文化財保存修復・歴史遺産コース

体験授業型オープンキャンパスご参加ありがとうございました!

今回は、8月26日(土)、27日(日)に行われた、体験授業型オープンキャンパスの様子をお届けします!

 

本コースでは、増渕麻里耶先生(専門分野:文化財科学・考古科学)の模擬授業を体験していただきました。

 

「文化財に使われている金色・銀色素材について学ぼう」と題して、講義の間には簡単な実験も体験していただきました!

 

 

神社の鈴などの祭礼用具や錺(かざり)金具には金色や銀色の素材が使われ、煌びやかな印象を与えてくれます。皆さんは金色や銀色にどのようなイメージを持つでしょうか?日本に限らず、世界中で古くからこれらの素材は装飾に使われてきました。

 

しかし、これらは本当に金や銀で作られているのでしょうか?

 

 

こちらに3種の錺(かざり)金具があります。

見比べてみましょう。

若干色に違いがあるようですが、目視しただけでは何で作られているのか予測することは難しいです。

 

そこで、科学の力、蛍光X線分析装置(XRF)の登場です!

 

 

装置に入れて1分も待たずに分析結果が出ました。

 

 

みなさん、元素記号は覚えていますか?

結果、これらは金色に見えていますが実は金ではない、真鍮などの銅の合金であることが分かりました。

さらに少量の金が検出されたものは、金メッキが施された錺金具です。

 

次に、金色・銀色とはそもそもどんな色なのかを確認するため、簡単な実験を行いました。

用意したのは、金色と銀色の折り紙と、アセトン(溶剤)です。

 

アセトンを含ませたキムワイプ(紙ワイパー)でそれぞれの折り紙をぬぐってみます。

 

銀色の折り紙では、何も変化はありませんでしたが、

 

金色の折り紙をぬぐってみると、、、

 

キムワイプがオレンジ色に! ぬぐった部分の紙は銀色です。

 

 

つまり、金色は、光を反射する煌めきと、色(黄色~オレンジ)で構成されていることが分かりました。

 

また、蛍光灯で見る黄色・金色と、蝋燭の灯で見る黄色・金色の違いも確認しました。

暗闇の中で煌めく金色は幻想的です。

蛍光灯のない時代の風景に思いを馳せます。

 

 

ご参加くださったみなさま、大学での授業の雰囲気を、少しでも感じていただけたでしょうか?

ただ知識を詰め込むだけではなく、なぜ、どうして?を追及していきます。

 

 

文化財保存修復・歴史遺産コースに興味を持ってくださっているみなさま、体験授業型入試Ⅰ期のエントリーが間もなく始まりますので、ぜひご検討ください!

 

 

 

<総合型選抜>体験授業型入試Ⅰ期(エントリー受付 ~9/5まで)

 

→ 入試の詳しい内容や、エントリー方法はこちらから

 

 

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