新たなる試み!研究会って?

9月 04日, 2013年
カテゴリー : 公演情報 

こんにちは、ツカモトです。
夜、虫の声が心地よい季節になってきましたね。

今回は学問の秋にぴったりな研究会のお知らせです。

ご報告がおそくなりましたが、
舞台芸術研究センターは今年度より、
文部科学省の定める共同利用・共同研究拠点に認定されました。

これは、広範な学術研究の発展のため、
個々の大学の枠を越え設備や資料などを全国の研究者が共同で利用し、
研究をおこなう体制を整備し、学術研究の基盤を強化することを目的に、
文部科学省が平成20年に認定制度を設けた制度です。
現在、共同利用・共同研究拠点として41大学(29国立大学、12公私立大学)
90拠点が認定されています。

京都芸術劇場を使用した、「劇場実験」を核とするプロジェクトをとおして、
学術研究の基盤強化および新たな学術研究の展開を目指します!!

さて、その研究会第一弾が9月6日(金)におこなわれます!
テーマ研究I「近代日本語における〈声〉と〈語り〉」
第1回 日本の伝統演劇における〈語り〉1:狂言の場合

ゲスト講師に野村万作先生(人間国宝・和泉流狂言方)をお招きし、
『釣狐』の「語り」の実演をしていただきます。
また、深田博治氏には『奈須与市語』を実演していただきます。
野村万作氏と企画の渡邊守章によるトークもおこないます!

2013年7月12日 『東西狂言  華の競演』より  京都芸術劇場 春秋座
撮影:清水俊洋

開始時刻は18時30分、入場は無料で、ご予約も不要です!

人間国宝の語りを是非ご堪能ください!!

明日は、9月11日(水)に開催しますテーマ研究Iの研究会第二弾を
ご紹介します!お楽しみ。

ツカモト