文芸表現学科

「ショート・ショートを書こう!」

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

突然ですが、皆さんは「小説」とはどれくらいの文量をイメージしますか?原稿用紙100枚分?200枚分?それ以上でしょうか?

 

だいたい背幅1センチくらい(約230ページほど)の文庫本をつくるために必要な文量は、約10万字です。

原稿用紙は400字詰めですので、約250枚は必要になるということです。

 

 

では次に、今から書く文章を読んでみてください。

 

 

『メールではじまった恋は最高裁で幕をとじた。』

作・Yves Saint Lau にゃん

 

『For SALE : baby shoes, never worn.(売ります。赤ん坊の靴。未使用)』

アーネスト・ヘミングウェイが書いたとされています。

 

 

どちらの文章も文量としては、たったの1行、たったの6単語です。

 

けれども、この2つの文章は、ただの文章ではなく、どちらも「小説」なんです。

 

 

 

 

8月28日、29日に開催された体験授業型オープンキャンパスは、そんな話から始まりました。

 

先ほど紹介した文章は、書き出しだけで成立させる「書き出し小説」、6単語だけで成立させる「シックスワード・ノベル」と呼ばれていて、実際に授業内で紹介されたものです。

 

小説と紹介するまでは、何気なく読んだかもしれません。もう一度じっくりと2つの小説を読んでみてください。

だんだんと2つの物語に描かれている時間の流れや背景が浮かんできませんか?

 

 

▲28日に山田隆道先生、29日に江南亜美子先生にご担当いただきました。授業内容は同じはずなのに、それぞれの先生の「色」が出ていたように思います。

 

 

今回体験してもらったのは、原稿用紙2枚分のショート・ショートを書くという授業です。

 

先ほどの2つの小説が伝えることは、「短い文量だからといって、短い期間のことしか書けない訳ではない」「短い文量だからこそ、書かれていないところを想像させる力がある」ということ。

 

 

原稿用紙にすると、たったの2枚と感じるかもしれませんが、2枚のなかで小説を成立させるためには、書くための知識や技術が必要です。

 

 

短いから書く・読むのが簡単というわけでは決してなく、たくさんの技術が詰め込まれ、作者の力量が発揮される「ショート・ショート」。

短い文量に秘められた「ショート・ショート」ならではの魅力や奥深さを、今回の授業で知っていただけたのではないでしょうか?

 

 

 

書き出し小説

編集:天久聖一

出版社:新潮社

価格:1,210円(税込)

発売日:2014年12月18日

 

 

 

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さて、春から毎月さまざまな形で開催してきたオープンキャンパスも、いよいよ佳境に入ってきました!

 

これからの未来を決める大学選びのなかで、文芸表現学科に興味を持ち、選び、足を運んでくださった高校3年生の皆さん、本当にありがとうございます。

 

皆さんの未来の選択肢を少しでも増やすお手伝いができたのであれば、嬉しく思います。

 

 

体験授業型選抜I期のエントリーは本日9月3日(金)17時までとなっております!

 

今回開催されたオープンキャンパスとおなじく、「授業」を「体験」する形式で行われる入学試験です。

 

実際に大学生になったらどんなことを学んでいくのか、どんな大学生になっていくのかをイメージしながら授業を受けてみてください!

 

詳細&エントリーはこちら↓から!

https://www.kyoto-art.ac.jp/admission/exam/communication_s/lp/

 

 

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 

 

 

 

 

 

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