- 2023年7月27日
- 日常風景
【学外演習】ルーヴル美術館展に行ってきました!
こんにちは!
アートプロデュースコースです。
7月27日(木)に、西洋美術史を学ぶ美術史Ⅰの授業で、京都市京セラ美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 愛を描く」を見に行ってきました!
1年生みんなで集合写真!
アートプロデュースコースではこれまで、様々な授業で美術館での展覧会鑑賞をしてきましたが、今年度の1年生にとって、専門科目での学外演習は初めてです。
● 2022年度に京都市京セラ美術館を訪れた際のブログ記事
この授業では、西洋美術とその歴史に関する知識を、
1)見る
2)調べる
3)伝える
ための技術を身につけ、美術について学んでいくための基礎知識を習得します。
先日は図書館、デジタルアーカイブ利用演習として美術について調査するための、適切な学術資料を見つけるの方法を学びました。
本学芸術文化情報センターでの文献・資料調査の様子
今回は展覧会で実際に作品を見て、美術史において用いられてきた方法論や理論を踏まえて、西洋美術とその歴史に関する知識を深めます。
美術史Ⅰのご担当である非常勤講師の久後香純先生が引率してくださいました。
久後香純先生(視覚文化史/写真史/メディア論)
久後先生からのコメント
「ルーヴル美術館展 愛を描く」では、授業で扱った時代や地域の作品が多数紹介されています。
授業内では神話の表象が現在にまで続く「美しさの基準」を形作ったことを学習したので、今回は実際の作品の鑑賞をとおして「理想的な美」の様式はどのように描かれ、語られ、人々に受容されてきたのか、より深く理解できるようになってほしいです。
これをきっかけに、日常的に展覧会へ通って作品を見ることを大切にしてほしいですね。
この日は展覧会鑑賞用のワークシートが配られ、学生たちは自分の意見を意識しながら展覧会を振り返りました。
・どのような作品が展示されていたか?
・展示空間内でのレイアウトはどのように構成されていたか?
・キュレーターはこの展覧会をどのような意図のもと企画したのか?
・展覧会を通して展示されている作品や資料はどのような新しい知見を提供していたか?
・展覧会の企画と実現において、学芸員または美術館/博物館が直面した課題があったと考えられるか?
・展覧会は実現が困難なプロジェクトであったのか?
・どのような選択やリスクがあったのか、また、どのような要因(予算、時間、貸出費用など)が展覧会の結果に影響を与えたのか?
ワークシートで展覧会を振り返る学生たち
美術史Ⅰの授業では、作品に対する意見を学生に求めた際に授業後半にかけてリアクションが良くなってきたそうです。
1年生の必修科目、対話型鑑賞の授業で基礎を学んだ学生たちの成長を感じますね!
前期の授業も今週でフィニッシュです!夏期休暇でしっかり身体を休めて、後期もたくさんの学びを吸収しましょう!
皆さんお疲れさまでした!
・・・・・・・・・・・お 知 ら せ・・・・・・・・・・・
\7月29日(土)30日(日)「ブース型オープンキャンパス」/
参加申込受付中!
2023年度4月ブース型オープンキャンパスの様子
10学科24コースのブースでは、ワークショップ体験や学生・教員と相談ができます。
体験型ワークショップやキャンパスツアーで大学のことを知ろう!
芸術大学への進学を検討している1・2年生も、志望コースに迷っている受験生も、コースの学びを比較して、自分にあう学びを探してみてください。
志望コースを絞っている方は、先生とじっくり相談できます!
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\8月26日(土)27日(日)「体験入学オープンキャンパス」/
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大学の教室や施設を使いながら、芸術大学の特色ある体験授業を受けることができます。
コースの学びを体験し、自分にはどのコースが合っているか、じっくりと考えられるチャンス。
入試の模擬体験としてもおすすめのイベントです!
本格的な授業を受けながら、入学後の学生生活を体験しませんか。
新たな学び・気づきが得られる機会となるはずです。
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アートプロデュース超入門~その2~
アートを世に広めたり、アートを活用して人々や社会に働きかけるプロデュースの魅力を体験しながら、入試に向けて、ものの見方や考え方、コミュニケーションの仕方のコツも学べます。高校までの美術では習わない、アートの現場に欠かせない「アートプロデュース」とは?
皆さんのお申し込みをお待ちしております!
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\8/6(日)参加者募集中!高校生アートラボ コトツク2023/
「高校生アートラボ コトツク」は、モノ作りにも生かせる〈コトをつくるアート〉の実験場。
アーティストから発想法を学んだり、研究者の頭の中を探検したり、まちのアート施設を訪問したりするワークショップを通して、〈コトをつくるアート〉を体験していきます。
モノづくりからコトづくりへ、ますます広がるアートの世界の扉を開いてください。
チャプター 3【アートは現場で起こっている】
担当:蔭山陽太先生(アートマネジメント)、山下里加先生(文化政策)
8/6(日) 13:30-15:30 (13:00 受付開始)
今、コトをつくるアートは、芸術分野だけではなく、まちづくりや教育機関、ビジネス界からも注目されています。
Chapter3では、京都市の東九条にある小劇場THEATRE E9 KYOTOを訪ね、アートと地域や企業の連携など、実際の現場で起こっているコトを目撃し、アートの活用術と可能性について一緒に考えます。
申込の締め切りは、前日17時まで!お申込みお待ちしています!
Chapter 3ご担当の山下里加先生(左)、蔭山陽太先生(右)
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京都芸術大学アートプロデュースコースを詳しく知りたい方は公式WEBサイトやTwitterをチェック!
ぜひ覗いてみてくださいね!