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2017年11月13日  イベント

【文芸コース】作品を書く力と読む力を磨く「合評会」レポート

 114日(土)に京都・瓜生山キャンパスで文芸コース主催の合評会が開かれました。「装」「息」「隠」の三つのテーマの中からどれか一つを選んで執筆していただきました。執筆中の学生から「テーマが難しい! 選ぶのも難しい!」という声がちらほら聞こえてきましたが、それでも8名からの応募がありました。そのどれもが一定のレベルに達した力作でしたので、今回は全作品が採用され、合評会は4時間に及ぶものとなりました。

 

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 三つのテーマからの選択式でしたので、個人的には、どれか一つに偏るのではないかと予測していました。ですが蓋を開けてみれば、「装」が3名、「息」が2名、「隠」が3名と、バランスよく分散していました。作品内容に関しても、非常にバラエティに富んだものが集まりました。男女のすれ違い、親子の関係、認知症、心の疲れといった身近な事柄にアプローチする作品もあれば、怪奇譚風味のもの、戦争もの、意識をめぐるSF作品まで揃っていました。

投稿作品を収録した作品集

投稿作品を収録した作品集

 さて、私自身は文芸コースで教えるようになって何年か経ちますが、合評会への参加は初めてでした。参加前は、どんな雰囲気なのだろう、喧々諤々の議論になるのだろうか、それとも互いに遠慮しあって意見があまり出なかったりするのだろうかと、ドキドキしていました。ですが、始まってみれば、和気藹々としながらも、熱い議論が繰り広げられていました。参加者各々が一つ一つの作品と真剣に向き合い、自分の感性や考えに基づいて、作品の長所も短所もあわせて指摘し、改善の方向性を述べ合っていました。みなさんの議論を聴いていて面白いなと思ったのは、他の人の作品の書き足りない部分について、自分ならどう補っていくか、どう設定し直すかと検討していた点です。別の言い方をすれば、ある作品がその執筆者ではない人のもとで創造のきっかけとなっていたということです。さらに別の言い方をすれば、作品の「隙間」が論評する人の創作の癖や傾向を映し出していたということです。

 

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 今回の合評会に参加するにあたって、私自身は作品の読み方を一つ決めていました。それは、「装」「息」「隠」のテーマがどのような形で作品に取り込まれ、活かされているかに注目するというものです。物語が始まるきっかけとなっている作品もあれば、物語の転換点でキーワードのようにそれらが現れる作品もありました。設定として物語の根幹に関わっているものもあれば、物語の筋立てとして巧みに肉付けされているものもありました。テーマの活かし方という観点から言えば、それが物語に深く根を下ろしているものほど「上手い」ということになりますが、三つのテーマによって呼び起こされた連想が、どのように作品に結実しているかを見るのも非常に刺激的でした(こうした読み方が、合評会作品の良し悪しを決める決定的な基準というわけではありません。念のため)。

 今年度の京都での合評会はこれで終了となりましたが、3月には東京でも開催されます。以下に詳細を記します。投稿方法・投稿先に関しては、11月25日発行の『雲母』121月合併号でご確認ください。

 

文芸コース主催 第7 回合評会
○日時:20183 3 日(土)13:00-17:00(終了予定)

○会場:東京外苑キャンパス(教室は当日掲示)
○応募規程
「出口」をテーマに、6,000 – 8,000字の短編小説を書き下ろしてください。
投稿資格:33日(土)の合評会に出席できる文芸コース在学生・卒業生

投稿期限:2018年2月7日(水)23:59まで

参加資格:どなたでも参加できます(一般の方もぜひお越しください!)

 

 ふるってご応募ください! みなさんの力作をお待ちしています!

