『眠れる森の美女』全2幕 注目ポイント!

9月 28日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
造形大では、グループワークショップのねぶた製作、オープンキャンパスに大瓜生山祭といった行事が終わり、一息つくまもなく今週から後期授業が始まりました。
夏季休暇中でも学内では製作をしている学生がいたのでにぎやかでしたが、授業始まると一層にぎやかさが増しますね。

さて、いつの間にか9月も末…。
10月6日(日)開催 ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕も本番まで1週間となりました。

夏に開催した関連企画「チャイコフスキー三大バレエを学ぶで、講師の菘あつこ先生のレクチャーでもありましたが、『眠れる森の美女』はスケールが大きく豪華絢爛な王室の物語で、バレエ団の規模の大きさと、ソロで踊ることも多いのでちゃんと踊れるダンサーがいないと出来ない作品だといわれています。

というわけで、今日は『眠れる森の美女』全2幕で注目していただきたい見どころポイントをお教えします!(たくさんあるのですがあえて…)

まずは、オーロラ姫誕生の洗礼式。
お祝いに招かれた「優しさ」「元気」「のんき」など6人の妖精たちが姫の幸せな人生のための性格を授けるための様々な踊りを披露します。
それぞれのイメージカラー(?)の衣装を纏い、誕生した姫の周りを踊る姿は色とりどりで綺麗です。
また、招待されず姫に呪いをかける“邪悪の精 カラボス”。
男性ダンサーが扮した姿は悪役だけれどもどこか憎めないユニークさがあります。
カラボスとカラボスの呪いを阻止するリラの精(6人の妖精の1人)の掛け合いも注目です。

美しく成長した16歳のオーロラ姫と4人の求婚者たちと踊るシーン。このシーンではオーロラ姫が求婚者に身を任せているようで実は、バランス感覚や踊りのテクニック的に難しいといわれています。ダンサーの踊りのテクニックの高さにも注目してみてください。

そしてなんといっても、ラストのオーロラ姫とデジレ王子の結婚式のシーンは大注目!
「長靴をはいた猫」や「赤ずきん」「青い鳥」「シンデレラ」など誰もが一度は読んだことがある童話の登場人物たち、金、銀、宝石の精たちが2人を祝福します。
童話のキャラクターに扮したダンサーに思わず口元がほころんでしまいます。

個人的注目ポイントは、
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式で登場する「長靴をはいた猫」。
ぴょんぴょんと飛び跳ね、手首を曲げて猫手を表現する猫のダンスがかわいくて、猫好きな私は注目しています!(^o^)

嬉しいことに公演チケットは完売間近となっています。
観ようかな?、とお考えの方はお早めにご予約をお済ませ下さいませ~!

上田