文化財保存修復・歴史遺産コース

3年生卒業論文準備研究発表会

こんにちは、歴史遺産学科です。

 

12月1日(水)、8日(水)の2日間にわたり、「2021年度3年生卒業論文準備研究発表会」が開催されました。4年生での卒業論文制作の前段階となる重要な準備研究です。直前まで一生懸命研究をすすめる学生の姿も多く見受けられました。

 

発表の持ち時間は1人15分。10分間の発表後、5分間の質疑応答となります。

 

歴史遺産学科には、「歴史文化領域」と「文化財保存修復領域」の2領域がありますが、学生が研究する内容も考古学的なものや科学的なものなど多岐にわたりました。

 

発表の様子

 

質疑応答の様子

 

スライドに沿いながら、みな落ち着いて上手に発表をしていました。

 

 

 

 

全員の発表終了後に、先生方からは以下のような講評をいただきました。

 

・何を研究したいのか最初から決まっている人も、まだ迷っている人もいると思うが、自分が扱うものをしっかり確認しながら定義づけし、試行錯誤しながら研究を進めていって欲しい。

・卒業論文はアウトプットする最終手段だが、日々の研究も楽しみながらしっかりと取り組んで欲しい。

・質疑応答ではみんな質問すること。

・研究したものは必ずアウトプットする。人に見せて、プレゼンテーションをしてその反応を受け取り、コミュニケーションを重ね、練習して形にしていって欲しい。

・最初にこれをやりたいと思った感覚を忘れないで欲しい。そしてそれに学術的な位置づけをし、新しい発想、方法を試していって欲しい。

・研究倫理の観点からも、参考文献はもれなく書くこと。

 

伊達仁美先生

 

増渕麻里耶先生

 

学科長 仲隆裕先生

 

3年生のみなさま、発表お疲れ様でした!

 

また。司会、タイムキーパーなど会の進行は、4年生が担当してくれました。

4年生のみなさま、運営のサポートありがとうございました!

 

 

【高校1・2年生のための、1day!! 芸大体験 _ 歴史遺産学科、あと4名参加可能です!】

 

歴史遺産学科の体験授業は、2021年12月25日(土)です。

 

『江戸時代へタイムスリップ!—名所図会に色を塗ってみよう—』

歴史を学ぶとは、さまざまな史料や遺物を自分の目で見て過去から未来を考えることです。今回の体験授業でとりあげる「都名所図会」や「都林泉名勝図会」は、京都の名所をビジュアルに紹介した、いわば京都観光ガイドブックのルーツです。モノクロのこの絵に彩色をしながら、今に残る名所が当時の人々の目に、どのように映っていたのかを想像してみましょう。

 

[定員 20名(あと4名参加可能です!)]

持参物|筆記用具、メモ用紙

 

興味を持ってくださった高校1・2年生のみなさま、ぜひご参加ください!

 

<ご予約はこちらから ↓> 

 

 

 

 

 

 

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