 

 

小柏裕俊(教員)

 


 

4学科教員による特別授業&卒業生ゲストトーク(東京外苑キャンパス)

 

「芸術教養学科(手のひら芸大)」「芸術学科」「美術科」「デザイン科」の学びについて、それぞれの学科の教員による特別授業(講義やワークショップ)を開催します。また、各学科の卒業生をゲストにお招きして、実際に学んできたからこそのリアルな学生生活をお聞きいただけます。個別相談の時間もございますので、是非お気軽にご参加ください!(受講料無料・事前申込制)

 

開催日 :11/19(日)13:00〜

 

詳しくはこちらから ↓

http://www.kyoto-art.ac.jp/t/4d_autumn/

 

 


 

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2017年11月6日  イベント

【芸術教養学科】大人の遠足=エクスカーション@海士町のご報告

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みなさまごきげんよう!芸術教養学科 学科長の早川克美です。
芸術教養学科はインターネット上の学習だけで卒業できることが魅力ですが、対面での学びの場づくりにも積極的に取り組んでいます。
年に1度開催される「エクスカーション(大人の遠足)」もその代表的なひとつ。
今日は、10月28〜29日に開催したエクスカーションについてご報告させていただきます。

 

普段のネットだけのつながりから、実際に旅をしながら発見したこと、・感じたことを語り合う対面の機会はとても楽しく有意義です。初めて会う方もたくさんいますが、普段から学科内SNSで交流しているので、不思議とすぐに打ち解け、和やかな雰囲気に変わります。エクスカーションは、行く前の段階から始まっていて、SNSで事前学習をしたり、有志の方が「旅のしおり」を作って公開したりと、だんだんと旅への意識を高めていく過程も、参加者のみなさんが打ち解け合うことに役立っていると思います。

 

2014年には軽井沢、2015年には尾道、2016年には直島と、続けてきたエクスカーション、今回の目的地は島根県隠岐郡海士町、日本海の離島です。東京からでも片道6時間かかるという、行くにはかなりハードルの高いところですが、18名のご参加で、意欲的な1泊2日となりました。
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本土・七類港からフェリーで3時間ゆられて海士町を目指します

 

「ないものはない」のキャッチフレーズで、離島の人口減少・過疎化の問題に正面から取り組んでいることでその名を全国に知らしめた「海士町」、今回は、その海士町の歴史にふれ、そこでIターンで島おこしに関わっている方々の話を伺い、生き方や働き方について、深く考える機会となりました。

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日中は島巡り、島の産業や歴史遺産にふれます。

 

 

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後鳥羽上皇が流されたことで知られる海士町・上皇をお祀りした隠岐神社

 

夕刻には、町営の学習塾・隠岐國学習センターを会場に、島の「教育魅力化プロジェクト」に参画しているIターンで移住された伊木さんから、プロジェクトのお話をレクチャーしていただきました。質疑応答も活発に、実りある時間となりました。

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レクチャーの様子

 

夜は、島の海の幸山の幸でバーベキューの宴。昼間に感じたことを語り合ったり、日々の学習について語り合ったり、みなさん、こうした集まりでは、誰もがピュアな学生になられています。

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楽しいバーベキュー

 

翌日、29日は早朝出発して隣の西ノ島へ渡り、絶景・摩天崖を散策しました。眼下に広がる海景を眺めて「杉本博司みたいだね」と誰かが言うと、「うんうん」と伝わるあたり、芸術教養学科のみなさん、アートが本当にお好きなんだと思います。

 

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摩天崖の絶景

 

西ノ島から戻って、再び隠岐國学習センターで、今度はIターンで移住、島でグラフィックデザイナーとして活躍されている南さんから、島のデザインについてお話をうかがいました。

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島で活躍されているグラフィックデザイナー・南さん

 

参加された方、それぞれが自分ごととして生き方・働き方を見つめ直す、そんな時間になったかと思います。

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このようなエクスカーションはもとより、毎月全国のどこかでフライングカフェ(学習相談会)を開催するなど、芸術教養学科では、対面の学習機会も充実しています。これらは希望すればいつでも気軽に参加でき、学びの仲間をふやすことができるのです。大人になってから友達はできにくいといわれますが、同じ学びを志す方との出会いは、予想外に友情を育んでくれるものなのです。不思議ですが本当です。

来年は九州の別府を予定しています。
多くの方のご参加を楽しみに、充実した企画を練ろうと思っています。

 


 

【秋の京都で1日芸大生】秋の1日体験入学受付中!

