- 2013年7月15日
- 日常風景
歴史遺産学演習Ⅰ Cクラス~後半授業2回目~(執筆者:文化遺産コース3回生 高野栞)
6月27日(木)
今回は、重要文化財である旧三井家下鴨別邸での2回目の実習です。
前回に比べると暑さも少しましになっていましたが、やはり学外での実習ということもあり、みんな蚊に刺されていました…
午前中は、主屋の北側の木を剪定しました。
Before
このように木が鬱蒼としているので、奥にあるはずの主屋が見えません!
おまけに地面は枯葉だらけ…
庭師さんが枝を切って形を整えてくれています。
山のように落ちている枯葉を集めているところです。
先生もズルズルと木を引っ張っています。
みんなで作業した甲斐あって
After!!
なんとこんなにスッキリしました!これで主屋も見えますね。
お昼前には先生から測量の仕方を教わりました。
お昼後は庭師さんと一緒に庭園内の剪定を行い、
その後はグループに分かれて、
①立地と地形
②地割と動線
③建物の構成
④庭園の構成
⑤景観の構成
⑥損傷個所
上記6項目について調査しました。
それぞれの調査が終わった後は、京都工芸繊維大学の矢ヶ崎善太郎先生から近代和風建築についての話を伺いました。
学外で実習することで、普段の勉強だけでは得られない体験ができ、皆とても良い経験になったと思います。
矢ヶ崎先生からのお話も、とても興味深かったです。
この授業は次回で最終回を向かえますが、次回も引き続き庭園や建築の調査を行います。