アートプロデュースコース

優秀学生賞受賞者インタビュー vol.1

こんにちは!

アートプロデュース学科です。

 

6月16日(金)、2023年度 優秀学生賞表彰式が行われました!

 

 

優秀学生賞

研究・制作活動、課外活動等、学生生活において秀でた4年次生を表彰し奨励する制度です。

3年次までの成績や研究・活動実績をもとに厳正に審査を行い、2023年度は64名の受賞学生を選抜しました。

 

アートプロデュースコースからは2名の受賞者が選ばれました!

 

花島 果椰さん(4年生)

藤原 小雪さん(4年生)

 

藤原小雪さん(左)花島果椰さん(右)

 

今回は受賞者の藤原小雪さんにインタビューをさせていただきました!

 

 

受賞おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。

 

藤原:ありがとうございます。まさか賞をもらえるとは思っていなかったので、喜びより驚きの方が大きいです。

 

受賞に輝いた藤原さんの大学での活動等は気になる方も多いと思います。

ブログの最後に担当教員のコメントや活動写真を載せているので、ぜひご覧ください。

藤原さんは現在、卒業研究・制作に取り組まれていますが、どんなことを研究されているんですか?

 

藤原:3年次の進級論文では社会的に問題があるとされている、とある慣習とそれを取り巻く主義主張を主に取り扱いました。

卒業論文ではもう少しメタ的に、そういった社会的な問題・課題に対して社会運動する人としない人、主義主張を持つ人と持たない人、簡単に言えば熱くなる、なれる人と冷めてしまう、冷めている人にフォーカスを当てていこうと思っています。

 

どうしてその研究をしようと思ったんですか?

 

藤原:どこかの立場に立って何かを主張する行為は「どうせ」と冷めてしまう自分にはできないことなんです。

なぜそこまでできるのか、そのパワーはどこからくるのか?それを知りたいと思ったのがきっかけでした。

 

面白いテーマですね。

自身の好きなことをテーマにするのではなく、苦手なことに着目されたんですね。

その苦手意識を苦手なままにしない姿勢が今回の受賞にも繋がったのだと思います。論文の完成を楽しみにしています!

ところで、藤原さんがアートプロデュース学科を選んだきっかけは何だったんですか?

 

藤原:美術系の学科のある高校にいたので元々アートには興味がありました。

高校で作品制作をしていく中で、自分で作品制作をするよりも、アーティストたちが作品を世に出す時の手伝いをしたい、と思うようになり、アートプロデュース学科を選びました。

 

高校で基礎的な美術を学んだうえで、発展的にアートプロデュースを選択されたんですね。

「作品を世に出すお手伝いがしたい」というのがプロジェクトの進行やサポートが上手な藤原さんらしいですね。

アートプロデュース学科に入学して、印象に残っている専門科目はありますか?

 

藤原:どれもこれも内容が濃いので印象に残っている科目ばかりです。

一つだけ選ぶなら、一回生で履修した表現演習ですね。

対話型鑑賞(ACOP)を通して「みる・考える・話す・聞く」の汎用的だけど非常に重要なスキルを身に付けました。

後半では授業外でもひたすら対話型鑑賞を行っていくのですが、個人的にはこれがかなりきつくて、早く終わって欲しい…!とずっと思ってました。

今ではなかなかできない良い経験を得れたと心から思います。

 

ACOPの授業が終わった後の1年生は、みんな鑑賞力やコミュニケーション能力がぐんと成長して一皮剥けていますよね。

最後に、藤原さんから後輩や高校生にメッセージをお願いします。

 

藤原:どんなに面倒でも連絡だけはとるようにしてください。

グループワークやチームで何かをする時は特にスムーズなやりとりが大切です!これだけは伝えておきたいですね…!

 

 

 

 

教員コメント

 

3年生時には学科の社会実装プロジェクトである高槻城公演芸術文化劇場の開館記念プレイベント、高槻芸術時間「インタールード」のプロジェクトメンバーとして積極的に活動した。

学科の統合科目であるアート・マネジメント演習でもグループワークでマネージャー的役割を果たしながら、ときにリーダーシップを発揮して企画運営を支えてきた。

また、ゼミにおいても自身の研究テーマを追求し、優れた研究活動を行っており、優秀学生にふさわしい。

 

伊達 隆洋

 

アート・マネジメント演習でのプロジェクト進行で活躍された藤原さん(写真は企画展計画中のミーティングの様子)

 

アート・マネジメント演習企画展「覗」展示風景

 

高槻芸術時間「インタールード」ではSNSチームとして運営に参加されました(写真はorangcosongアーティストプレトークの準備中)

 

 

藤原さん、優秀学生賞の受賞ほんとうにおめでとうございます!

これから論文研究も本格的に執筆が始まりますね。

藤原さんの今後の活躍を期待しています!

 

 

● ● ● お知らせ ● ● ●

 

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10学科24コースのブースでは、ワークショップ体験や学生・教員と相談ができます。

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コースの学びを体験し、自分にはどのコースが合っているか、じっくりと考えられるチャンス。

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\8/6(日)参加者募集中!高校生アートラボ コトツク2023/

 

 

 

「高校生アートラボ コトツク」は、モノ作りにも生かせる〈コトをつくるアート〉の実験場。

アーティストから発想法を学んだり、研究者の頭の中を探検したり、まちのアート施設を訪問したりするワークショップを通して、〈コトをつくるアート〉を体験していきます。

モノづくりからコトづくりへ、ますます広がるアートの世界の扉を開いてください。

 

 

チャプター 3【アートは現場で起こっている】

担当:蔭山陽太先生(アートマネジメント)、山下里加先生(文化政策)

8/6(日) 13:30-15:30 (13:00 受付開始)

 

今、コトをつくるアートは、芸術分野だけではなく、まちづくりや教育機関、ビジネス界からも注目されています。

Chapter3では、京都市の東九条にある小劇場THEATRE E9 KYOTOを訪ね、アートと地域や企業の連携など、実際の現場で起こっているコトを目撃し、アートの活用術と可能性について一緒に考えます。

 

▶️申込フォームはこちら

申込の締め切りは、前日17時まで!お申込みお待ちしています!

 

Chapter 3ご担当の山下里加先生(左)、蔭山陽太先生(右)

 

 

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ぜひ覗いてみてくださいね!

 

 

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