舞踊家の伊藤キム、打楽器演奏家の加藤訓子、画家の広田稔によるコラボレーション公演。
Dには、“Dancing”,“Drumming”,“Drawing”という意味が込められている。Dance（ダンス）、Draw（描く）、Drum（ドラム）の3つのDが、本能寺を舞台に絡み合う。祝祭的な雰囲気を持った舞台作品。広田稔は、踊る伊藤キムの姿を俊敏に捉えその場で即興的に絵画を仕上げるライブペインティングを行う。伊藤キム、加藤訓子は即興的な要素も含みながらも振付、作曲を行い、全体的にしっかりとしたシーン展開を構築する。

600年間、人々の祈りの道場でありつづけた本能寺の本堂内で、3つのDが協調して生み出す世界。　


構成・演出・振付・出演＝伊藤キム（京都造形芸術大学 客員教授）　
出演＝広田稔（ライブペインティング）、加藤訓子（パーカッション）、上野愛実（ダンス）、荒木結衣、鍛治みゆき 、瀬戸沙門、藤井さち（ダンス・京都造形芸術大学舞台芸術学科）、本能寺山内僧侶（声明、太鼓）

＊当日会場にお越しになれない皆様のために、インターネットでライブ配信を行います。 
USTREAM配信→　URL :http://www.ustream.tv/channel/honnouji-d

＜プロフィール＞
伊藤キム（舞踊家、振付家）1987年舞踏家・古川あんずに師事。90年ソロ活動を開始。95年ダンスカンパニー「伊藤キム＋輝く未来」を結成。96年フランス・バニョレ国際振付賞を受賞。01年第一回朝日舞台芸術賞寺山修司賞を受賞。作品では、根源的なテ?マとして「日常の中の非日常性」を、風刺と独特のユーモアを交えて表現している。07年春より「伊藤キム＋輝く未来」から「輝く未来」にカンパニー名称を変え、新たな形態で再始動ののち11年に解散。08年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。現在、京都造形芸術大学准教授。

加藤訓子（パーカッショニスト）桐朋学園大学研究科終了とともに渡欧。ロッテルダム音楽院を首席で卒業。日本を代表するパーカッショニストとして内外で活躍。ダルムシュタッド国際現代音楽際クラニヒシュタイン賞等、受賞歴多数。2011年スティーブ・ライヒ・カウンターポイント代表作を世界初打楽器用に編曲したソロアルバム「kuniko plays reich」を英リンレコーズより世界同時発売。世界各国の国際音楽祭へ招聘され、同レーベルの2011年ベストアルバムに選出される。2013年より自身の母校である桐朋学園大学において打楽器科専任講師にも選任されている。

広田稔（画家・ライブペインティング）1985年東京藝術大学大学院修士課程修了(彼末宏教室)。1991年より白日会展に出品を重ね、同展にて1996年文部大臣奨励賞、2004年内閣総理大臣賞、2006年、両洋の眼展で河北倫明賞など数々の賞を受賞。ベネチア、午睡、レモンの森を経てバレエシリーズまで、人物・静物・風景など様々なテーマに意欲的に取り組む。国内での個展、グループ展多数。1999年「ATELIER21」を開設(上田耕造、岡田高弘両氏との共同アトリエ)。2009年「広田稔画集-彼は海まで線をひく-」を求龍堂より刊行。現在、白日会常任委員。

■申し込み方法
整理券の発行方法/配布開始日３月１日（金）より配布開始。
往復はがきに以下の必要事項をご記入の上、お申込みください。

[ 往信のオモテ ]
〒604-8091　京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町522
　本能寺寺務所「本能寺のD」係
[ 往信のウラ ]
・希望日
・ご自分の名前、住所、電話番号
・枚数 　

[ 返信のオモテ ]
あて名（ご自分の住所と名前と郵便番号）

[ 返信のウラ ]
本能寺から連絡を印刷しますので、何も書かないでください。こちらが整理券となります。

＊先着順の受付となります。定員に達し次第、締め切ります。
＊１通のはがきで２名まで申込み可能です。
＊当日に空き、キャンセルがあった場合のみ、当日受付にて整理券を発行いたします。