- 2023年3月29日
- イベント
「高校生・受験生対象オンライン合評会 Vol.04’」開催決定!!
「高校生・受験生対象オンライン合評会 Vol.04’」開催決定!!
「小説を上手く書けるようになりたい」
「芸大ってどんなところ?」
「小説の話ができる仲間が欲しい」
小説を書いている(書きたい)高校生・受験生のみなさん。
もっと小説が上手くなりたい、あるいは本格的に小説の書き方を学んでみたい、と思ったことはありませんか?
今回は、そうした高校生・受験生のために、京都芸術大学文芸表現学科で小説の学びの中心に置かれている、合評会についてご紹介します。
合評会ってどんなことをするの? というお話から4月に開催する「オンライン合評会」への参加方法までお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
\お申し込みはこちらの画像をクリック!/
そもそも合評会って?
合評会のお話をする前に、文芸表現学科とはどんなところなのかをお伝えします。
文芸表現学科とは、「読む・書く・編む」の三本柱を軸にして、小説・脚本・エッセイ・ノンフィクション・評論などさまざまなジャンルの作品を執筆したり、編集の技術を学ぶ学科です。
その文芸表現学科が最も大切にしている学びのひとつが、合評会。
合評会とは、自分の作品を仲間たちに読んでもらい、率直な意見や感想をもらうこと、また仲間たちの作品を読んで率直な意見や感想を伝える、そんな場です。
▲先日開催した後期合評会の様子。会場・オンラインでのハイブリッド形式で実施しています。合評会の司会進行や配信も学生たちが務めます。
合評会を通して得られるものはこの3つ。
・他者の作品を批評的に読む力
・自分の作品を客観的に読む力
・自分の作品を批評的な観点からより良いものに改善できる力
まず、仲間たちの作品を読んで率直な意見や感想を伝えることで、「ここにこう書いてあるからこう読めた」「ここはこうだから、こうすればもっと面白くなるんじゃないか」など、書かれたものを客観的に分析して論理的に相手に伝える力が養われます。
このことは、普段の読書においてもみなさんの読む力を飛躍的に向上させることに繋がります。
また、他者の作品を客観的に分析する力がつけば、おのずと自分の作品を客観的に読む力もついてくるでしょう。
そのことは、独りよがりにならずに、読者の視点に立って自分の作品を書き直して、より良いものにブラッシュアップする力を身につけることに繋がります。
ひとりで書き続けているだけでは身につきにくい、これらの力を培うのが合評会の場。
文芸表現学科が合評会を大切にしているのはそのためなんです。
そして、文芸表現学科では、合評会の良さをたくさんの方に知っていただくために、年に数回、高校生・受験生向けのオンライン合評会を開催しています。
オンラインなので、パソコンかスマホさえあればどこからでも参加できますし、みんなのやりとりを聞くだけの参加もOK。
途中入室・退室も自由なので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。
これまでのオンライン合評会はどんな感じだった?
合評会とは何かをわかっていただいたところで、過去のオンライン合評会の様子をご覧いただきましょう。
こんなにたくさんの人に作品が読まれるんですね。
ひとりひとりの作品に、みんなが真剣な顔でコメントをしています。
真剣なだけでなく、ときには笑いが起こることも。
会場にいるのは教員たちや学生たちで、画面の向こうには高校生・受験生たちがいます。
過去のオンライン合評会について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
2022年8月8日公開:合評会ってどんなもの?─2022年度前期合評会が開催されました。
2022年8月30日公開:「高校生・受験生対象 オンライン合評会 vol.03」を開催しました!
オンライン合評会に参加するとこんな良いことが……
▲2022年5月開催時の様子。この回は完全オンラインでの実施でした。
オンライン合評会って何なのか、どんなことをするのか、イメージが湧いてきたでしょうか?