 

芸術教養学科の体験授業は「芸術教養? 気になるあなたに」です。
入学をご検討の方は、この機会にぜひご参加ください。
*要申込。先着順。

 

授業名 :芸術教養? 気になるあなたに

開催日 :11/12(日)12:00〜

担当教員:加藤志織、下村泰史

持ち物 :筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓

http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_autumn/

 


 

4学科教員による特別授業&卒業生ゲストトーク(東京外苑キャンパス)

 

「芸術教養学科(手のひら芸大)」「芸術学科」「美術科」「デザイン科」の学びについて、 それぞれの学科の教員による特別授業(講義やワークショップ)を開催します。 また、各学科の卒業生をゲストにお招きして、 実際に学んできたからこそのリアルな学生生活をお聞きいただけます。 個別相談の時間もございますので、是非お気軽にご参加ください! (受講料無料・事前申込制)

 

授業名:デザインと伝統を同時に学ぶ意義

開催日 :11/19(日)13:00〜

担当教員:早川 克美

持ち物 :筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓

http://www.kyoto-art.ac.jp/t/4d_autumn/

 


 

芸術教養学科|学科・コース紹介

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2017年11月6日  イベント

【写真コース】「秋の収穫祭」にて2014年度卒業生によるレクチャーと展覧会報告

通信教育部主催イベント「秋の収穫祭」にて2014年度卒業生によるレクチャーと展覧会会場にてギャラリートークが行われました!

2014年度卒業生の高橋親夫さんの展覧会「タイル・ルート・トタン」が201778日から宮城県仙台市のせんだいメディアテークで行われました。1

展示の立て看板。横には鷲田清一館長のテキスト

展覧会最終日の101日に通信教育部の恒例のイベント「秋の収穫祭」を開催。高橋さんによるレクチャーと展覧会会場でのギャラリートークが行われました。2

本年の「秋の収穫祭」は通信教育部20周年を記念した拡大版で、全国7箇所で行われます。その最初の開催地が仙台です。卒業生が登壇するのは仙台と福岡のみで、高橋さんの地域に根差した活動が高く評価されたことによります。

当日は東北はもとより、関東関西からも多くの学生が参加しました。

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冒頭の司会進行は空間演出デザインコースの川合先生。手前に見えるのは高橋さんが撮影した場所を記録した図面。和紙に緻密な情報が描きこまれています。

 

高橋さんのレクチャーに先立ち、まずは「こども芸術の村」プロジェクトの早川欣哉先生による特別講義「地元を芸術で耕す」が行われました。「こども芸術の村」プロジェクトは、芸術を通して東日本大震災で被災した東北のこども達の心と身体の健康を育み、様々な芸術文化活動に目覚め、こども達が夢と新しい未来を手に入れることを願って発足したプロジェクトです。地域の歴史や特産物をベースとしたユニークな7つの事例が紹介され、こども達の未来に明るい希望の火が灯りつつあることが示されました。

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雄勝にルーツを持つ子供たちによる特産の雄勝石の粉末による粘土を押し付けて作った、海の特産物である帆立貝型の皿。

 

高橋さんのレクチャーは1984年に始まった地域の記録写真の紹介から始まりました。一緒に記録しようと周囲の方に声をかけたが、その意義を全く理解されず協力を得られなかったそうです。撮影位置と方向を地図上に記載し、旧高砂村の範囲を記録したところで約一万枚の写真とともにまとめ2008年に仙台市博物館に寄贈されました。歳月とともに風景は変わってしまい、今ではかつての場所がどこだったか見当もつかないそうです。

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写真コースの勝又先生の司会進行によりレクチャーが始まりました。

 

2011年の4月から写真コースに入学する予定にしていた311日に東日本大震災が起こり、再び地域の記録写真を撮り始めたそうです。この時も周囲の写真仲間の方々は被災地を撮影することに否定的だったそうですが、高橋さんは撮影を続け、卒業制作の『復興大地』、その後に出版された写真集『あの日に続く時間』へと結実しました。

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静かな語り口ながら熱くレクチャーする、高橋親夫さん。

 

その後2年ほど前から撮影地域を福島県に拡げ、今回の展覧会「タイル・ルート・トタン」は仙台の荒浜と藤塚地区と福島の浪江町の作品で構成されています。

 

レクチャー後に展覧会会場へと移動し、まず今回の展覧会を企画した「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の田中さんよりそのご活動と展覧会の説明がなされました。高橋さんは2015年から参加されています。また2017年度生の工藤さんもメンバーの1人です。

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地図を前に話し合う髙橋さんと工藤さん。

 

