- 2023年6月23日
- ニュース
4年生・上村裕香さんの最新小説が『小説新潮』2023年5月号に掲載されています!【学生ブログライターによる執筆】
こんにちは、文芸表現学科です!
昨年4月に新潮社主催・第21回「女による女のためのR-18文学賞」にて大賞を受賞され、小説家デビューを果たした上村裕香さん。
昨年12月には直木賞作家・窪美澄さんとのトークイベント『創作の衝動 つづりつづける作家たち』が実施され、
『小説新潮』2023年4月号にも短編小説を寄稿するなど、作家として着実に活動されています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
Storyvilleトークイベント『創作の衝動 つづりつづける作家たち』のアーカイブがYouTubeにて公開されました。【学生ブログライターによる執筆】
4年生・上村裕香さんの活動情報、トークイベント収録動画についてお知らせします◎
そんな上村裕香さんの大賞受賞後第3作となる小説「泣いてんじゃねえよ」が、『小説新潮』2023年5月号に掲載されています!
作品は第21回R-18文学賞で大賞を受賞した作品「救われてんじゃねえよ」の続編です!
受賞作では八畳一間のアパートで難病の母を介護していた沙智が、東京の大学に進学した時間軸で進んでいきます。
あらすじ
従兄・恭介くんの働く会社へのインターンを勧められ、2年半ぶりに地元に帰省した沙智。東京のテレビ制作会社で働きたいと就職活動中の沙智だが、実家には難病の母と「地元で就職すっやろうもん」と当然のように言い放つ父が待っていた。
大学のゼミ教員に「あなたの人生はあなたがクリエイトしていくものよ」と励まされたり、母に「さっちゃんがおらんと生きていけん」と縋りつかれたりするなかで、沙智は東京で就職するか、地元で就職するかの二択で葛藤する。
そんなある日、東京にある第一志望の企業の採用面接の連絡がくる。一時的に東京に戻ろうと地元の空港で飛行機を待つ沙智のもとに、「お母さんが怪我で搬送されたので迎えにきていただけますか」と電話がきて……?
残念ながら現在は完売してしまっていますが、「救われてんじゃねえよ」掲載の『小説新潮』2022年5月号をお持ちの方は、あわせてご覧いただければ、沙智のことがもっと好きになれるはず。
R-18文学賞で選考委員の柚木麻子さんに「我々の想像力の限界をナイフでメッタ刺しにするような切迫感(小説新潮2022年5月号・選評より抜粋)」と言わしめた受賞作の待望の続編を、ぜひお読みください!
『小説新潮』2023年5月号掲載
上村裕香著「泣いてんじゃねえよ」
第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作、待望の続編!(『小説新潮』2022年11月号本誌より抜粋)
著者:上村裕香(twitter @kamimura_yutaka)ほか
出版社:新潮社
定価:1,000円(本体909円+税)
発売日:2023年4月22日(土)
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