美術工芸学科

授業風景

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2018年7月31日  授業風景

【基礎美術2年生】楽茶碗を作るのは楽じゃなかったー!!

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基礎美術コースの2年生の6月、7月の課題は陶芸です。

先生は小川裕嗣先生と清水志郎先生。今年は主に小川先生に指導していただきました。
1年生の時に引き続き楽茶碗を作ります。今年は黒楽に挑戦!!

 

陶芸とは言っても基礎美術コースの陶芸はちょっとわけが違います。
なんとお茶碗を作る土を自分たちで取りに行くところから始めました。
持ち帰った土を水の中で撹拌し、重たいものが下に沈む原理を利用した水簸という技法で砂利などのいらないものと粘土に分けて、土を取り出し、乾燥させてようやく作陶スタート!

 

楽茶碗は手びねり。昨年の経験や反省を踏まえて今回の茶碗作りに挑みました。高台を含めた全体の削りは特に気を使うところ。それぞれの学生の個性もここで現れてきます。

また今年は自分のお茶碗だけでなく、最後の窯焚きの際に使う内釜も学生が作りました。サイズが大きいのでこちらも一仕事。。。

今回は釉薬にも一工夫をしました。なんと自分で取ってきた石を粉砕機とミルを使って粉々にし、少しだけ釉薬に混ぜて自分の色を作っていきました。
小川先生曰く「正直プロでもこんなことする人滅多にいない」。。。。
この方法は小川先生の深い考えがあってのこと。基礎美術の学びは一年中陶芸をやるようなやり方ではないため、遥か昔に人間が陶器を作り始めた頃の基礎中の基礎を学ぶことで物を作る本質に学生が触れてほしいとの考えから、こうした一見回りくどく、手間がかかる方法をとっているとのこと。指導一つにもその教員の哲学が現れます。

 

最後は窯で釉がけしたお茶碗を焼いていきますが、この時も電気釜などは使いません!窯を作る作業も自分たちで行い、炭を使って一碗、一碗丁寧に焼いていきます。今年の京都は猛暑でこの日も40度近く外気温がある上に窯の近くはさらに高温!学生たちは熱中症に気をつけながら、体力の限界まで使ってそれぞれのお茶碗を焼いていきました。

 

最終日は合評。
お茶碗は見た目だけでなくて、実際に飲んで見てその真価がわかる。という先生方のお計らいで、合評前に美味しいお菓子とお抹茶をいただきました。

日数以上に濃密な時間だった陶芸の授業。楽茶碗を作るのは楽じゃなかったー!!

この授業を終えるとようやく基礎美術の2年生にも夏休みが訪れます。
みなさんお疲れさまでした〜。

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