アートプロデュース学科

学生紹介

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2014年1月21日  学生紹介

博物館実習に行ってきました!

4回生の河原功也くんが学芸員課程で博物館実習に行ってきました。
そのレポートを紹介します。

 

 

 

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アートプロデュース学科4回生 河原功也

実習期間:8月24、25、29、30、9月1日の5日間

実習先:京都造形芸術大学 芸術館

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 展示演習

 

———学芸員実習を経て

 

 夏も落ち着きかけた8月下旬、そこからの5日間は規則正しかった。学内での実習ということで、朝9時から大学にきちんと行って、夕方までみっちりと講義に演習と密な時間を過ごしたからだ…。

 

 私が博物館学実習の実習先としてお世話になったのは、本学学内にある芸術館である。芸術館は、本学の収蔵作品を常設展示している博物館相当施設として、主に、縄文時代の土器、装身具、土偶などのコレクション200点(詩人・宗左近氏寄贈)やシルクロード沿道の工芸品約170点(考古学者・江上波夫氏寄贈)、浮世絵師・豊原国周の作品約360点(京都芸術短期大学 元学長・大江直吉氏寄贈)などを収蔵・保管・展示している。

 

 1日目は、美術品梱包の講義と演習を行った。「白薄葉紙」というとてもうすい紙を用いた陶器や壷の梱包を体験した。普段、美術作品の梱包はプチプチのついた透明の梱包材を使うことが多いが、今回は、そのプチプチのエアー機能まで一から作成した。エアーの部分は綿を白薄葉紙で包んで、必要な大きさや長さに合わせて作成した。作品の形や大きさ、素材などから判断して、観察しながらつくっていくのだ。梱包材をまとめて結ぶときの紐も白薄葉紙を割いて何回か伸ばして鞣して強度をもたせて、使用する。この一連の動作のなかで、「できなさ」という不便を実感した。この「できなさ」はとても大切なことで、できないのならどうすればいいのか、という前向きな問いを私たちに与えてくれる。ゆっくりとできないことに対して考える時間があってもいいのかもしれない。

 

 2日目は、浮世絵作品の調書作成のほか、広報論の講義を受けた。「福笑い」を使って、チラシやフライヤーなどの情報の見せ方、配置について考えた。3日目の学外演習では、「角屋もてなしの文化美術館」(下京区)と「京都芸術センター」(中京区)の2カ所を見学した。京都の歴史に深く関わる場所でもあったので、建物だけでなく土地のもつ慣習や特性を観察することができた。4日目は、広報実習ということで展覧会を開催することを想定し、グループに分かれてフライヤーを作成。コンセプト文を1時間弱で書かなければならなくて、頭を煮立たせ強引に収束・完成させた。

 

 最終日の展示演習では、芸術館にて展示作業を行った。闇雲に展示作品を選んだり、設置するのではなく、じっくりと時間をかけて、コンセプトを考え、その中から作品選び、順番など細かいところまで、グループの全員で話し合うことを心がけた。

 

 今回の実習では、グループワークを通して「話し合い」「共有」することを重点におくことで、慣れない関係性の中でも、それぞれが学んできたことを引っ張り出し活用することができたと思う。

 

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