文芸表現学科

4年生・上村裕香さんの活動情報、トークイベント収録動画についてお知らせします◎

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

昨年4月に新潮社主催・第21回「女による女のためのR-18文学賞」にて大賞を受賞され、小説家デビューを果たした上村裕香さん。

2023年3月発売の『小説新潮』2023年4月号、そして4月発売の『小説新潮』2023年5月号と、2ヶ月連続で最新小説が掲載されました。

 

また、昨年12月に大学内で実施した、直木賞作家・窪美澄さんとのトークイベント『創作の衝動 つづりつづける作家たち』の収録動画を学科YouTubeにて独占配信しておりますので、こちらもあわせてお知らせいたします。

 

プロの小説家として着実にすすむ上村裕香さんの小説を、ぜひご購入のうえでお楽しみください!

 

『小説新潮』2023年4月号掲載

上村裕香著「カンガルーさん」

コスメカウンターで働くビューティーアドバイザー。主人公の「わたし」は、育児で時短勤務をする彼女らに代わって「カンガルースタッフ」として働いていた。

5年間付き合っている彼氏はいるものの、子どもが欲しいと思うことなく生きてきた「わたし」。しかし30歳を過ぎた頃から、子どもをもたない者に向けられる社会の圧にじわじわと苦しめられながら日々を過ごしていた。

ある日、「わたし」はふと、最後にきた生理が一ヶ月と二週間前であることに気がつき──。

 

著者:上村裕香(Twitter @kamimura_yutaka)ほか

出版社:新潮社

定価:1,000円(税込)

発売日:2023年3月22日(水)

新潮社『小説新潮』ホームページ:https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/backnumber/20230322/

 

本作品は東京都江戸川区が2021年に制定した『ともに生きるまちを目指す条例』より、取り組みに賛同した気鋭の作家10名による「共生社会のものがたり」中の一編となります。

作品は江戸川区ホームページ「TOMONI」にてお読みいただけます。

 

江戸川区HP「TOMONI」:https://tomoni-edogawa.tokyo/future/novel/

 

 

 

 

『小説新潮』2023年5月号掲載

上村裕香著「泣いてんじゃねえよ」

地元を離れ東京の大学に進学した主人公・沙智は、従兄の働く会社へのインターンを勧められ、2年半ぶりに実家へと帰ってきていた。

東京のテレビ制作会社就職を希望している沙智だったが、実家には、難病を患い介護を必要とする母と、地元に戻ることが当然だとする父の存在があった──。

 

ヤングケアラーって言葉が流行り出したころには親元を離れてたタイプの一番切ない元ヤングケアラーやないか!(本文より)

 

新潮社主催・第21回「女による女のためのR-18文学賞」にて大賞を受賞した、小説「救われてんじゃねえよ」の続編。

 

著者:上村裕香ほか

出版社:新潮社

定価:1,000円(税込)

発売日:2023年4月21日(金)

新潮社『小説新潮』ホームページ:https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/backnumber/20230322/

 

 

 

 

文芸表現学科 Storyville主催トークイベント

『創作の衝動 つづりつづける作家たち』

4年生(当時3年生)・上村裕香さんが、 小説「救われてんじゃねえよ」で新潮社主催、第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞を果たしたことを記念し、 同賞選考委員であり、第8回受賞者でもある、直木賞作家・窪美澄さんをお招きしたトークイベント、『創作の衝動 つづりつづける作家たち』を開催。

 

イベント運営を行なった「Storyville」とは、「物語村」を意味する架空の地名で、 文芸を通して人々が交流できる場所づくりを目標に、 2009年から読書会やトークイベントなどを開催しています。2023年現在は「文芸と社会」という社会実装授業と連動し、学生が主体となって運営を行っています。

 

イベントは二部制にて実施。

第一部では、窪美澄さんと上村裕香さんによる対談を実施。 デビューに共通点を持つ二人の小説家がどのようなことに突き動かされ、 どのようにして言葉をつづりつづけているのかについてお話しいただきました。

第二部では、「女による女のためのR-18文学賞」を主催する新潮社から、現役の文芸編集者の方も交え、新人文学賞の意義や攻略術、プロの小説家としてデビューするとはどういうことか、などのテーマについて、座談会形式で様々な角度からお話しいただきました。

 

人気作家として活躍される窪美澄さんと、デビューを果たし、作家人生を歩みだしたばかりの上村裕香さん。

お二人にとって、創作の衝動とは──。

 

ダイジェスト:https://youtu.be/qTyXroIesJE

第一部:https://youtu.be/aSDzBESj5DY

第二部:https://youtu.be/bx7eHfR07z8

 

イベントレポート:https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=158423

 

 

 

 

 

▼これまでの活動情報はこちら

 


 

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高校生・受験生対象 オンライン合評会vol.05

 

7月1日(土)10:00〜

ZOOM(オンライン)にて開催

 

あなたの小説に、学科教員、在学生、プロの小説家がアドバイス!

こんな受験生・高校生におすすめです!

 

①小説がうまくなりたい!

②小説を書く仲間と出会いたい!

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合評会とは、文芸表現学科が大切にしている学びのひとつ。

自分の作品を仲間たちに読んでもらい率直な意見や感想をもらう、また仲間たちの作品を読んで率直な意見や感想を伝えるという場です。

みなさんの小説で、わたしたちと一緒に合評会しませんか?

 

ご応募はこちら↓

https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/online/form/cource_bungei_2023

 

 

 

\予約受付中!/

体験入学オープンキャンパス

 

6月4日(日)、8月26日(土)27日(日)

10:00〜16:20(9:30受付開始)※定員制

 

1年でたった3日だけ。

芸大生になった自分をイメージできる1日。

 

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文芸表現学科の体験授業は……

 

6月:創作教室ーエッセイ編ー

「エッセイ」って知ってますか?思ったことや見聞きした物事を書いて、自由に「気持ち」や「心情」を表現する文章のこと。「事実」を書くのが基本だけれど、エッセイにはほんとうのことしか書いてないのでしょうか?このワークショップでは、ホント/ウソを切り口に、エッセイ創作の隠された秘訣を学びます。

 

8月:創作教室ーショート・ショート編ー

ショート・ショートと呼ばれる極めて短い小説(=物語)があります。例えば原稿用紙2枚~3枚の分量だと思えば初心者でも取り組みやすいでしょう。このワークショップでは、そんなショート・ショートの創作を通して、まずはあなたが考える小説を自由に表現してもらいつつ、さらに物語を生み出すためのちょっとしたヒントを学びます。

 

ご予約・詳細はこちら↓

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-04_08-26_27/

 

 

 

 

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