その後実際の作品を前に改めてご本人より説明をして頂きました。壁面のない空間のため、吊りを主にした展示の構成になっています。

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高橋さんの地道で孤独な営みが時とともに周囲にその価値や意味を理解され、様々な利用やコラボレーションへと広がっていることや写真の持つ力の凄さを改めて認識することができました。また高橋さんの緻密な記録とそれをまとめ上げていく力、また建築士という職業によって培われた知識と能力が作品に活かされていることがよくわかりました。

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壁面のないラウンジ展のため、板を山型に支え合い、仮設の壁による廊下状の空間を作って展示をするなど随所に工夫がされています。

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仙台メディアテークの清水さんにより館内の見学ツアーも行われました。

 

参加者からは各講師に活発な質問や意見交換がなされ、シリアスなテーマながらも過去と未来の双方に目を向けた活気のある有意義な会になりました。

 

写真コースでは、地域で奮闘する学生、卒業生の活動をフォローし、卒業後も変わらぬ交流を通じて、生涯に渡る研究と制作の支援と地域や文化の創造への貢献を目指しています。是非皆さんも、ご活動を報告してください!

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2017年10月25日  イベント

【芸術学コース】参加者の声:第一回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会

 芸術学コースでは、今年度より新たに梅原賢一郎先生が主催する勉強会「芸術をめぐる(おいしい)お話の会」を開いています。

 梅原先生曰く「(おいしい)とは(おもしろい)ということでもあり、拝聴するだけで、芸術が好きになり、感覚が豊かになること必至のお話です(そうなることを望んでいます)」ということで、10/7(土)に行われた第一回の開催では以下2つの「おいしいお話」を行いました。

 

 おいしいお話①:「感覚の豊かさとはなにか」(梅原賢一郎先生)
 おいしいお話②:「「観る」ものと「観られる」もの」(松原哲哉先生:常盤大学)

 

 当日は「おいしい」というテーマにちなんで、みなさんにはとなりどうしが交換できるほどのお菓子などを持ち寄っていただき、なごやかな雰囲気のなか開催されました。卒業生・在校生・一般の方を含め約30名の方にご参加いただきました。

 

 さて、今回の勉強会について、芸術学コースの卒業生 須田雅子さんから記事をいただきました。

(先日書いていただいた、在学中・卒業後の近況についての記事もぜひご覧ください!⇒【芸術学コース】卒業生便り:『地域学』を生きる

 

それでは、以下須田さんからの記事をご覧ください。

 

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「第一回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会」に参加して

須田雅子(2016年度卒業生)

 

 3月の卒業式以来、約半年ぶりに、大学仲間とともに瓜生山キャンパスに足を踏み入れた。何度も訪れた場所だが、卒業前と違って少し心に余裕があるのが、我ながら嬉しいような、照れくさいような。廊下を進んだ突き当りの部屋に、会を主催する梅原賢一郎先生の姿が見えた。

 今回は、「お話の会」というだけあって、リラックスムードが期待された会のようだ。そういえば、3月に卒業研究を発表する会があったときも、他コースが「卒業研究発表会」だった中で、芸術学コースは「卒業研究懇話会」という「懇話」を重視したものだった。

 教室に入り、まず目に入ったのは、持ち寄られた様々なお菓子のコーナーだ。いくつかいただいて席につき、知った顔を見つけると再会を喜び合った。

 

 「おいしい話①」は、感覚の豊かさに関する梅原先生の話だった。魯山人から高樹のぶ子、川端康成、谷崎潤一郎などの文学作品、道元の『正法眼蔵』の中に、感覚の「跨ぎ越し」や「抱き合わせ」などの肉彩を見出す(←この「肉彩」という言葉は、私には、わかるような、わからないような、少々難易度の高いものだが、ここに深く理解すべき大事なものがありそうな気はしている)。

 高樹のぶ子の『透光の樹』の中の官能的(18禁的)な描写を、照れくさそうに読み上げる梅原先生は何度見ても面白い。しかもその直後に道元の言葉が続くギャップとそれを企んだ梅原先生のボケ(?)が絶妙で教室に何度も笑いが起こった。

 

