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特別でない人間だからこそできる、特別でない人を応援する冊子の制作

(大学院)文芸領域 渡邉 暁

「特別でない人間だからこそできる、特別でない人を応援する冊子の制作」
 30代独身男性サラリーマンが抱えている「悩み」をテーマに、ZINE形式の冊子を作成した。この「悩み」とは、私を含め、特別でない一般的な30代独身男性サラリーマンの多くが抱えているであろうものを対象としている。
 構成は、第1章と第2章の二部構成。第1章は前書き・自己紹介。自己紹介や私の置かれている状況などの説明を通じて、私が特別でないありふれた30代独身男性サラリーマンであること、様々な悩みを抱えていることを示す。そして、その悩みを解決するために、様々な本を読んだり同じような立場の人に話を聞いたりした取り組みをまとめるという、本制作物の目標を明らかにする。
 第2章では、悩みを具体的に「自分再発見(生き方、価値観)」、「仕事・働き方」、「金・資産」、「人間関係」、「ライフスタイル(趣味・健康)」に分けて取り上げてゆく。
それぞれの悩みについて、まず自らの状況や感じている課題を読者と共有する。例えば、「自分再発見(生き方、価値観)」の項目では、自分が何をしたいのか何を求めているかが、よくわからなくなってしまったこと、そのような現状を変えるために、本を読んでワークなどを実施したこと、その取り組みによって再認識した自分が、どのような人間であるかなどをまとめている。その後に、その悩みを解決するのに役立った本を3~4冊紹介し、所感や読後の心境の変化について記載した。
 また、第2章内には、幕間として30代男性サラリーマンに「悩み」について訊ねたインタビュー記事を、前半2名、後半2名に分けて掲載した。前半は、他の30代独身男性サラリーマンも、私と同様の「悩み」を抱えていて解決したいと思い悩んでいる実例として紹介。後半は、そこまで「悩み」を共有していない30代独身男性サラリーマンとはどのような人物であるかという例として1名。もう1名は、昨年結婚して独身者と既婚者の両方の気持ちや状況を把握している人物として、結婚前後で「悩み」に対する心持ちがどう変わったかを聞いた。
 このような構成の原稿を、A5判のZINE形式でまとめたものが、本制作物である。

渡邉 暁

(大学院)文芸領域

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