クロステックデザインコース

インタビュー

  • LINEで送る

2020年9月14日  インタビュー

クロステックデザイントーク #02

-クロステックデザインコースについて/-学生に期待すること

 

クロステックデザイントークは教員やゲストと共にクロステックデザインコースの授業内容やイベントについて、ビジネス、デザイン、テクノロジー、アートのトピックスを織り交ぜながら、縦横無尽に話し合うトークセッション。

 

第1弾は2020年4月から共に、クロステックデザインコースに教員として着任した家入一真(客員教授)と石川琢也(専任講師)が2時間にわたる対談を実施。教員として感じたことを起業家であり投資家の目線から話していただきました。その様子を5回に分けてお送りいたします!

 

-クロステックデザインコースについて

 -ものづくりするにおいて凄く良い環境が揃っている。あとはそれをどう使うか。

 

石川:家入さんから見たクロステックデザインコースの印象を教えて頂きたいです。

 

家入:コロナが流行ってしまって、直接触れ合ったりできず、何度か校舎のなかで施設を見させてもらったぐらいなので、まだ印象を語るというほど印象を持ててないのもあるんです。でも授業に何回か参加させてもらって思ったのは、物理的に機材とかめちゃめちゃ凄くないですか?

 

石川:本当にそう思います(笑)

 

家入:フフフ(笑)

 

石川:そうなんですよね

 

家入:見学させてもらってすごいワクワクしたんですよね。こんな機械もあるこんな機械もあるみたいな。

 

石川:本当にね、そこはもっと言って良いと思います(笑)

 

家入:ね(笑)凄いなと思って、実際ものづくりをするっていう点においてめちゃめちゃ良い環境が揃っていて、あとはもうそれをどう使うかっていうところま準備ができているというか本当に環境が整っていると思いました。あとはVRの授業とかも、まだまだテスト段階でしたけど参加させてもらって凄く感動したんですよ。

 

石川:そうですね。

 

家入:空中に絵書いたりとか、本当にコロナになる前だったので、これからこんな風にもなるのかなーっという、漠然としたワクワク感だったんですけど、実際コロナがやってきて、これはまさに本当に求められていくものであるなって風に僕は実感しました。オキュラスを使った授業とか新しい取り組みを大学としてやっていくという、こんな軽やかな動きの大学ないんじゃないかと思いますし、まずはそういった環境が整ってるっていうのは凄く魅力的だなと思いました。

 

石川:実際に自分で揃えようと思ったら3Dプリンターとかレーザーカッターとか難しいですからね。

 

家入:無理ですよね。

 

ーテクノロジーとデザインだけでなく起業も学べるクロステックデザインコース

 

石川:テクノロジーとデザインを軸に進めていこうとする学科だったりコースって結構増えてきているんですけど、その中で、起業を軸にしているのも面白いなあと思っていて。

 

家入:うんうん

 

石川:ぼくには起業経験はないですけど、起業家のイメージもそういう意味では変わってきてるといいますか、IPO(新規上場株式)を目指して切り抜けるということではなく、世の中に新しい社会実装を起業家担うといいますか

 

IPOとは、Initial Public Offeringの略語で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と表します。具体的には、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。

 

家入:うんうんうん

 

石川:そこがコースとして深みがあるといいますか。卒業生はまだ出ていないので、どんな子たちが出てくるかわかんないんですけどね(笑)

 

家入:確かに(笑)

 

石川:僕としては本当に色んな学生が出てくるといいなと、それこそ起業する人もいればアーティストになる人もいても面白いなあって

 

家入:うんうん

 

石川:デザイナーとして就職するっていうのも全然ありだと思いますし、その中でせっかく起業というものを僕もこのコースにいるんで試みてみたいなという気持ちもあります

 

家入:おーいいですね

 

石川:学生が「先生はやらないですか?」みたいなことを言われないためにも(笑)

 

家入:フフフフフフ(笑)いいですね、確かに

 

石川:そういったことも刺激を受けますよね。

 

家入:確かにそうですね。その起業がカリキュラムに入っているのは僕もすごい魅力的だなと思いました。そこだったら僕も何かしらアドバイスというか伴走していけるイメージもすごく湧きましたし、授業の中に一環として入っているのも面白いなと思います。

 

石川:学生にとってなかなか0から構築していくのは大変だと思うので、機会の提供という意味で、家入さんの行われてきた経験を、ある種の道標を置いてあげられたり、そういう人が周りに居ることは非常に良いのかなと思います。

 

家入:うんうんうん

 

石川:ちょうどいま3年生が就職活動の時期に入ってきて、コロナでどうなるかってとこがあるんですが、サバイバル能力みたいなものを上げてってもらえればいけるんじゃないかなと思っています。

 

-学生に期待すること  

 -得意不得意で自分の可能性を狭めない

 

石川:いま学生に期待することはありますか?

