アートプロデュースコース

【授業紹介】表現演習1(ACOP)〜デッサンに挑戦〜

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アートプロデュース学科の名物授業のひとつである表現演習1、通称:ACOP(エーコップ)。

本学科1回生の必修であるACOPは、Art Communication Projectの頭文字をとって名づけられた、対話型鑑賞のプログラムです。

「みる・考える・聞く・話す」の4つを基本とし、美術史の知識だけに偏らず、鑑賞者同士のコミュニケーションを通して美術作品を読み解いていく取り組みによって、学生たちは優れた鑑賞者、そして作品と鑑賞者を結ぶ「ナビゲイター(ファシリテイター)」となる力を1年かけてつけていきます。

 

前期は理論を学びつつ、毎回様々なワークを通して、鑑賞者としての腕を磨いていき、

それを経た後期には、学生自らがナビゲイターとして学外からのお客さまを対象にした鑑賞会を開きます。

アートプロデュースには、作品を見極める目と、あらゆる状況に対してどのように対応するか、その判断力が非常に問われます。

ACOPの授業でそういった能力を1回生のうちに習得するASP学科の学生たちは、2回生のうちからインターンや学内外を問わず様々なプロジェクトに積極的に参加し、社会で生き抜く術を学んでいきます。

 

↓2015年度ACOP鑑賞会の様子

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さて、福のり子教授の元、2004年に始まり、今年で早くも13年目を迎えるACOPですが、先週の授業では、13年目にして”初”のある試みがありました!

 

これまでも、剣道部の結成(ブログ記事)や、綱渡り(ブログ記事)などなど、一見、何の関わりがないようにもみえるユニークなものにチャレンジしてきましたが、今回は、作品制作はしないはずのASP学科で、真剣に「鉛筆デッサン」に挑戦をしました。

 

講師には『デッザンの鬼』との呼び声のある、本学アートリンクセンターの石山さんに来ていただきました。

 

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大学に入るまでデッサンをやったことがないという学生も多くいるなか、今回のワークで体験してもらいたかったのは、固定観念を捨てた状態でモノをじっくりと観察するということ。

 

イメージで描いていないか、周りとの関係性を考えられているか。

デッサンで見えてくるのは、自分のモノの見方。

 

レクチャーのなかで、「観察の手順」について、はじめにまず「全体像」を捉え、次に〇〇に対して□□など比較による把握をし、それぞれの部分や全体との関係性で見ていくという話がありました。

 

実は、ACOPで作品鑑賞をする時も、デッサンの観察の手順と同じことを行っているんです。

根拠のあるものの見方ができるようになることが、ACOP上達の第一歩。

 

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気がつけば、前期の授業も早くも半分が終わってしまいました。

ですが、ASP学科は夏休みまでまだまだ全力で走り続けますよ!

ACOPでも前期最大のイベント「仮装行列」が控えています。

 

そして、高校生向けのイベントも開催します!

 

【予告

 

6/12(日)

一日体験入学オープンキャンパス

マンガでわかるアートの魅力

 

「このマンガおもしろいよね!」 友達とそんな会話をしたことありませんか。

でも、ふたりに見えているマンガは本当に同じなのでしょうか?

この授業では1つのマンガをみんなで読むことで、驚くような体験と

「アートってそういうことか!」という発見を生み出します。

作品制作だけじゃないアートの魅力を体験しましょう。

アートプロデュース(ASP)学科の授業を体験できるチャンス!!!!!!

概要、申し込みはこちらから

 

たくさんの参加をお待ちしています!

 

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