文化財保存修復・歴史遺産コース

【歴史遺産学科】一日体験入学オープンキャンパスが行われました!

こんにちは、歴史遺産学科です。

 

例年ではそろそろ夏休みを迎える頃ですが、本年は新型コロナウィルス感染防止対策で

授業開始が遅れたため、あと約1か月間授業が続きます。

暑さ対策をして、学びを深めていきましょう。

 

 

さる7月5日(日)、京都芸術大学への入学を希望するみなさんにむけて、

1日体験入学オープンキャンパスが開催されました。

残念ながら対面授業ではなく、ZOOMを用いたオンライン授業でしたが、

歴史遺産学科には60名以上の方が参加してくださいました。

 

歴産1日体験

 

京都は「千年の都」。様々な時代の、様々な歴史遺産が今も生き生きと息づいています。

今回の授業テーマは「歴史眼を鍛える」であり、歴史の中でうみだされてきたさまざまな

歴史遺産の魅力を探るための観察眼を鍛えるコツを伝授いたしました。

 

参加してくれた皆さんは、平等院や宇治の町並みについて、あることに気づくと、

それを手掛かりとしてそこに込められた先人たちの知恵と工夫がどんどん明らかになっていくという、

スリリングな経験をなさったことと思います。

 

著名な寺院でなくても、私たちの生活や芸術文化を豊かにしているモノやコトはたくさんあります。

ところが、近年の都市開発や気象変動などによって、損傷し、消滅していく歴史遺産も少なくありません。

歴史遺産学科では、損傷や劣化した文化財を保存修復し、未来に伝えるための調査研究に取り組んでいます。

 

 

次回、8月2日(日)に開催される1日体験入学オープンキャンパスでは、文化財保存修復の第一歩として、

「色彩の変化」に着目し、体験授業を行ないます。

鮮やかに彩られた絵画や彫刻、建造物の色彩は、なぜ変化してしまうのか?

その謎を解くことで、色彩劣化への対策を立てることができるのです。

 

 

歴史遺産学科に入学するには、高等学校で日本史の授業を学んでいることが必ずしも必須ではありません。

また、鉛筆デッサンの経験が必須でもありません。

いずれも入学後、体系的なカリキュラムを用意していますので、入学後に学び、身につけていってください。

人類が生み出した芸術への強い興味と感心、そして学ぶ意欲と向上心があればよいのです。

体験授業型選抜への対策としては、まずはこの一日体験オープンキャンパスに参加することをお勧めします。

入学後に実際に授業を担当する教員から授業を受けることができますし、また将来の希望や疑問点、

不安に思っていることについて直接質問することもできるからです。

 

現在、参加者を受け付け中です。

今回は大学で授業を受けることも可能です!

ご自宅でオンライン授業を受けることもできますので、いずれかを選択してください。

 

くわしくは京都芸術大学ホームページをご覧ください。

みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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