- 2019年2月26日
- イベント
【卒論発表会・卒業展】ありがとうございました!
こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
暦の上では春を迎えていますが、まだまだ寒い日が続きますね。
暖かくなる日が待ち遠しいものです。
さて、2月9日(土)~17日(日)に卒業展が開催されました!
そして2月10日(日)、11日(月祝)には卒業論文発表会が開催され、在学生や卒業生、保護者の方、
たくさんの方がお越しくださいました。
2月10日(日)に歴史文化領域、11日(月祝)に文化財保存修復領域の学生が発表しました。
発表10分、質疑応答5分の1人計15分の発表のなかで自分が行ってきた研究を簡潔にまとめ、
かつ分かりやすく人に伝えなければいけません。
「限られた時間の中で自分のやってきたこと、考えや伝えたいことを簡潔に伝える力は
社会に出ても必要になってきます。」という先生の講評の言葉にもあったように、
学生たちは身を以ってこのことを感じたことと思います。
また、「発表をもっと聞いていたかったです」という先生の言葉も印象的で、充実した発表会となりました。
卒業展では、研究成果について展示発表しました。
展示コンセプト、レイアウト等全員で案を出し合い、準備を進めました。
今年の展示コンセプトは「川」です。日々流れるように時を刻むというキーワードから、
「歴史遺産とは、過去の人々の営みを知り、現在と未来を考えること」という言葉を念頭に置き、
それぞれの研究について展示で表現しました。
個々の研究テーマも多種多様です。
「京町屋の保存活用の問題」について様々な町屋を調査した研究や、
正倉院に伝わる染色品の技法について復元を試みた研究も。
また、様々な水族館の展示手法や工夫点をまとめ、水族館が持つ機能について考察した学生も。
展示では研究ノートも自由に閲覧できるようにしていたり、どのように研究を進めたのかについて
知れる工夫もされていました。
4回生の皆さんは、卒業論文発表会、卒業展を経てまた次のステップへ進んでいきます。
4年間での学び、経験を活かして今後も頑張っていってほしいです。
ご覧いただきましたみなさまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!