もっとよく知りたい! という方のために、ここで過去のオンライン合評会に参加した方の感想を見てみましょう。
参加した方たちの感想からは、「不安だったけど楽しかった、有意義だった」というような、充実した時間を過ごしていただいた様子が窺えますね。
最後に、オンライン合評会Vol.04’にはどんなメンバーが読み手として参加するのかをご紹介します。
今回のオンライン合評会にはこんな人たちが参加します。
みなさんの作品を読み、さまざまなコメントをくれるのは、この人たち!
河田学(かわだ・まなぶ)先生
文学理論・物語論を専門に、学生時代から、小説、映画、ゲームといった対象の虚構性に関心を寄せている。2011年より文芸表現学科専任教員。2017年より4年間、文芸表現学科学科長を務めた。
仙田学(せんだ・まなぶ)先生
2002年に第19回早稲田文学新人賞を受賞。著書に『盗まれた遺書』(河出書房新社)、『ツルツルちゃん』(オークラ出版)など。最新作は「赤色少女」(「文學界」2022年8月号)。
中村淳平(なかむら・じゅんぺい)先生
1998年にNHKへ入局。ナレーションや朗読番組の企画制作も行う。2016年に京都芸術大学通信教育学部・文芸コースを卒業。原稿用紙170枚にも及ぶ恋愛小説を書き上げた。
上村裕香(かみむら・ゆたか)文芸表現学科4年生
佐賀県立佐賀北高等学校在学中に、文芸部門で全国高等学校総合文化祭に出場。2022年に新潮社主催「第21回女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞し、小説家デビューをはたす。
文芸表現学科の先生たちだけでなく、在学中の学生メンバーも参加します。
先生や先輩から、実践的で具体的なアドバイスがたくさんもらえます!
合評会に申し込もう!!
オンライン合評会に興味を持ってくださった高校生・受験生のみなさん、ぜひお気軽にご参加ください。
送ってくださった作品は、先生方、学生たちが心をこめて拝読します。
視聴のみのご参加も大歓迎です!!
応募の詳細はこちら!
高校生・受験生対象
オンライン合評会 vol.04′
開催日時
4月23日(日)11:00〜
ZOOM(オンライン)にて開催
※同日開催の学内オープンキャンパスに参加予定の方は、対面での参加も可能です。
●募集原稿
オリジナルの未発表小説 800〜1200字(ジャンルは問いませんが、完結している作品であること)
<パソコン原稿の場合>
・Microsoft Word(A4サイズ縦書き・横置き、適当な箇所にページ番号を記載してください)
・1行目>小説タイトル
・2行目>下部に氏名
・3行目以降>本文
・データのファイル名は『名前「作品タイトル」オンライン合評会』としてください。
例:文芸太郎「吾輩は犬である」オンライン合評会
<手書き原稿の場合>
・市販の400字詰原稿用紙(欄外の適当な箇所にページ番号を記してください)
・濃い鉛筆やボールペンなどを使用し、読みやすい字で書いてください。
・表紙を作成し作品と一緒にご郵送ください(用紙自由)
・表紙記載事項>小説タイトル、氏名、生年月日、住所、電話番号(携帯可)、メールアドレス
●応募方法
以下の応募フォームに必要事項を記入し、申し込み完了メールに記載されている案内に沿って原稿をご送付ください。
https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/online/form/cource_bungei_2023
●応募締切
パソコン原稿の場合:4月16日(日)23:59
手書き原稿の場合:4月16日(日)必着
なお、オンライン合評会は視聴のみの参加も可能です。
ご希望の方は以下のページよりお申し込みください。
https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/online/form/cource_bungei_2023
みなさんの作品を読めることを、学科一同楽しみにしております!
たくさんのご応募をお待ちしております!
\同日開催!/
春のオープンキャンパス
4月22日(土)23日(日)
10:00〜16:00(9:45開場)※事前予約制
大学の最新情報・入試情報を手に入れよう!
ポイントは……
①ワークショップを体験して自分にあう学びを見つけよう!
②最新の大学パンフレットを手に入れよう!
③説明会・キャンパスツアーで大学を知ろう!
学科教員・在学生スタッフがみなさん一人ひとりの疑問や不安にじっくりお答えいたします!
ご予約・詳細はこちら↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc04-22_04-23/