アートプロデュースコース

【ASPer】第四回 『作らなくてもアートは創れる!』レポート

高校生アート・サポーター・プロジェクト(通称:ASPer)の第四回目が7月19日(日)にARTZONEで行われました。

 

4回目ともなると、初めの方から参加してくれている人はとくにすっかり顔なじみになっていて、

高校生同時の会話もはずみ、とてもリラックスしたムードでスタートしました。

 

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この日のプログラムテーマは『作らなくてもアートは創れる!』。

アートプロデュース学科でおなじみの対話型鑑賞「ACOP」を体験し、

作品という「モノ」ではなく、アートという現象=「コト」を作る出すことのできるアートサポーターを目指します。

 

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今回は、奈良美智さんの作品『the little judge』とピカソの作品『雄牛の頭』の2作品を鑑賞しました。

 

『描かれている人物の表情はどんなだろう? どこからそうおもったのかな?』

『もしこの作品を「あげる」といわれたら、欲しい? いらない?』

『アート作品の“価値”ってなんだとおもう?』

 

ナビゲイターの伊達先生のそういった問いかけにも、みなさん積極的に発言をしてくれて、

核心をつくような意見が次々と飛び出していました。

 

 

振り返りのなかででた参加者の感想を一部ご紹介します。

 

 

■見る人の意見の貴重さや深く考えることの楽しさ・重要さを学びました。

 

■自分が作品を作る場合でも、人はどのように見るんだろうと考えながら作ると、もっと楽しいだろうなと思いました。

 

■それぞれの違う考えや感性が、引き立てあっていて、その相互作用が「アート」を生みだしていることを実感しました。

 

■普段作品を見続けることをしないので難しかったけれど、みんなの意見を聞いてなんとなくですがいろいろな物が見えてきた気がした。新しい発見もありおもしろかった。

 

■周りの人たちの意見も聞きながら作品を鑑賞することで、自分のなかで新たな思考回路が生まれていくのを感じた。

 

 

 

当初の予定では2時間のプログラムのなかに、ARTZONEで開催中の『魅せる和紙』展の鑑賞も入れていたのですが、

2つの作品の鑑賞が非常に盛り上がって時間がオーバーしてしまったので、そちらは『番外編』として、ASPer本編終了後に開催をしました。

 

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先ほどとは打って変わって、いわゆる絵画とも立体作品ともちがう『和紙』の展覧会でしたが、

「素材としての和紙」と「アートとしての和紙」について、それぞれが感じたこと・考えたことを言葉にして共有することができました。

 

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さて!これで缶バッジは『A』『S』『P』『e』まで揃いました!

残り一つの『r』がそろえば『ASPer』が完成しますね!

 

最終回となる5回目は8月1日に開催です。

はじめての参加者も大歓迎ですよー。お待ちしてます!

 

 

次回予告

 

高校生アート・サポーター・プロジェクト

第5回『展覧会の裏側ってどうなってるの?』

8月1日(土) 14:00-16:00

 

展覧会の会場には、アート作品の魅力を引き出し、お客様に楽しんでもらうためのたくさんの工夫が仕掛けられています。

普段は見ることの出来ない展示作業の裏側をのぞいてみませんか?

 

 

参加申し込み方法

下記に参加者のお名前/高校名(所属)/参加希望日をご連絡ください。

 

京都造形芸術大学アートプロデュース学科

電話:075-791-9296  FAX:075-791-9429

e-mail:info@artzone.jp

 

※メールの場合は、件名に「ASPer申込み」を記載の上お送りください。

 

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