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 梅原先生の授業は、在学中に「祭礼と感性」「感覚のレッスン」「仏教の身体」などいくつか受講し、先生の著書も読んでいるが、こうして回を重ねてお話を伺うたびに、梅原先生の身体論(または感覚論)が、人と人、モノと人、風土と人、芸術と人…などなど、諸々のことの深い大事なところに迫ることのできる、とても「使える」ものだという思いが強くなる。私は卒業後も、フィールドワークによる聞き書きを続けていて、できれば梅原先生の身体論をもっと自分のものとして展開してみたいと夢見ているので(…大それた夢!)、受講料も払わずに先生の講義が受けられるこのような機会は大変ありがたい。

 

 

 「おいしいお話②」は、西洋美術の観方に関する常盤大学の松原哲哉先生のお話だ。松原先生は、以前、京都造形芸術大学で教えておられたそうだ。私は初めての受講だったが、まず、松原先生のボディランゲージの迫力に驚かされた。列に並べられた机の間を行き来しながら、身振り手振りに顔の表情、話し方まで、力が漲っていて、教室がいきなり劇場にでもなったかのようだ。ルネサンス以降、線遠近法により鑑賞者の視線を導き入れる作品がたくさん出て、私たちは作品を「観る」という関係性に慣れてしまっているが、ルネサンス以前の西洋美術は、信仰のために描かれていて、作品の方が鑑賞者を「観る」、つまり、鑑賞者が「観られる」側にもなっているという。そもそも神を描くこと自体がタブーだったため、西洋では、様々な工夫をしたらしい。ステンドグラスは、それそのものを観ることよりも、ステンドグラスを通して教会内に七色の光を入れることが目的だという。光の中に包まれることで母の子宮の中にいるように感じられるのだそうだ。それはきっと至福の体験であるに違いない。光の美しい時間帯に、「ステンドグラス美術館」にでも足を運び、光の中に身を置いてみたいものだ。

 

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 夜は梅原先生と松原先生の行きつけの居酒屋で、先生方と参加者の合計20人ほどでお互いの交流を深めた。次回は224日に梅原先生と金子典正先生のお話が聞けるそう。「芸術をめぐる(おいしい)お話の会」は、誰でも参加できるので、一般の人や芸術学以外のコースの方の参加も増えるといい。梅原先生、松原先生、そして事務局のみなさん、ありがとうございました。たまには東京でもやってください!

 

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 須田さん、記事を作成いただきありがとうございました!そして、当日お越しいただいたみなさんもありがとうございました。

 

 さて、須田さんの記事にもありましたが「第二回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会」についても開催がすでに決定しています。どなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください。

 

「第二回 芸術をめぐる(おいしい)お話の会」のご案内
日時:2018年2月24日(土)14:00~17:00
場所:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス(教室は当日掲示)
内容:1、「言葉の手術(オペ)-道元のもう一つの(おもしろい)読み方-(おいしいお話①)」(梅原賢一郎)
   2、「永観堂のみかえり阿弥陀像(おいしいお話②)」(金子典正)

 

 


 

【秋の京都で1日芸大生】秋の1日体験入学受付中!

 

芸術学コースの体験授業は「美術史学とディスクリプション ―仏像研究を事例として―」。
以下担当教員の金子典正先生からのメッセージです。

 

芸術学には美術史学という学問領域があります。体験授業では、私が研究している仏像を取りあげ、美術史研究におけるディスクリプションの重要性を学びます。ディスクリプションとは、作品のかたちを言葉にする作業です。「そんなこと簡単じゃない?」と思うかも知れませんが、文章を書き始めるとこれが意外と難しいのです。授業では、仏像のかたちを言葉にするコツを皆さんに伝授します!これを学ぶことによって、漠然と眺めていた仏像の見方が一変するでしょう。また、美術館や展覧会で作品を鑑賞する際にも大いに役立ちます。入学後の卒業論文の作成にも活用できますので、ぜひ、美術史学の面白さを体験してください!。

 

授業名 :美術史学とディスクリプション ―仏像研究を事例として―

開催日 :11月4日(土)12:00 ~ 15:00

担当教員:金子典正

持ち物 :筆記用具、メモ

 

詳しくはこちらから ↓

http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_autumn/

 

 

 


 

 

京都造形芸術大学通信教育部 芸術学コースでは以下のwebサイトでお知らせを定期的に更新しています。ご都合が合うイベントがありましたら、 お気軽にご参加ください!

