- 2026年6月1日
- ニュース
DAISOさまとの産学連携商品発売 Part6
こんにちは、プロダクトデザインコースです🌈
プロダクトデザインコースでは、2017年から100円ショップのDAISOブランドを展開する、株式会社大創産業さまとの産学連携授業を行っています🍀
授業では2〜3年生の学生が商品化を前提にアイデアを出し、最後は社長さんやバイヤーさんに自分のデザインをプレゼンします。
昨年に行われた、最終発表会の様子はこちらからご覧になれます!
授業から発売された商品は50点を超えますが、その中には、「漫画を飾れる棚」「キャンドルうねうね」「落ちない暗記シート」などヒット商品になったものもたくさんあります✨
今回は、「チェーン付きかっさ」を考案した、3年生の勝又好叶(かつまた このか)さんにインタビューしてきました💬
――まずは、この商品について教えてください。
一言で言うと、「かっさ(マッサージ用のプレート)」と「チューブ絞り器」が合体した商品です。 勉強や作業が続くとどうしても手が凝り固まってしまうんです。いつもペンで手の平などをぐりぐり押していたのですが、それが結構痛くて(笑)。「マッサージができるかっさを自分で作ろう」と思ったのがきっかけです。
――自分の実体験から生まれたんですね。形にもこだわりがありますか?
はい。手の甲や指の側面など、老廃物が溜まりやすい場所をしっかりマッサージできるように、丸みのカーブを試行錯誤しました 。
さらに、真ん中に細長い穴をあけることで、ハンドクリームなどのチューブを最後まで絞り出せるようにしています。角度を付けると絞りやすいです。サイズも、持ち運びやすさと絞りやすさの絶妙なラインを狙いました 。
――商品化にあたって、苦労した点はどこですか?
「100円で販売できること」が前提だったので、材料や作り方をかなり調べました。元々DAISOで売られている既存のかっさを参考に、どうすればコストを抑えつつ使い勝手を良くできるか考えました。最初はパネルを切ってアナログで形を確かめることから始め、その後3Dプリンターで試作し、形を調整していきました 。
また、最初はボールチェーンの予定でしたが、最終的にはフックの形に変わりました。かっさとして使う時はポーチやペンケースから外して使うので、今の形の方が使いやすくなりました。
――実際に商品化されて、反響はどうですか?
本当にびっくりしています。妹から「東京の店舗では売り切れてたよ」と連絡が来たり、ある作家の方がポッドキャストで「これがめっちゃいい!」と褒めてくださっていたりするのを知って、すごく嬉しいです。
▲店頭で販売されている様子。
――勝又さんは、なぜ京都芸術大学のプロダクトデザインコースを選んだのですか?
もともと雑貨や文具が好きで、高校も芸術系だったのですが、当時は平面のデザインが中心でした。でも、授業で野菜を粘土で本物そっくりに作る課題があった時、「自分は立体を作る方が向いているかも」と気づいたんです。 あと、京都に住みたかったというのも大きな理由です(笑)。伝統文化にも興味があったので。
――実際に入学してみて、大学の雰囲気はどうですか?
先生たちが自分のアイデアを否定せず、尊重した上でアドバイスをくれるのがすごく心強いです。学生一人ひとりをしっかり見てくれている実感があります。以前、1年生後期の合評のあと、あまり接したことのなかった先生に学食でたまたま会ったときに「(作品)よかったよ」と声をかけてもらったことがあって、ちゃんと見てくれているんだなと感動しました 。
――最後に、今後の目標を教えてください。
現在はアメイズプラスさんとの産学連携授業で、美容家電などの新しいプロダクトに取り組んでいます。
将来的には文具や雑貨系を目指していて、コンペへの応募や、普段の授業の作品をポートフォリオにしっかり載せられるよう制作を続けていきたいです。
あと、ファッション・アパレル系にも挑戦してみたくて、布を使ったバッグやポーチも作れたらいいなと思っています。
▲勝又好叶(かつまた このか)さん 静岡県立沼津西高等学校出身
勝又さんはインタビューの中で、実は3Dモデリングがあまり得意ではなく、制作過程で苦労したと明かしてくれました💻
しかし、そこで諦めるのではなく、まずは挑戦してみること、そして自分の得意なアナログな手法で補うことで、DAISOで販売される商品を生み出すことが出来たそうです。
京都芸術大学のプロダクトデザインコースには、苦手なことがあっても、チャレンジしてみようと思えるような、自分の可能性を広げられる環境がありますよ🌟
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6/6(土),7(日)に体験授業型オープンキャンパスが開催されます!
私たちのまわりにある道具をつくったプロダクトデザイナーは、どんな発想から、どんな工夫をして、そのカタチを決めたのでしょう?今回はアイデアの発想方法をきっかけに、普段の行動から身近な道具のデザインを考えてみます。新たなデザインを生み出す楽しさを、一緒に感じましょう。
- 持ち物:カッターナイフ、定規
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