基礎美術コース

陶芸/炎との格闘を終えて ー夏休みだからこそ前期授業レポート3ー

こんにちは。日本の伝統文化を幅広く学んでいく基礎美術コースです。

現在大学は夏休み期間中です。基礎美術コースの授業は行われていませんが、この時期だからこそ前期の授業内容でまだブログにアップできていなかったものをご紹介していこうというシリーズの第3弾!

 

今回は2年生の前期最終課題の陶芸の授業が最後にどうなったのかをお伝えしていきます。

 

「炎でお茶碗を焼く 猛暑なので自分も焼かれる。。。」というタイトルのブログの中で、実際の炭の炎を使ってお茶碗を焼く授業の内容を書きました。

この時はまだ今のように気温が涼しくなっていない時期だったのですが、2年生全員で協力して窯の中の温度を800度以上に上げてお茶碗を焼く最後の工程を行いました。
そしてそのおかげで今回は全員の学生のお茶碗を完成させることができました!!

実は実際の炎を使ってお茶碗を焼く作業は偶然性にかなり左右されます。時には窯の中の温度が上手く上がりきらないこともありますし、時には窯自体が温度に耐えきれずに壊れてしまい上手く焼けない時もあります。本来はそんな大変な作業なのですが、今回は学生の努力により無事に全員が作品を完成させることができました〜。

しかも窯焚きの日は朝から学生有志が集まって炎をつけ、さらに授業終了後も残って作業を行う学生が出るという長時間の作業です。頑張った2年生は本当に全員褒めてあげたいと思います。

 

そんな緊張と肉体的にも精神的にも過酷な授業を過ごした次の日、作業場を覗いている見ると。。。

学生たちは和気あいあいと片付けを行ったり、窯から出した自分のお茶碗の細部を磨くなどほっとした表情で授業を受けていました。緊張の後の解放というやつですね。

そして、窯焚きをやり終えて自信がついたのかみんな本当に良い表情をしていました。出来上がったお茶碗も誇らしげに見せてくれました!

今回は思いがけず力が入り文章が長くなってしまったので、次のブログで最後の合評の様子を少しお伝えしたいと思います。

 

➡️その他の陶芸の授業関連のブログはこちら

炎でお茶碗を焼く 猛暑なので自分も焼かれる。。。

手捻り(てびねり)の茶碗 削りの作業

・手捻り(てびねり)お抹茶碗を作る 2年生

・土を求めて山の頂上へ!(あくまで陶芸の授業です。)

 

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