プロダクトデザインコース

DAISOさまとの産学連携商品発売 Part6

こんにちは、プロダクトデザインコースです🌈

 

プロダクトデザインコースでは、2017年から100円ショップのDAISOブランドを展開する、株式会社大創産業さまとの産学連携授業を行っています🍀

授業では2〜3年生の学生が商品化を前提にアイデアを出し、最後は社長さんやバイヤーさんに自分のデザインをプレゼンします。

昨年に行われた、最終発表会の様子はこちらからご覧になれます!

 

 

授業から発売された商品は50点を超えますが、その中には、「漫画を飾れる棚」「キャンドルうねうね」「落ちない暗記シート」などヒット商品になったものもたくさんあります✨

 

 

今回は、「チェーン付きかっさ」を考案した、3年生の勝又好叶(かつまた このか)さんにインタビューしてきました💬

 


 

――まずは、この商品について教えてください。

一言で言うと、「かっさ(マッサージ用のプレート)」と「チューブ絞り器」が合体した商品です勉強や作業が続くとどうしても手が凝り固まってしまうんです。いつもペンで手の平などをぐりぐり押していたのですが、それが結構痛くて(笑)。「マッサージができるかっさを自分で作ろう」と思ったのがきっかけです

 

 

――自分の実体験から生まれたんですね。形にもこだわりがありますか?

はい。手の甲や指の側面など、老廃物が溜まりやすい場所をしっかりマッサージできるように、丸みのカーブを試行錯誤しました

 


さらに、真ん中に細長い穴をあけることで、ハンドクリームなどのチューブを最後まで絞り出せるようにしています。角度を付けると絞りやすいです。サイズも、持ち運びやすさと絞りやすさの絶妙なラインを狙いました

 

 


 

――商品化にあたって、苦労した点はどこですか?

「100円で販売できること」が前提だったので、材料や作り方をかなり調べました。元々DAISOで売られている既存のかっさを参考に、どうすればコストを抑えつつ使い勝手を良くできるか考えました。最初はパネルを切ってアナログで形を確かめることから始め、その後3Dプリンターで試作し、形を調整していきました

 

 

また、最初はボールチェーンの予定でしたが、最終的にはフックの形に変わりました。かっさとして使う時はポーチやペンケースから外して使うので、今の形の方が使いやすくなりました

 

 


 

――実際に商品化されて、反響はどうですか?

本当にびっくりしています。妹から「東京の店舗では売り切れてたよ」と連絡が来たり、ある作家の方がポッドキャストで「これがめっちゃいい!」と褒めてくださっていたりするのを知って、すごく嬉しいです

 

 

▲店頭で販売されている様子。

 


 

――勝又さんは、なぜ京都芸術大学のプロダクトデザインコースを選んだのですか?

もともと雑貨や文具が好きで、高校も芸術系だったのですが、当時は平面のデザインが中心でした。でも、授業で野菜を粘土で本物そっくりに作る課題があった時、「自分は立体を作る方が向いているかも」と気づいたんですあと、京都に住みたかったというのも大きな理由です(笑)。伝統文化にも興味があったので

 

 

――実際に入学してみて、大学の雰囲気はどうですか?

先生たちが自分のアイデアを否定せず、尊重した上でアドバイスをくれるのがすごく心強いです。学生一人ひとりをしっかり見てくれている実感があります。以前、1年生後期の合評のあと、あまり接したことのなかった先生に学食でたまたま会ったときに「(作品)よかったよ」と声をかけてもらったことがあって、ちゃんと見てくれているんだなと感動しました

 


 

――最後に、今後の目標を教えてください。

現在はアメイズプラスさんとの産学連携授業で、美容家電などの新しいプロダクトに取り組んでいます

将来的には文具や雑貨系を目指していて、コンペへの応募や、普段の授業の作品をポートフォリオにしっかり載せられるよう制作を続けていきたいです。

あと、ファッション・アパレル系にも挑戦してみたくて、布を使ったバッグやポーチも作れたらいいなと思っています。

 

▲勝又好叶(かつまた このか)さん 静岡県立沼津西高等学校出身

 


 

勝又さんはインタビューの中で、実は3Dモデリングがあまり得意ではなく、制作過程で苦労したと明かしてくれました💻

しかし、そこで諦めるのではなく、まずは挑戦してみること、そして自分の得意なアナログな手法で補うことで、DAISOで販売される商品を生み出すことが出来たそうです。

京都芸術大学のプロダクトデザインコースには、苦手なことがあっても、チャレンジしてみようと思えるような、自分の可能性を広げられる環境がありますよ🌟

 


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発想から考える~身近な道具のデザイン~
私たちのまわりにある道具をつくったプロダクトデザイナーは、どんな発想から、どんな工夫をして、そのカタチを決めたのでしょう?今回はアイデアの発想方法をきっかけに、普段の行動から身近な道具のデザインを考えてみます。新たなデザインを生み出す楽しさを、一緒に感じましょう。
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