文化財保存修復・歴史遺産コース

「屏風の解体ショー」開催しました!

こんにちは、歴史遺産学科です。

8月8日(火)、歴史研究クラブ「屏風の解体ショー」を開催しました!

 

 

「解体ショー」としていますが、これは屏風の修理のために行うものです。そこでまず、文化財としての屏風について、ご専門の大林賢太郎先生によるミニ講義からスタートしました。屏風の歴史や種類についてのお話に、皆さん真剣に耳を傾けていました。

 

3隻の屏風を用意しましたが、当日はこちらの屏風を解体しました!

 

まず縁木を外し、釘を抜いていきますが、危険な作業のためここは大林先生が1人で頑張ります!

手伝ってくれているのは、大林ゼミ3年生の岩元綺海さんです。ボランティアでサポートに来てくれました。

 

全ての釘を抜くのに先生も四苦八苦、終わるころには汗だくです。

 

 

 

 

1扇ずつに分かれました。

次に竹べらを使いながら、まずは裏貼紙を剥がしていきます。

 

 

きれいに剥がれましたね。

さあ、下貼りの部分がどうなっているのか観察です。

 

では、順に下貼りの層を剥がしていきましょう。

下貼りの層にもそれぞれ名称がありますが、ここでは割愛します。

 

剥がれやすいように噴射器で精製水を噴霧します。

 

 

驚いたことに、ここでアイロンの登場です。

アイロンをかけることで、糊がゆるくなり剥がれやすくなるそうです。

 

 

ピンセットを使いながら丁寧に剥がしていきます。

 

 

協力しながらそろりそろり。

下地骨の木が見えてきました!

 

 

きれいに剥がれて思わず拍手!

 

 

 

文字の書かれた和紙が何層にも重なっているので、さらに丁寧に剥がしていきます。

 

くずし字のため読解が難しいですが、数字が書かれているものなどは何かの帳面ではないか?と皆で推測を楽しみます。

下貼りの部分から、当時の人々の生活を伺い知ることができるなんて、本当に思わぬ宝物の宝庫ですね!

 

 

熱中して解体しているうちに、あっという間に予定の時間となってしまいました。

 

暑い中ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

 

 

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<文化財保存修復・歴史遺産コース> 

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