 

家入:可能性の塊じゃないですか。学生に限らずですけど、人生は可能性に満ち満ちていてその中から何を選び取っていくかみたいなことなんだと思ってます。僕は常に意識していることとしては、自分自身で自分の可能性を狭めないってことをすごく大事にしてます。

 

例えば得意なこと、向いてることみたいなものですら自分にとっては可能性を縛る原因になってしまうことってすごくあるなと思っていて、こういうことやってみようかなって思ったときに、でも自分には向いてないなとか。

 

自分そうですね、起業家や経営者として二十数年、色んな会社やってきましたけど、元々引きこもりで人の約束も守れなかった時間も守れなかったり、これ堂々と言うことじゃないんですけど(笑)

 

石川:ハハハハ(笑)

 

家入:どっちかというと文系で数学とかできなかったですし、そんな人間がまさかIT領域で会社を立ち上げて経営をしていくなんて普通に考えると絶対自分には無理だって思ってたと思ったはずなんですよ。

 

やらざるを得ないから起業したら、たまたま運よくいったって感じで自分は捉えているんですけど、頭の中で業とか経営とかを先に考えたら多分自分には向いてないなって思ってやめとこうってなったはずなんです。

 

石川:うんうん

 

家入:向き不向きとか得意不得意みたいなもので自分のことは自分が一番分かってるような感覚で物事に向き合うと、結果的に自分の可能性を狭めてしまうとをずっと思ってて。もちろん得意だなとかこれやってるときはすごく楽しいなとか、そういう感覚はすごく大事なのでそれをさらに伸ばす。それはそれですごく大事なことなんだけど、一方で絶対に自分には無理だよとか、絶対に苦手だからやりたくないとか思ってるところに、実は宝物のようなものがあるかもしれないなって。

 

 なので期待することとはズレちゃうかもしれないけど、この大学で何を得て欲しいかというと、やはり色んな機会がここに存在していて、その中でちょっと自分が今まで興味持ったこととは違うことだけどやってみようかなみたいな気持ちを常に持ち続けて欲しいな、もしかしたらそっちに何かしら自分のこれから見たいなもののヒントになったりすることも多いと思っています。

 

石川:年齢重ねてきたら、ある程度自分の向いてる向いてないみたいな精度は高まっていくと思うんですけど。

 

家入:うんうんうん

 

石川:なんかノイズみたいなのを入れたくなるじゃないですか。そんなに向いてるか向いてないとかわからないけどやりたくなっちゃうとき。

 

家入:そうそうそうそうそう(笑)

 

石川:学生のときは特にまずやってみるっていうのは確かにそうだし、逆にやってみて自分にこれはは向いてないかもしれないって思ったけど、どこまでやってみるといいんですかね?

 

家入:そこの線引きとか難しいですね。でもさっさと別に諦めてもいいじゃないですか、一回やってみたことをやった以上継続しなきゃいけないっていう思い込みも蔓延するやり方だなと思っていて。

 

例えば起業も、起業したからにはそんな簡単に辞めるなよって思ってやめちゃいけないって思い込んだりもしがちなんです。さすがに雇用したりとか色々利害関係者が増えてくと、そんな簡単にやめれなくなっていくってことあるかもしれないですけど、まず起業なんていまITでWebとかテクノロジー領域だと一人で軽やかに起業するってことも全然できるのでそうやって一人でぽんってしてみて、ああやっぱ間違ったわ、っていうのは全然ありだと思うんですよ。

 

-積み重ねていくとだんだん違う世界が見えてくる

 

