- 2013年6月11日
- 日常風景
学生ブログより:「キャラデ真剣ゼミ~小野先生ゼミ編~」
6/16(日)に、1日体験型の公開授業が行われます!
キャラクターデザイン学科では、村上聡先生が講義をしてくださり
「物体をキャラクター化する」というワークショップを行う予定です。
キャラクターとは?どうすれば魅力的なキャラクターが作れるのか?といったお話が
聞けるので、「気になるな」「聞いてみたい!」という方はぜひお気軽に受講してみてください!
「キャラデに入ったらこんな授業が受けられるのか~!」といった雰囲気もつかめると思いますよ。
体験授業への参加にはエントリーが必要なので、詳しくは
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/program/
を見てください!
たくさんのご参加、お待ちしております!
というわけで宣伝でした。
こんにちは!副手の齊藤です。
さて、みなさんご存知の通り、キャラクターデザイン学科には、学生たちの運営する公式サイトがあります。
URL: http://cdkouhou.blog.fc2.com/
現在企画の一つとして、学科内で行なわれている様々なゼミの紹介を行なっています。
総合芸術を謳うキャラクターデザイン学科では、多岐に渡る様々なジャンルのゼミが行なわれています。
各担当の先生とジャンルはこんな感じです↓
<2回生用ゼミ>
池田篤史先生:CGアニメーション
岩本守弘先生:サウンド
野村誠司先生:セルアニメーション
三木康次先生:自由創作
<3回生用ゼミ>
小野日佐子先生:イラストレーション
栗田ロビン先生:自由創作
古賀俊輔先生:企画・プロデュース
児玉徹郎先生:映像制作と展示
村上聡先生:ゲームデザイン
ほんと、色々ありますね!学生たちはこの中から自分の将来に合ったゼミを選択します。
学生ブログでは、この学科の目玉とも言えるゼミの魅力を伝えるため、実際に行なわれている内容を学生目線で紹介しています。
以前紹介した「キャラデの真剣ゼミ、始まる」の記事で3回生松原くんが古賀先生ゼミを紹介してくれましたが、
今回はその続き、第2回目をお送りします。
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こんちゃす。梅木です。
キャラデの真剣ゼミ第二回目は私梅木が選択している小野ゼミです。
小野日佐子先生は本学科の学科長でもあります。
世界的肖像画家であったりとすごい経歴の持ち主ですが
実はお茶目で自分がオモシロイと思ったことをとことん追求する方です。
時に厳しく、私もビシっと喝を入れられることもありますが
学生にもとてもフランクに接してくださいます。
そして、このゼミではイラストレーション制作をしています。
ゼミ外ではありますがイラストレーション演習という授業ともリンクしています。
このゼミで重要なのはただ授業課題として絵を描くということに留まらず、
現実的に用途や需要のあるイラストを制作していくということです。
具体的な例としては電子出版の挿絵を制作したり、販売促進をするポップを制作し、
実際にその絵が現場で使用されます。
課題がもはやクライアントの要望なのです。
私は2回生の頃より電子出版で小説の扉絵を描いています。
今回は実際に配信されているものの中からひとつだけご紹介。
江戸時代を舞台とした小説なので浮世絵風、
でもちょっとモダンにということで制作しています。
普段自分が描く絵柄とは明らかに違うものを時には10点ほど仕上げることになります。
技術面以外に、今後イラストを描いていくうえでの精神面も学ぶことができました。
創作をする上でモチベーションというのはかなり重要ですが、
そのモチベーションの浮き沈みをコントロールして制作しなければなりません。
気分が乗らないから描かない描けないではいけないのです。
この小説は連載モノなので毎月ほぼ同じ枚数を一定のクオリティで仕上げていきます。
これまで趣味でイラストを描いてきた人たちは
お仕事として絵を描くとは一体どういうことなのか、
そのようなことが学べるゼミでもあると思います。
小野先生は昔イラストレーション会社を経営しておられたようですし、
現場のリアルな話も聞けるかもしれませんね。
といったところで小野ゼミの紹介でした。