文化財保存修復・歴史遺産コース

「歴史遺産入門演習/歴史遺産学概論Ⅰ」授業風景①

こんにちは、歴史遺産学科研究室です。

今回は、「歴史遺産入門演習/歴史遺産学概論Ⅰ」の授業風景①をお届けします!

 

この授業は、1年生対象で毎回先生方が入れ替わるオムニバス形式の授業になります。

それでは、溝邊先生担当の聞き取り調査シミュレートの演習をご紹介いたします。

 

【聞き取り調査シミュレートの演習(担当:溝邊先生)】

まず、無形民俗文化財についての講義から始まり、その調査方法を学びます。

 

無形民俗文化財の調査方法として、観察、記録、聞き取りが挙げられました。写真・映像で記録する場合は、撮り直しがきかないため、カメラのセッティング時間設定など注意を払う必要があるそうです。

写真の撮り忘れほど、怖いものはないですよね…

 

溝邉先生から聞き取り調査のコツとして、「特に固有名詞はカタカナで書く」などがありました。理由は、聞き間違いや思い込みで、誤った記録をする可能性があるからだそうです。

 

ポイントを押さえ、聞き取り調査シミュレート開始です!

今回のお題は「大晦日から元日の行動」についてです。各々ワークシートに書き出し2人1組のペアになって、聞き取り調査を行います。

 

学生のみなさんは、聞き方を工夫しながら真剣にメモをとっておりました。

出身地や家族の人数によって正月の過ごし方は様々ですし、聞き取り調査をすることで、相手のみならず、自分自身の正月の過ごし方の特徴がみえてきますね。

 

 

6月1日(土)・2日(日)

体験型オープンキャンパス開催!文化財保存修復・歴史遺産コースでは、ワークショップ「まじないの民俗-まじない札をデザインしてみよう-」を行います。ご予約お待ちしております。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-01_02_08-24_25/

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