クロステックデザインコース

授業風景

  • LINEで送る

2020年10月15日  授業風景

時空を飛び越えて作る「トラベル絵画」

こんにちは。

クロステックデザインコース研究室です!

本日は中山和也先生と白石晃一先生がオムニバス形式で行っている授業「クロステックデザイン発展Ⅱ」をご紹介いたいます。

 

withコロナの時代に突入して、人との距離のあり方を認識し直す必要性を感じますね。そんな中現代アーティストである中山先生が「トラベル絵画」を制作する課題を出しました。

 

「トラベル絵画」とは、離れたところにいる他人と半紙(B2ぐらい)の画用紙に絵画制作するというもの。中山先生はこの課題を通して、自分ではどうしようもできない現場でも人の手や頭を使って自己表現をして欲しいと考えているそうです。

今回は自分で手を入れられることが少ないため、ディレクション力が試されるだけではなく、withコロナとの新しい表現へのアプローチを考える機会にもなりますね。

 

課題設定の条件として、学生は指示を出すだけで、自分で描くことは禁止されています。言葉だけで相手に指示を出し、協力して一つの絵画を書き上げます。

 

ところで、半紙ってどのぐらいの大きさかわかりますか?

このぐらいです。

 

 

DSC_0565-2

結構大きいですよね。

 

学生はどのようにして他者に協力もらうか試行錯誤していきます。

ホワイトボードでアイディアを出す学生や、渡された画用紙を小さく切り刻む学生まで様々。

DSC_0546-2

 

DSC_0561-2

DSC_0583

 

さて合評の日を迎え、各々が「トラベル絵画」を自分なりに理解して画用紙に落とし込んでいきます。

旅で必要な靴を使って画用紙いっぱいにカラフルな模様を作り出した学生や、「TRAVEL」という言葉の起源を調べてしっかりプレゼンをする学生まで様々。

 

DSC_0606

DSC_0613

画用紙を切り刻んで紙すきをし、葉書を作ってトラベルグッズへと変化させた学生もいました。

 

iOS の画像 (4)

お母さまの描いた絵葉書。なんだかほっこりしますね。

 

DSC_0587

<謎を解こうとする中山先生>

 

中には謎に満ちたタイトルと作品だけを発表する学生もいました。

意味や意図がわからない中、なんとかヒントをもらおうと、発表者以外の学生や先生が質問を投げかけまくり、まるでクイズ大会のようになった場面も。

作品を通して鑑賞者が思考の旅に出ているようなパフォーマティブな発表もありました。

 

 

 

DSC_0621

浅田優月さん(京都府立嵯峨野高等学校出身)は知り合いの財布に入っているレシートをもらい、時系列に並べて「トラベル絵画」を作りました。

 

DSC_0623

コロナ前の2019年6月14日のレシートから始まり、新しいものは合評が始まる数十分前の物までありました。購入場所も京都から東京、千葉など様々。羅列された数々のレシートを眺めていると、時空を超えてタイムトラベルをしているような気持ちになってきます。

 

 

次は嶋田匠君(私立近江兄弟社高等学校出身)の作品「妹達のトラベル」。

この写真をみて、なんだこれ?と思われた方もいらっしゃると思いますが、これももちろん作品の一部なのです。

 

DSC_0575

嶋田君には2人の妹さんがいるそうです。この課題が出た時に、妹さんに「トラベル絵画」を描いて欲しいと説明なしに頼んだそうです。

その無理難題にまず取り掛かったのが一番下の妹さん。鉛筆の下絵まではなんとか描くことは出来ましたが、夜も遅くなり色を塗る前に寝てしまったそうです。そこで下絵のままではいけないと立ちがったのが真ん中の妹さん。下絵をヒントにgoogleで検索しながら着色。その際には、下絵の間違いを見つけては丁寧に修正をしていたそうです。夜中の12時を回っても作業は終わらず、ついにお母さんも参戦。ようやく完成した絵を朝に渡された嶋田君は、そのまま発表を迎えました。

発表時、嶋田君はこれが妹達が描きあげた「トラベル絵画」であるということ以外、何が描かれているかは詳しくは知りませんでした。

妹達とお母さんが描いた世界中の名所と一緒に、まるで旅行にいったように写真をとる嶋田君。

一番下の妹さんはこの絵画の完成した姿をみていないとのことで、嶋田君はこの絵を大事に持ち帰りました。この絵画もトラベルを終えて家路につくのですね。

 

今回の授業では、アートの観点からアイディアを考えて制作しました。

「絵画」と言われると油絵や水彩などを想像することが多いのではないでしょうか? 現代アーティストの中山先生はそうした枠を超えたことに常に挑戦し、面白い物を作りたい、見てみたいと考えています。

これはスタートアップや企画のアイディア出しにも共通していることで、クロステックデザインコースの先生方は「枠」に囚われていては新しいことや面白いことは始まらないと考えています!

 

次回もまたクロステックデザインコースの授業を紹介できればと思います!

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

高校生・受験生限定!

秋のmini

オープンキャンパス!

 

これから具体的に進路を考えはじめる高校生・受験生必見!

まずは気軽に大学を見学して、京都芸術大学のワクワクする学びを体感しよう!

*今年度受験を予定している高校3年生・受験生・留学生の方は、【11月1日開催のキャンパス見学ツアー】への参加もご検討ください。

*体験授業型選抜Ⅰ期において出願手続きをされた方は、12/6に実施される「0年生プログラム」に参加をしてください。

 

日程:10/24(土) 10/25(日)

時間:10:00〜/13:00〜

*2部制 *事前予約制

予約はこちらから!

 

 

京都芸術大学クロステックデザインコース公式ページに授業内容の詳細がを掲載中!

ぜひそちらも覗いてみてくださいね!

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

クロステックデザインコースでの日々の授業風景、

イベント等はtwitterとInstagramで日々更新中です。

ぜひそちらもチェックしてみてください!

 

 

twitter   Instagram

 

関連記事

123>

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © Kyoto University of the Arts

閉じる

ABOUT

京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。