もよいものです。
紙の手触りに紙の香り、装丁の美しさ…紙の本にはモノとしての良さがあります。
そんなお気に入りの本をめくるひとときは、至福の時間。
そして、お気に入りの本は、読んでいないときも愛でていたい…そう思いませんか?
そんな思いを叶えるプロダクトが、ダイソーさんから発売されています。
本を愛でよう!『漫画を飾れる棚』
それが、こちら。
その名も、「漫画を飾れる棚」です。
自宅にある本棚にセットして、こんな感じでお気に入りの本をディスプレイできるのです。
お店みたいで、いい感じですね。

プロダクトデザイン学科1期生の卒展図録を飾ってみました!
こちら、巷でも話題になっているようで、Twitterでもバズっていて、こちらの商品を紹介したツイートには、12,000以上のリツイートが!
仕事帰りにダイソーに寄って良い物見つけた。
漫画を飾れる棚。京都芸術大学の方々が制作に携わってるみたい。流石デザインが良い感じ☺️♪
ゲームも置けるので、また今度買い足そう😆♪ pic.twitter.com/RnU844eFrZ— てぺてて (@XIxGXhF7teakyAi) October 4, 2022
こちらはダイソーさんと京都芸術大学プロダクトデザイン学科による産学連携プロジェクトによる商品で、現4回生の山本晟太さん[上宮高校出身]がデザインしたものです。
このバズり商品のこと、ご本人に話をきいてみました。
Q. この商品はどういう意図で作ったのか、商品化までの経緯を教えてください。晟太さんご自身、漫画とか本とかが好きだったんですか?
そうですね。小さい頃は漫画を自由に読ませてもらえないちょっと厳しい家で育ったんですけど、今、こうして自分で漫画や雑誌を買うようになってから、買った本にとても愛着を持つようになって、本棚に入れておくだけじゃなくて、飾って、見て楽しみたいなと思って、半分くらいは自分が欲しいからデザインしました。
新しくディスプレイ用の本棚を買うのも大変なので、100円で手軽にディスプレイできるような商品がほしいなと思ったんです。
そういう思いでこの提案をしたものの、自分の中ではそこまでいいアイデアとも思っていなかったんですが、ダイソーの担当者さんに「いい」って言ってもらって、そこからブラッシュアップしていきました。
Q. そして、めでたく商品化され、バズっていますけど、どんな気持ちですか?
たくさんの方たちに見ていただけ、嬉しいのはもちろんなのですが、ちょっとびっくりはしましたね。
こんなに反響があることは全然知らなくて、後輩から教えてもらったんです。はじめは「いいね」が200くらいでしたけど、どんどん増えて、「いいね」が2万とかになって…自分がデザインした商品をそれだけの数の人が見てくれてるってことが、とても嬉しかったです。
ただ、「デザイナーってつらいなぁ」な思いもあって、一つの商品にこんなにたくさんの反応があって、たくさんの批評にさらされるプロダクトデザイナーって大変な仕事だなと少し思ってしまいました。
あと、こうやって、バズるっていうのは、やっぱり100均でダイソーさんだったからというのが大きくて、多くの人が気軽に手に取れるものだからなのかな思います。
ぜひ、本棚の中のお気に入りの漫画や雑誌など飾っていただきたいです。

プロダクトデザイン学科のある松麟館のテラスから。笑顔がまぶしい。
山本晟太さんは、パブリックスペースのデザインを行う会社に内定をもらっているそうです。
子どもが大好きなので、子どものための遊具をデザインしていきたいと今後の抱負を述べていただきました。
これからもご活躍を期待しています。
素敵なプロダクト作っていってくださいね!
後ろの本にも光を!『お助け本棚』
そして、この産学連携の授業では、過去にも本にまつわる便利グッズを商品化しています。
それが、こちらの「お助け本棚」。
本棚の前と後ろの2列で本を収納してしまうと、後ろの本たちの存在を忘れてしまいがちです。
こちらは、そんな後ろの子たちにも光を当てる素敵な商品です。
こんな感じで、後ろの本の背表紙もばっちり見えます。
このほか、二段重ねでも収納でき、2WAYで使える便利なグッズです!
こちらは2017年の産学連携プロジェクトから生まれた商品で、今でも販売中の定番商品となっています。
ぜひ、ダイソーさんの店舗で商品を探してみてくださいね。
きっと、皆さんの本との暮らしが素敵なものになりますよ☆
このほかにもダイソーさんとプロダクトデザイン学科の学生によるグッズが続々と商品化されています。
☞ダイソーさんネットショップはこちらから!
目印は、大学のロゴマーク!
大学在学中から、デザインした作品が商品になるって、すごい!
そして、このプロジェクトに参加した学生の中から、ダイソーさんに内定を決めている学生もいます!
次回は、そんな学生たちに話をきいてみます!
☟瓜生通信で昨年の産学連携プロジェクトの様子が紹介されています。
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/885
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