日本画コース

日本画3年生 プレ卒制!!

日本画3年生の第二課題は50号以上のプレ卒制です。100号を描く学生も出てきて頼もしい限り!

プレ卒制は4年生が最後に集大成として発表する卒業制作のための制作であり、今回の制作も卒制として加えることも可能性としては大いに期待したいところです。

 

50号を超える作品を作るためには、50号を超える大きさの草稿紙やクラフト紙を壁に貼って、自分のモチーフを描いていくことから始めます。自分の表現したい大きさが一番大切です。描きながら主題を吟味してどこまで描くかということが、結果として構図を生み出していきます。また壁に貼ることによって、離れて確認することが容易になり、遠くで見ても、近くで見ても楽しめたら最高!ということです。iPadで下図や構図を決めたり、プランを出したりする学生もいますが、この大下図は最終確認のための等身大のプランとして欠かせない作業になっています。

最初は戸惑っていた人も描き出すと手が止まらない………

何か掴み始めたようです。

 

画像では第一課題の花の細密画も壁にかけている学生も多く、引き続き自分の絵画イメージを模索しているのでしょう。完成が楽しみなのはもちろんですが、デッサンや大下図を作るプロセスが本制作を上回ること。それこそ新たな発見と言えるかもしれません。

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