- 2021年7月1日
- 日常風景
【kuapedia】総合造形コースの学生・授業内容を紹介!
この記事は2021年に公開されたものです。現在とコース編成等が異なる場合があります。
総合造形コース
出典:京都芸術大学百科事典『クアペディア(kuapedia)』
総合造形コース(英:Mixed Media Course)は、京都芸術大学にある13学科23コースのうち、美術工芸学科に属するコース。この記事では、いま現在コースで学んでいる学生をクローズアップ!さらには、実際に行われている授業の様子や、制作した作品などをご紹介していきます。
目次[非表示]
1 学生の紹介
1-1 プロフィール
1-2 現在の時間割
1-3 自分のコースの好きなところ
1-4 高校時代、志望校を選ぶときにポイントにしたところ
1-5 授業以外で取り組んでいる活動
1-6 高校生にひとこと!
2 授業紹介
2-11年生:はじめての授業「総合造形基礎Ⅰ」
2-22年生:陶芸「泥漿鋳込み(でいしょういこみ)」の技術を学ぶ!
2-3 2年生:ガラスの技法を学ぶ!
1 学生の紹介
1-1 プロフィール
1-2 現在の時間割
お気に入りの授業は『総合造形表現』。3回生からはゼミに別れ、各自展示に向けて計画を立て制作していきます。私は陶芸ゼミで制作しています。ゼミによって扱う素材や考え方も違うので、制作の合間にする意見交換が楽しいです。
[注1]K.Nさんの時間割を見てみると、コースの専門科目(ピンク色)以外にも、たくさんの教科があることが分かりますね!ちなみに、水色:興味関心に応じて好きな授業を選択できる芸術教養科目、緑色:就職活動を見据えて取り組むキャリア科目、青色:博物館学芸員課程科目です。
1-3 自分のコースの好きなところ
総合造形は土、木、金属、樹脂など様々な素材を扱います。同じテーマで作品を制作したとしても、制作者によって扱う素材や考え方が異なる為、制作中はもちろん、合評時に自分の中にはない視点での話を聞くことが出来て楽しいです。また制作場所が共同であることから、常に刺激を受け、それが自身の制作にも良い意味で影響されます。自分以外の人の様子が見えることで、自分も頑張ろう、と思える環境です。
1-4 高校時代、志望校を選ぶときにポイントにしたところ
なにかしらの技術を身につけたい、自分に出来ることを増やしたい、そんな思いで大学に進学しようと思っていました。手を動かして、素材そのものに触って何か作りたい、と考えていた時、大学のパンフレットや、オープンキャンパスで総合造形の授業内容や作品をみて、ここしかない、と思いました。幅広く素材に触れる、というところが大きかったと思います。
1-5 授業以外で取り組んでいる活動
今年度はオープンキャンパスの広報スタッフの活動をしています。スタッフの仕事を通して、自分で課題を見つけて動くことや、一つの仕事に対して工夫するということを学んでいます。また人前で話す際に目の前の人に「伝える」ということを意識するようになりました。制作では、授業で学んだことを元に水ー金の授業後や土日に自主制作を進めています。
★K.Nさんが制作に使っている「鋳込み」の技法も授業で身につけたもの!下記の授業紹介で詳しくご紹介します!
1-6 高校生にひとこと
大学を選ぶというのは、人生の中で一つ大きな選択かもしれません。どこを選ぶか、というより将来自分が何をしたいのか、だと思います。何をしたいのかを考えるには、オープンキャンパスに参加することで、実際の大学の雰囲気を感じとることや、そこに通う大学生と話をすることで、大学と自分を知る、ということが大切だと思います。応援しています。
2 授業紹介
2-1 1年生:はじめての授業「総合造形基礎Ⅰ」
入学したての5月、1年生が初めての課題に取り組みました!
陶器でできた造形作品をリサーチしたあと、気になる陶芸作品をそれぞれアレンジし、粘土で原型を作ります。
そこから、乾燥、素焼き、釉薬による彩色、本焼成といったプロフェッショナルなプロセスを経て完成させました!
詳しく知りたい方はこちらをクリック!
2-2 2年生:陶芸「泥漿鋳込み(でいしょういこみ)」の技術を学ぶ!
2年生の授業では、さまざまな技術技法を体験し、今後の自分の表現の幅をひろげていきます。
今回は、K.Nさんも使っていた陶芸の技法のひとつ、泥漿鋳込み(でいしょういこみ)の授業をレポート!
詳しく知りたい方はこちらをクリック!
2-3 2年生:ガラスの技法を学ぶ!
ガラス技法の授業のご紹介!
総合造形コースは、陶芸+彫刻+現代アートと三つにまたがった表現スタイルが合わさったコースです。
まず最初に学ぶのが可塑性(平たく言えば自由度が高いこと)のある陶芸を学びますが、焼き物の成分が違うだけで表現している内容は陶芸でもあるガラス技も体験します!
詳しく知りたい方はこちらをクリック!