こども芸術学科

久御山町立御牧小学校での出前授業|3年次「Azemi」

 

11月5日朝1限目から4限目まで、久御山町立御牧小学校で出前授業を行いました。



Aゼミ3回生のサポーターで、1-2限は5年生約30名を対象に、3-4限は6年生42名を対象に造形遊びを実施。

テーマは、普段の教室を変えちゃおう!という視点で、蜘蛛の巣を張り巡らす。

タコ糸やテープを張り巡らし、そこに新聞紙を丸めたり、裂いたりして吊り下げる。
空間の体験をからだ感覚で楽しみジャングルのような、森の中のような、不思議なテンションの中、子どもたちはワーワー、キャーキャー。
教室が飽和してきた頃合いに、みんな床に寝そべりうずくまっての鑑賞。ひと時、ほっこりした時間を味わう。
その後、ハサミで糸を徐々に切り落とし、寝そべる子どもたちの上に紐や新聞紙が、かぶさっていく。最後は全部切り落とされ、これまたワーワー、キャーキャー。
今度は、手で細かく引きちぎる。みんなかけ合ったりしてのテンションに。
ポリ袋に詰め込み、この場におりてきた精霊に形をつけるという神様づくり。
最後は、また元の教室に。
さっきまでのジャングルは、あっという間に元の教室に。何事もなかったかのような、でも確かにポリ袋でできた神様らしきものが残った。

ここ、御牧小学校は、1月に毎年「左義長」というどんど焼きを行うそうです。高さ15mもの竹で組んだやぐらにお正月のお飾りや、書初め、お世話になったものを飾り、火をつけます。その様は、龍が天をめざし昇っていくようです。
今回の神様も来年の1月に昇天の予定です。

小学校の皆さん、ご苦労様でした。ゼミ生も小学生パワーにたじろぎながらもいい時間を楽しんだと思います。
写真は、後日、掲載します。お楽しみに。

<541542543544545>