文化財保存修復・歴史遺産コース

学生作品展の様子をお届けします! (後半)

前回のブログでは、歴史文化領域の3つのゼミの展示をご紹介しました。

後半では、文化財保存修復領域の3ゼミと、研究会の展示の様子をお届けします!

 

【溝邊ゼミ:文化財保存修復領域(民俗文化財)】

 

溝邊ゼミでは民具の修復、民俗資料の整理などを行っています。今回は修復した絵馬を展示しました。

 

 

また、昔のくらしへの理解を深めるため、授業では電気パン作りや出汁(だし)取りにもチャレンジしました!

電気パン作り、聞いたことありますか?戦中から戦後にかけて流行したパン作りで、生地に電気を流して焼き上げます。ゼミでは経験者からの聞き取りを元にレシピを再現しました。

 

 

修復した絵馬

 

黒でんわ、懐かしいですね、、、

 

ワークショップでは、虫食いを想定した穴に樹脂を補填したものを、木となるべく同じ色合いになるように彩色をしていただきました。

 

 

 

【増渕ゼミ:文化財保存修復領域(文化財科学)】

 

 

増渕ゼミでは、それぞれが研究の対象として選択したもの(絵画、土器、金属や木材など多岐に渡ります)を対象に、化学分析や実験観察、資料研究などを通して研究をすすめています。

 

 

プロジェクト演習の授業では、千總文化研究所指導のもと、株式会社千總所蔵の型友禅の絵刷冊子のデジタルアーカイブ化を目的として活動を行っています。

 

繧繝彩色の模写も行いました。

 

パネルでは、繧繝彩色の制作過程と、制作した模写作品の断面をデジタルマイクロスコープで分析した結果を展示しました。1000倍の世界では絵絹の繊維や顔料の重なりを見ることができます!

 

「繧繝彩色を撮影してみよう!」のワークショップの様子です。

 

 

 

【大林ゼミ:文化財保存修復領域(装こう文化財)】

 

 

大林ゼミでは、修復を行った奉書紙文書と、タンカ(仏教に関する曼荼羅・人物を題材にした軸装のチベット仏画)を展示するとともに、その修理について紹介しました。

 

 

修復されたタンカは、大変色鮮やかです。

解体した後、本紙は剥落止め、補彩を施し、布は新調し染色しなおしています!

 

 

こちらは奉書紙文書の復元と修復に使用した用具です。

 

 

 

 

 

【研究会の展示】

 

研究会展示コーナーでは、3つの研究会

「日本庭園研究会」「古代遺跡研究会」「昔のくらし研究会」の活動の様子をパネル展示しました。

 

「昔のくらし研究会」では、綿花の栽培から、糸紡ぎ、綿実油絞りに挑戦中です。

テーブルの上にあるものは、糸車、綿繰機などです。

 

 

 

3年生は早い時期から打ち合わせをし、夏祭りをテーマにスタンプラリーなど、細部までこだわりぬいた展示を完成させてくれました。3年生のみなさん、素晴らしい展示をありがとうございました!

 

 

10/28(土) ホームカミングデー!

 

開催日:2023年10月28日(土)

「繋がりをさらに広げましょう!歴史遺産学科ホームカミングデー」10:00~12:00

 

文化財保存修復・歴史文化コースでは、対面+オンラインでの交流を企画しています。卒業生の皆様、ぜひご参加ください!

 

「今年、伊達仁美先生の後任として溝邊悠介先生が専任講師として着任されました。大東市立歴史民俗資料館や奈良県立民俗博物館の学芸員を務められ、本学出身で過去の演習授業をサポートしてくださっていたので、ご存知の方もおられるでしょう。今回のホームカミングデーでは、溝邊先生のミニ講義を行ない、参加者のみなさんと旧交をあたためたいと願っています!」

 

参加予定教職員:

仲隆裕、大林賢太郎、増渕麻里耶、木村栄美、宇佐美智之、溝邊悠介

 

お申込みはこちらから

https://www.uridou.jp/hcd/2023/

 

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