- 2015年7月10日
- 日常風景
【授業紹介】ARTZONE
アートプロデュース学科では、学内のまなびを社会の中で実践する場所としてARTZONEを運営しています。
河原町三条という恵まれた立地にあるARTZONEは、展覧会やイベントの企画から実施、広報活動、日々の運営まですべて学生主体で行っています。
ARTZONEでは、主に次のような実践を行っています。
- ①アーティストの発掘、展覧会企画の提案
- ②作品の展示および照明など展覧会場の設営
- ③フライヤーやポスターなどの制作
- ④新聞や雑誌などのプレス対応、フライヤー配付など広報研究
- ⑤HPやブログでの情報発信
- ⑥インタビューや批評などの執筆、出版物の制作
- ⑦展覧会やイベントの収支計画づくり
- ⑧さまざまな人が集い、出会う「場」づくり
これらを通して、日々、社会とアートを繫ぐ手法をまなんでいきます。
現在は、明日から始まる和紙の展覧会の搬入を行っています。
この『見せる和紙~matiere×texture~』展は、3回生の加藤夏帆さんが自ら企画し、約一年間をかけて今回実施に至りました。
1500年の伝統を誇る「越前和紙」をアートとして魅せる、革新的な試みの展覧会ということもあり、会期前から新聞や雑誌といったメディアで紹介されています。
▲展覧会を企画した加藤さんです。
7月10日の『福井新聞』にカラーで記事が掲載されました。
▲雑誌『Leaf』8月号のイベントインフォーメーションでも紹介されました!
搬入の様子です。
この展覧会の目玉でもある30メートルの長さの和紙を設営しています。
折れ目がついたりシワにならないよう慎重に行わなければならないので、思った以上に人手と時間がかかります。
作業は深夜にまで及びましたが、本展一番の大掛かりな設営が完了してホッとしたようです。
■展覧会概要■
タイトル: 魅せる和紙 ~ matiere × texture ~
会期: 2015/7/11〜8 /1
時間: 平日 13:00〜20:00 土日祝 12:30〜20:00
会場: ARTZONE
企画: 加藤夏帆(京都造形芸術大学 アートプロデュース学科3回生)
▼関連イベント 明日開催です!
2015年 7月11日(土)
・16:00~ アーティストトーク
ゲスト:杉原吉直(杉原商店)+作家:瀧英晃、三田村哲郎、柳瀬翔、山下寛也+司会:加藤夏帆(アートプロデュース学科3回生)
和紙の需要が減りつつある現在、これからを担う若手和紙職人たちは何を思うのか。和紙キュレーターである杉原さんをお迎えして、伝統文化世界の中で活躍する人たちの生の声を是非お聞きください。
・18:00~オープニングパーティー
どなたでもお気軽にご参加ください。
ARTZONEのホームページはこちら
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【予告】
7月12日(日)開催 一日体験入学B
「見せ方ひとつで傑作に?」
誰でも気軽に撮ることができる写真。あなたのケータイにもきっと何枚もあるはず。
でも、撮った後の写真って意外と見ないものですよね。
実は、「なんてこと ないや」と見過ごしていた写真も、見方と、見せ方次第で「傑作」に変えることができます。
この授業では、作品を「見せ方で魅せる」術を学びます。
アートプロデュース(ASP)学科の授業を体験できるチャンス!!!!!!
概要、申し込みはこちらから