『KYOTO EXPERIMENT 2011』 始まる!!

9月 28日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは。制作助手ツカモトです。
すっかり夜は涼しくなって過ごしやすくなりましたね!

そんなお出かけ日和だった先週末、
ついにKYOTO EXPERIMENT 2011が幕をあけました!

四条通にはKEXのフラッグがはためいております!
よく見ると、写真の奥のほうにもありますよー。

先陣をきったKUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』第1部 & 第2部  
ザカリー・オバザン『Your brother. Remember?』を観にいきました。

KUNIO09は本当にすべてが絶妙なタイミングで7.5時間の
長時間の大作にもかかわらず、ず~っと集中して楽しめました!
すべてのキャラクターにそれぞれの人間くささがにじみでて、
人間って実はやっぱり愛すべきイキモノだなぁ、という思いでいっぱいになりました。

ザカリーの方は、アメリカの田舎に住む若者なら皆がやりそうな、
兄弟のモノマネフィルムが20年の時をを経て、
彼らをreunite(つなぐ)していることに感動しました。

二作品とも本当に秀逸で、楽しい時間を過ごせました。

さて、そんな濃い内容のKEX!当劇場でも10/10(月・祝)に
笠井叡の『血は特別のジュースだ。』が行われます!!

以前もご紹介させていただきましたが、
笠井さんは大変有名な舞踏家です。
ですが、「舞踏」ってちょっと難しそう、
と思われるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに本当に舞踏やオイリュトミーのことを勉強して
突き詰めていこうとすれば、それは本当に深い話なのですが、
私はそんな構えずにまずは、雰囲気を体験しに来ていただければ、と思います。
(あくまで私の私見ですよ!)
笠井さんの、動き、重心のかけ方、息づかいを見る、
それだけで楽しんでいただけるのではないでしょうか?

そしてこの公演なんと、日本初演!京都だけでの公演です。
ワールドプレミアは10月1日にハンガリー、ブダペストのメルソン劇場でおこなわれます!

笠井さんのインタビューが『笠井叡+白井剛+きたまり鼎談』として、KEXのHPに掲載されています。
踊ることと言葉の関係等について語られています。
こちらは私のブログよりずっと深く、読み応えがあるです!

ちなみに鼎談のお相手の白井剛さんは当センター主催の公演にも
何度かご出演いただいているダンサーさんです。
ツカモトは白井さんの大ファンであります!
普段は、おっとりとした印象の白井さん、
舞台上ではこれでもか!というくらい鋭い顔になり、
ぐいぐい彼の世界にひきこまれます。
今週末行われる白井さんの作品の『静物画-still life』を楽しみにしております!!

そして、きたまりさんはなんと言っても
京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業生(2006年)なのです!!
卒業まもないのですが、いろいろな所で活躍されており、
今後もとても楽しみです!

なんだか、てんこもりになってしまいましたが、
芸術の秋!観劇の感想書き始めたらキリがありませんね!
皆様も、是非劇場へお越しいただき、
お友達と観劇感想を語り合って秋の夜長をお過ごしいただければ、
幸いです!

公演ラッシュの劇場でお待ちしております!

ツカモト