- 2022年9月6日
- イベント
体験入学オープンキャンパス、ご参加ありがとうございました!
8月27日(土)、28日(日)、京都芸術大学では体験入学オープンキャンパスを開催いたしました!
歴史遺産学科では、「お茶文化」の授業を体験していただきました。
学科長の仲隆裕先生から学科について紹介していただいた後、授業はまず講義から。
木村栄美先生に「お茶文化の歴史」について、杉本宏先生より「焼物(茶碗)」についてお話いただきました。
学科長仲隆裕先生より学科紹介
歴史遺産学科では、座学だけでなく、実際にフィールドワークに出かけたり、演習授業を通して学びを深めていきます。
お茶はいつごろから、なぜ飲まれるようになったのでしょうか?
現代は手軽にペットボトルでお茶を飲むようになりましたが、時代とともにお茶の飲み方が変化し、文化として大きく展開していきました。
杉本宏先生「茶碗について」
茶碗はもともとご飯を盛る飯碗から発展しました。
素地、釉薬の有無、形のつくり方などによって様々な種類があります。
続いては、グループに分かれて実習授業です。
お茶は碾茶を石臼で挽いて抹茶にします。今回実際に挽いてみました。1杯分2gを挽くのに10分近くかかるので、なかなかの重労働です。学生スタッフ3回生の井原雅貴さんは、前日の準備から3日間回し続けてくれました。いまや石臼回しのプロです!
そして教室には、喫茶文化研究会のメンバーが制作した茶室が用意されました!
こちらは、利休作で唯一現存する京都府大山崎町の妙喜庵(みょうきあん)にある国宝「待庵」の起こし絵図をもとに、学生が制作したものです。障子の透かし模様が素敵ですね!
躙り口(にじりぐち)からよっこいしょと入ります!頭をぶつける人もちらほら。どのような文化的背景で、茶室がこのような形状になったのか考えます。実際の茶室の雰囲気を体感していただけたのではないでしょうか?
続いて、経験のある人もない人も、一人ひとりお茶を点てることにチャレンジ!
指導してくれたのは、喫茶文化研究会メンバー、3回生の鈴木梨乃さんです。
最初ぎこちなかった人も、すぐに上手に手首のスナップをきかせていました!
歴史遺産学科では、ただ単に抹茶を美味しい、美味しくないと飲むのではなく、古の人々がどのような感覚と目的で飲んでいたのかにも思いを馳せます。
歴史遺産学科の授業では、五感を研ぎ澄まして広い視野で物事を観察していきます。学生は、疑問に思ったこと、学びを深めたいことなど、活発にディスカッションしていくことで、知識をつけ、新たな発見、研究への展開に繋げていきます。
歴史遺産学科で学んでみたいと思ったかたは、ぜひ入学受験のお申し込みを。
一緒に学んでいきましょう!(入試情報はこちらから)
最後に、茶室を制作してくれた喫茶文化研究会のメンバーと、オープンキャンパス学生スタッフのみなさんです。みなさん、ありがとうございました!
【9/17(土)18(日)オープンキャンパス(予約受付中)】
歴史遺産学科で学んでみたいと思った方、大瓜生山際・学生作品展、オープンキャンパスにぜひ足をお運びください!歴史遺産学科の会場では、3回生の研究内容を展示します。
お申込みはこちらから ↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc09-17_09-18/
【9/17(土)18(日)大瓜生山祭(予約受付中)】
お申込みはこちらから ↓