(大学院)文芸領域 高木 朝子
宝石学を一般にひらくための私家本の編集・制作
<作品名>
萌える宝石学
「宝石学」を軸に据え、宝石愛好家や宝石に関わるキャリアを選んだ人たちの〈萌える〉想いを表現する私家本『萌える宝石学』を制作した。宝石学の多様な世界を伝えるべく、インタビュー・座談会・コラムと執筆手法に変化をつけた取材記事および寄稿記事のバリエーションで構成した。
冊子全体を、次の三部および寄稿記事で構成:
Part 1 宝石学×好奇心|宝石を知る
宝石そのものの魅力とマニアの探求心を見せる章で、取材記事 2 本、寄稿 1 本、コラム 1 本を収録。巻頭記事では作り手による宝石の選び方と作品を紹介。続くビジュアルページでは、次の実験レポート寄稿者の私設ラボを見せ、寄稿記事へと繋いだ。最後は宝石学のフィールドワークに欠かせないミネラルショーを紹介するコラムで締めた。ビジュアル重視のページデザインで読者を宝石の世界に引き込む工夫を施した。
Part 2 宝石学×キャリア|人を知る
宝石にかかわる仕事をする人たちのインタビュー記事 3 本と、寄稿 1 本で構成。各インタビューでは、宝石を扱う職業の多様性や、それに至る道のり、やりがいを紹介。記事は見開き 2 ページの統一フォーマットでまとめ、読みやすさを重視
した。章の最後は、ベルギーの老舗ジュエラーへの特別インタビュー(寄稿)で締めくくった。
Part 3 宝石学×ことば|言葉を知る
宝石学翻訳者 4 名による座談会。普段は表に出ることのない翻訳者やリエゾンの視点や体験を盛り込んだ。宝石学翻訳というニッチな分野の紹介から、翻訳手法、現代英語の傾向、イギリス英語とアメリカ英語の違い、言語の文化的背景まで、宝石学翻訳にかかわる専門家たちの真面目で愉快な話を伝える。
特別寄稿
本誌の宝石学監修者でもある宝石学者による寄稿。宝石学の学際的な側面と研究を掘り下げた内容を 5 ページにわたって展開。研究者ならではの視点を取り入れることで、冊子全体のクオリティを高めた。
デザインとレイアウト:
制作は Microsoft Word を使用し、「ページもの」として成立するレイアウトの可能性に挑んだ。ビジュアルとテキストのバランスを工夫し、各パートのテーマを効果的に見せて、読ませる構成を意識した。
最終的に、上記のコンテンツを A5 判、32 ページ(目次~奥付)の冊子形式としてまとめた。
高木 朝子
(大学院)文芸領域
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