 

芸術学コースのつぶやき@geigaku4

 

芸術学コースコースサイト Lo Gai Saber|愉快な知識

 

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2017年10月24日  イベント

【空間演出デザインコース】空デ恒例行事!秋のエクスカーション(関西)でレトロビル空間を味わう。

空間演出デザインコース研究室の上田です。みなさんこんにちは。空間演出デザインコースでは学習支援の一環として様々な学習相談会やイベントが予定されていますが、秋は関西と関東でそれぞれエクスカーションを実施します。学外研修でもあり、学習相談でもあり、楽しい遠足にもなるエクスカーション。今回のブログでは関西のエクスカーションの様子をコーディネーターを務めていただいた研究室スタッフの岡本先生にご紹介いただきます。

 

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こんにちは。空間演出デザインコース(通称 空デ) 業務担当の岡本です。

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空デの秋のイベントとして、10/14(土)に「心斎橋レトロビル建築見学の旅」というエクスカーションを開催しました。エクスカーションというのは、共同で行う野外調査だとか、体験型のフィールドワークといった内容です。

 

学習につながる遠足、みたいなイメージでしょうか。遠足のように楽しみながら、屋外でいろんなことに触れて学習していきます。

 

関西の今年の開催地は大阪です。雨続きの天候で心配でしたが、幸いにもちょうど雨が止んだ日となり、11人の参加メンバーでじっくりと見学してきました。

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大阪の心斎橋〜淀屋橋界隈には、大正時代や昭和初期に建てられたレトロモダンなビルが今も残っています。それらのレトロビルのうちの4つを巡っていく旅でした。

 

見学したレトロビルは、
・大阪農林会館(http://www.osaka-norin.com/)
・丼池繊維会館(http://dobukan.com/)
・船場ビルディング(http://www.e-cosmetics.co.jp/momoi/)
・芝川ビル(http://shibakawa-bld.net/)
の4つです。

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レトロビルと言ってしまうと、ひとまとめになってしまいそうですが、どのビルもそれぞれに特徴がありました。そしてそれはどれも魅力的。装飾の細やかさや大胆な空間の使い方、インテリアなど、今の時代でも勉強になることはとても多いですね。

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今の時代にも合うように改装されていたり、なるべくそのままの姿を維持されて使われていたりと、様々なあり方で今の時代にしっかりと馴染んでいました。

 

ちょうど「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017」(https://ikenchiku.jp/)という大きなイベントが近い日程で大阪であるところだったので、少し先取りして建築見学できたのでした。

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そうそう今年は、非公式ながら番外編的なイベントとして、午前中に「天神橋筋商店街をぶらつく旅」も開催されました。

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道中、大阪くらしの今昔館(http://konjyakukan.com/)で、江戸時代や近代の大阪の暮らしを味わったり、寄り道したり、たこ焼きを食べたりしながら、日本一長いアーケード商店街「天神橋筋商店街」を七丁目から一丁目まで歩ききりました。

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たくさん歩いて疲れた後は、当然の流れで懇親会もありました。美味しい料理と気の合う仲間の楽しい話が肴だと、お酒も進みますね。

 

ちなみに関東のエクスカーションは10/28で、「ブリヂストン美術館工事現場見学と日本橋〜大手町ぶらぶら歩き」です。こちらは工事現場を見学できるということで、また違った内容で学ぶことができそうですね。
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以上、岡本先生のリポートで振り返ってみました。
空間を新しく創造することはもちろん、既にある空間をデザインの力で魅力的に再生することも目指している空間演出デザインコースにとって学びの深い秋の土曜日となりました。
この後、京都瓜生山キャンパスでは11/5(日)に一日体験授業が開催されます。
そういえば今回のエクスカーションに参加された在校生の多くの方と、過去の一日体験授業で初めてお会いしたことを思い出します。
空間演出デザインコースの学びに触れてみたい方はぜひご参加ください。

 

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申込受付がスタートしました!
〜空間演出デザインコース「秋の一日体験入学」〜
「魅惑の空間を発見する。空間の魅力を創造する。」
日時:2017年11月5日(日)  12:00~16:00
会場 京都造形芸術大学瓜生山キャンパス
お申し込みはこちら。
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