文芸表現学科

大迫知信先生の執筆した “おばあめし”について紹介します!【学生ブログライターによる執筆】

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

学生ブロガーの3年生・徳和目莉子です。

 

おばあめし

 

コロナ禍で親族や友達となかなか会えていなかった頃の2022年9月。

私たち文芸表現学科の先輩でもある、非常勤講師の大迫知信さんが、清流出版株式会社から『おばあめし』という本を出版されました! おばあと孫のオモロイ関係…“ちょっと変わったグルメ写真エッセイ本“こと『おばあめし』についてご紹介します。

 


 

おばあめしが本になったワケ…

 

大迫さんは2016年12月13日、ブログにおばあめしの記事を載せました。その記事は大きな反響を呼び、NHKの「サラメシ」など、さまざまな番組や媒体で取り上げられて、4年ほど経ったころに書籍になることが決まりました!

書籍化にも繋がった記事たちは、おばあめしのサイトで読む事が出来ます。

 

▶︎▶︎おばあめし公式サイトはこちら

 

 

おばあの料理を毎日食べることになったワケ…

 

大迫さんはなんと勤めていた沖縄の電力会社を辞めて、我々の通うこの京都芸術大学の文芸表現学科に入学しました。反対意見が多く、周囲の反応に翻弄されながらも、おばあの「ご飯ぐらい作ったる!」その一言が物書きへの背中を押しました。

そうして、大迫さんは大学が終わると、おばあの家に帰り晩ごはんと、次の日の朝と昼食に食べるおにぎりを持ち帰ることになりました。

 

それでは書籍にも出てくるおにぎりたちをつまみ食いしていきます!

大迫さんにご協力いただき、書籍にも出てくるおばあめしを写真と一緒に具材も明記しながらご紹介していきます。みなさんもインパクトのある「おばあめし」をぜひご賞味ください。そしてぜひぜひ作ってみては……?

 


 

おばあが初めて作った“顔おにぎり”!?

おばあめし

 

おばあめしの表紙にもあるとても目を引く“顔おにぎり”。

この写真は他にもたくさんある“顔おにぎり”シリーズの第一号です! ここからおばあのインパクト大おにぎりは始まった…!? もはや「『おばあめし』」の代表でもあるともいえます。

 

〜具材〜

・ミニソーセージ ・刻みのり ・ミツカン「おむすび山 鮭わかめ」

 

 

危険な!?カレイの唐揚げ貼り付けおにぎり

おばあめし

こちらは顔おにぎりとはまた一風変わったおにぎり……。

なんと、カレイの唐揚げをそのままおにぎりにドーン!と貼り付けたおにぎりです。カレイの立派な骨もそのままに、ワイルドに貼り付けられているおにぎりはもはや危険…!?

 

〜具材〜

・カレイの唐揚げ ・ちりめんじゃこ ・三島食品「菜めし」 ・ポン酢

 

他にもたくさんの貼り付けおにぎりがあります。

入らないおかずは外付けで貼ってしまえ!というおばあの豊かな発想に感動……。

書籍では様々な、あんな具材こんな具材が貼りつけられています!

 


 

「おばあめし」を是非読んでみよう!

 

書籍では、変わったたくさんのおにぎりネタや、季節ごとのパーティーメニューなどたくさんのおばあめしに触れることが出来ます!

大迫さんがおばあにインタビューをするパートもあり、家族だからこそ出てくる言葉や感情に共感することも…。

 

おばあが料理を作りはじめたキッカケなど、これまでの料理ルーツにも触れられています。

さらに、おばあめしのルーツだけでなく、本学科の先輩でもある大迫さんが卒業後、どのようにしてこの本を出版することになったのかという、制作秘話もかたられています。

 

〜二人のその後〜

 

コロナ禍のピークに、おばあは新型コロナウイルスに感染しました。そこからおばあが体力に限界を感じるなどの紆余曲折があり、現在は「まごめし」として大迫さんがおばあに手料理を振る舞っています。

 

おばあめしは現在、どう変化したのか。どのようにして受け継がれているのか。ブログやインスタグラムなどのSNSで、現在の変化を遂げた「おばあめし」と「まごめし」について読む事ができます。

▶︎▶︎まごめしについての記事を多くまとめた記事(おばあめし公式記事)

 

 


 

おばあめしイベントアーカイブ&メディア

 

大迫さんはこの『おばあめし』をキッカケに2022年10月20日にKBS京都のラジオ番組『さらピン!キョウト』にもご出演されました。

▶︎▶︎https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/sara/entry/sara_221020_120714.htm

 

刊行記念イベント【おばあめしの生みの親は、芥川賞作家】を2022年10月21日に【MARUZEN &ジュンク堂書店梅田店】で行いました。ゲストには津村記久子さんをお招きされ、そこでしか出ないレア話も出ました。

▶︎▶︎イベントアーカイブ記事(おばあめし公式記事)

 

刊行記念イベント【ものを書いて“食って”いく!関西在住ライター師弟それぞれの方法】を2022年12月9日に【MARUZEN &ジュンク堂書店梅田店】で行いました。

ゲストには学生時代からの恩師、近藤雄生さんをお招きされ、過去の学生時代の熱いお話や、今後の物書きとしてのテーマなど幅広くお話しされました。

▶︎▶︎イベントアーカイブ記事(おばあめし公式記事)

 

他にも、インスタグラムのアカウントでは今までのおばあめしの他におばあと大迫さんの仲睦まじいインスタライブの様子などもみることができます。

ぜひみなさんもおばあのリアルツンデレを体感してみてはいかがでしょうか!

 

▶︎▶︎おばあめし公式インスタグラムはこちら

 

 

 

 

 

大迫知信

インタビュイー

大迫知信(おおさこ とものぶ)

1984年、大阪府生まれ。フリーライター、京都芸術大学非常勤講師。

沖縄で技術職として沖縄電力勤務。3年で退職し、京都芸術大学に入学。

大学卒業後はフリーライターとして、紙媒体やウェブ記事まで幅広く活躍中。

 

 

 

 

(学生ブログライター/3年生・徳和目莉子 大阪府立摂津高等学校出身

 


 

 

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小説家と脚本家、それぞれのストーリーライティング

フィクションの物語を文章で書く、それが小説家や脚本家の仕事です。絵が描けなくても、映像がつくれなくても良し。日本語の文章さえ書くことができれば、あなたならではのストーリーを表現できます。魅惑的な小説家や脚本家の世界をのぞいてみましょう!

 

 

●担当教員

山田隆道(やまだ・たかみち)

早稲田大学在学中より放送作家、脚本家、コント作家、劇作家として活動し、のちに小説家、漫画原作者、コラムニストなどにも手を広げたため、最近は面倒だから肩書きを「作家」に統一している。

 

仙田学(せんだ・まなぶ)

2002年に小説「中国の拷問」で第19回早稲田文学新人賞を受賞。文芸誌を中心に小説・エッセイ・評論・書評を寄稿するかたわら、日刊SPA!、現代ビジネス、cakesなどのウェブメディアでコラムを執筆している。著書に『盗まれた遺書』(河出書房新社)、『ツルツルちゃん』(NMG文庫)、『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』(WAVE出版)がある。

 

●開催日時

12月16日(土)

14:00〜15:40

※事前予約制/先着順

※体験授業のみ参加する場合は、13:40までに受付にお越しください。

 

▼ご予約・そのほかプログラムはこちら

https://www.kyoto-art.ac.jp/1day_hajimete/

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 


 

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