- 2019年5月10日
- ニュース
コーナー展「民俗資料の保存修復」のご案内
みなさん、こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
今回は5月11日(土)から奈良県立民俗博物館にて開催されるコーナー展「民俗資料の保存修復」の展示のご案内です!
本展では、歴史遺産学科の学生たちが取り組んだ、
博物館に収蔵されている民俗資料の保存修復実習の成果を展示発表します。
民俗文化財のなかには、使われなくなってそのまま蔵や納屋に置かれたものも多く、
虫食いや錆による腐食などで破損、劣化が進んでいるものが多く存在します。
そのような民俗文化財の調査、保存、修復について実習を通して学び、
学生たちが収蔵資料の保存修復を行ってきました。
本展では、保存修復実習の成果をまとめたパネルとあわせ、修復を終えた実物資料を紹介いたします。
民俗資料の調書をとる様子
保存修復実習の様子
また、会期中の5月12日(日)に歴史遺産学科教授の伊達仁美先生が講師となり、
『目指せ修復技師!-民俗資料の修復体験-』と題して、民俗資料の修復体験のワークショップが開催されます。
このワークショップでは実際の修復方法を体験することが出来ます。
当日参加も可能ですので、みなさまお誘いあわせの上、是非ご参加ください!
展示・ワークショップの詳細は下記をご覧ください。
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○コーナー展「民俗文化財の保存修復」
会期:令和元(2019)年5月11日(土)~7月28日(日)
場所:奈良県立民俗博物館 展示室
共催:京都造形芸術大学
【関連イベント】
○「国際博物館の日」記念プログラム①講座
「日本のすまい-古民家の修復と活用のかたち-」
日時:5月11日(土)午後2時~3時30分頃
講師:森隆男さん(元関西大学教授)
場所:旧萩原家住宅(大和民俗公園内)
定員:20名(5月1日(水)受付開始)
参加費:無料
○「国際博物館の日」記念プログラム②ワークショップ
「目指せ修復技師!-民俗資料の修復体験-」
実際の文化財の保存修復に用いられている材料を使い、虫穴埋め体験と補彩体験を行います。
日時:5月12日(日)午後1時~3時30分頃
講師:伊達仁美さん(京都造形芸術大学教授)
場所:博物館 展示室
参加費:無料(博物館の観覧料が必要です)
奈良県立民俗博物館
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日 ※7/15は開館、7/16休館
観覧料:一般200円/大学生等150円/高校生・65歳以上無料
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