文化財保存修復・歴史遺産コース

「卒業展/大学院修了展」ご来場ありがとうございました!

こんにちは!歴史遺産学科です。

「2021年度京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」が終了しました。

歴史遺産学科の展示会場には約1,200名のお客様にご来場いただきました。

 

前回のブログ(→コチラからでは会場の全体図をご覧いただきましたが、今回は詳細をご紹介します。

 

 

まず会場入り口ですが、番号がふられた「論文のカケラ」が用意されました。

どの論文を読もうか?という方には、自由に1枚引いていただき、引いた番号の論文を読んでいただく仕組みです。

 

 

展示の一部をご紹介します。

歴史遺産学科には、「歴史文化領域」と「文化財保存修復領域」の2領域がありますが、研究内容は多岐に渡るので、会場にお越しいただいた方からは、「こんな研究もするの?」と驚きの声が寄せられました。

 

「進む御朱印の方向性」

 

「縄文土器における美術表現論」

 

「西本願寺門前町の文化的景観研究」

 

「油画修復に使用される水彩絵具の耐性に関する研究

―絵具メーカー各社で比較した水彩絵具の変色について―」

 

「ステンドグラスに使われる鉛フリーはんだの実用性と劣化について」

 

「正倉院宝物「円鏡平螺鈿背」に用いられた平螺鈿技法の研究

〜「円鏡平螺鈿背第11号」を中心に〜」

 

「日本における馬具研究と伝統馬術の継承」

 

「高千穂の夜神楽の継承」

吉川学長に研究内容を説明する金丸侑美さんと指導教員の伊達仁美先生。

 

 

また、2月5日(土)、6日(日)には、2領域に分かれて卒業論文発表会が行われました。

会場は人数制限があるため、ZOOM配信を併用しました。

 

 

1人持ち時間は15分、10分間の発表の後5分間の質疑応答です。

会場の3年生からも活発な質問があり、研究内容へのあらたな気付きもありました。

発表を終えたからこれで終わりではなく、4年生のみなさんにはぜひ探求を続けていって欲しいと思います。

 

4年間の集大成を発表するにあたり、前日も遅くまで発表練習をしたりと、展示会場準備でへとへとになりながらも最後まで頑張っていました。みなさん素晴らしい発表でした!本当にお疲れ様でした。

 

また、当日司会進行など会の運営に協力してくれた3年生のみなさんもありがとうございました。

 

最後に、当日会場に足をお運びくださった方、また、ZOOMでご参加くださった皆さまにも、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

 

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