- 2016年5月6日
- 日常風景
摺り漆お箸製作!
こんにちは!連休明けの金曜日、
生憎の雨模様ですが保存修復に関した基礎演習の授業風景をお伝えします!
摺り漆(すりうるし)という漆塗りの技法を用いて、
お箸づくりをおこないました。
学生はこのゴールデンウィーク中に木材を削ってお箸の形を完成させました!
漆はかぶれますので、手袋を用いての製作です。
摺り漆とは、生漆(きうるし)を何回も木地に摺りこみ、
木目を生かす漆芸品の製作技法です。
漆をぬり、布で漆を摺りこみます。
彫り模様や木目の違いで出てくる模様が変化し、おもしろいです!
1人ひとり、箸の形の違いでも個性が出ますし、
木目の違いでもできあがってくるものが違いますね!
3回ほど摺りこんだら、乾燥させます。
その間に漆工芸品の螺鈿(らでん)を観察しました。
貝の真珠層を用いた細工がとても美しいです。
学生たちも感嘆の声をあげてました!
お箸の出来はまたブログにて!
おたのしみに!!