文化財保存修復・歴史遺産コース

「歴史遺産入門演習/歴史遺産学概論Ⅰ」授業風景③

こんにちは、歴史遺産学科研究室です。

今回は、「歴史遺産入門演習/歴史遺産学概論Ⅰ」の授業風景③をお届けします!

 

この授業は、1年生対象で毎回先生方が入れ替わるオムニバス形式の授業になります。

それでは、木村先生担当の歴史文化演習をのぞいてみましょう。

 

【歴史文化演習(担当:木村先生)】

授業では、裏千家の茶室である「今日庵」のおこし絵図を作成します。

学生のみなさんは事前学習として、「今日庵」について調べてきているそうです。

 

それでは、おこし絵図作成開始です!

今回は7班に分かれて、作業を行います。

迷わず色塗りに取り掛かる班もいれば、先に組み立てながら念入りに話し合いを行う班もいるようです。

 

完成したのがこちら!

どの班も作成したおこし絵図にテーマがあるようで、全体でディスカッションを行いました。

トラ柄水玉模様、中には制作メンバーの休日をイメージした茶室もありましたよ。

なかなか個性が爆発していますね。

 

既存の茶室をおこし絵図で作成することで、その内部構造や、建物の比率がよくわかります。手のひらサイズに収まるうえ、立体的であるため、どの角度からも「今日庵」を見ることができますね。

この授業を通して、おこし絵図に対する資料価値や保存・修復とその活用について、改めて考えることができたのではないでしょうか。

 

 

6月1日(土)・2日(日)

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