石川:ちょっと話変わるんですけど、僕ね大河ドラマがすごい好きなんですよ。好きなんですけど1年間毎週あるじゃないですか、1年間見るの大変なんでその年が面白いかどうかをまあ2ヶ月ぐらいで判断するんですよ。

 

家入:フフフフフフ(笑)

 

石川:2ヶ月はとりあえず見ようと、どんだけ合わなくても

 

家入:うんうんうんうん

 

石川:とりあえず見て、2ヶ月見たときにちょっとこれは合わないなみたいなジャッジするみたいなことをしていて

 

家入:うんうんうんうん

 

石川:2ヶ月間は耐え忍んでなんとか見ています

 

家入:面白いですね(笑)

 

石川:自分の中では結構そういうことを行う傾向があるかもしれないですね。初めて行く場所とかも大体緊張してたりしてて、そんな楽しめないことも多い訳じゃないですか。

 

家入:うんうん

 

石川:なのでそういう時も、面白さはどっかに見出せるはずなので全力でアンテナを伸ばしておく状態を心がけてますしています。

 

家入:うんうんうん確かに

 

石川:大河ドラマの話は話すと長いので、まあ大丈夫です(笑)

 

家入:フッフッフフッフッフ(笑)でもわかりますよ、僕も英語の学習を1日3時間やってたんですけど昔の僕だと考えれなくて、本当に英会話にしろジムに通うにしろ、もう1ヶ月は続かないんですよ。もう1.2回行ったらそっからあとは月謝だけ払って行かないっていうのがずっと続くみたいなことを続けてて。

 

歳取ってきたからなのか、去年からこれだけはやるって決めたことを、まず1年やってみようって決めて、やっぱ3ヶ月とか半年とか超えてくると、だんだん違う世界が見えてきたり、昨日より今日より明日ちょっと遠く行ってみようかなみたいな感じでちょっと前歩いているっていう感覚があって、そうするとなんだろうな迷い道みたいな迷ってる感覚もあるんだけど、パッて開ける瞬間ってあるんですね。海が見えたみたいな、例えで申し訳ないんですけど

 

石川:うんうん

 

家入:そういう感じで続けていると、何か開ける瞬間があるんですよ。視界がそれを見たときに、もうちょっとだけがんばってみようかなって思えたり、それが本当ね最低3ヶ月なのか1ヶ月なのか1年なのかそれはなんか様々なのかもしれないですけど。

 

石川:日常的に何か変わりました?英会話を続けていく中で、例えば日常的に聞こえてくる英語も身体的に日常的に耳がいくっていうことも、あると思うんですけど。

 

家入:残念ながら英語に関しては全く上達してる実感が得られてないんですけど(笑)

でもひとつあるのは、 1年間1日3時間何かしら勉強するってことが自分にも出来るんだっていう自信がついたことです。これは今後もしかしたら英語じゃなくて、ドイツ語でも中国語でもいいかもしんないし、まあ別の何かでも。

 最近、弓と禅っていう本を読んでいて、弓道ですね。それもすごく極めるには時間がすごくかかる道らしくて、弓道をやってみるのもいいかもしんないなとか、あとピアノを始めてみるとか、1日3時間を1年続けると何かしらそれなりに成果は出るんじゃないかっていう、結局英語は全然できてないんですけど(笑)

 

石川:ハハ(笑)

 

家入:続けることが出来るっていう自信は、いくつになっても学び続けれるんだって

いう中にちょっと自信になってますね。

 

=====

 

>第3回 もし大学生だったら/高校生に一言 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

次回はいよいよ

<オンラインで実施>体験授業型選抜Ⅰ期

 

エントリー受付

9/1(火)〜16(水)まで

 

A日程  9/19土  9/20日

B日程  9/21月  9/22火

 

実施方法完全オンラインで実施

 

WEBエントリ―受付中!

 

 

京都芸術大学クロステックデザインコース公式ページに授業内容の詳細がを掲載中!

ぜひそちらも覗いてみてくださいね!

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

クロステックデザインコースでの日々の授業風景、

イベント等はtwitterとInstagramで日々更新中です。

ぜひそちらもチェックしてみてください!

 

 

twitter   Instagram

関連記事

<45678>

コース・分野を選択してください

トップページへ戻る

COPYRIGHT © Kyoto University of the Arts

閉じる

ABOUT

京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。