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デザイン科

建築デザイン

ARCHITECTURAL DESIGN

建築を考え描くちからを身につける。

手描きスケッチから3次元CADまで、実践に役立つ表現スキルもしっかり習得。初学者の方も、文系の方も、どなたでも建築を考え描くちからを身につけられます。

コースの特徴

01未経験からでも多様な設計・表現手法を体得できるカリキュラム。

デジタル表現ではCADソフトの基礎操作、モデリングなど、アナログ表現では静物描写や模型制作などの課題に取り組みます。

02数多くの建築士を輩出。

大学通信教育としては日本で初めて、一級建築士の受験資格を取得可能に。建築士として活躍している卒業生も多数います。

得られる資格

建築士試験(1級※1、2級、木造)受験資格、技術検定(1級※2、2級※3、建築施工管理など)受験資格

※1 卒業後実務経験2年以上 ※2 卒業後実務経験3年以上 ※3 卒業後実務経験1年以上

東京だけのスクーリングで卒業可
週末2日間 スクーリング
大学、短大、専門卒の方は、最短2年卒で卒業可

学びのポイント

魅力的な講師陣

新しい感性や手法を身につけた若手建築家から、経験豊かなベテラン建築家まで。建築の世界で注目され、第一線で活躍するプロフェッショナルたちが、講師として学生ひとりひとりの指導にあたります。

学びやすくて、本格的

土日2日間の集中スクーリングなど、社会人にとって学びやすい体制を整えるとともに、学び方にも工夫。豊富なWeb教材や事前課題のWeb学習など、インターネットを活かして、できるだけ効率よく、しっかり学べるカリキュラムを構築しています。

学びのステップ

STEP1

基礎技術の習得と、
名建築の魅力を知る。
「ドローイング」や「トレース」など、手を動かす作業を通して描写力や観察力を養いつつ、平面図形や立体造形に親しんでいきます。さらに、「模型」「図面」など、建築デザインを実践するうえで欠かせない基礎技術を習得。同時にさまざまな名建築にもふれます。

 スクーリング科目例 / 立体表現「模型基礎」名建築の図面から建築模型を作成。建築デザインで必要な立体表現の技法を身につけます。

STEP2

空間を構成する手法と、
考え方を学ぶ。
「仕事場」「集合住宅」などを題材に、機能や単位空間、寸法、造形など、さまざまな切り口から住宅の設計に取り組みます。CADも駆使して、空間を構成する手法と考え方を学びながら、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの建築構法や、屋根・床・壁・天井などのしくみについて基本知識を身につけます。

 テキスト科目例 / 住宅設計2 「構成・7層をもつワンルームの家」立体造形から空間構成、そして建築設計への発展に着目して住宅の設計に取り組みます。

STEP3

多様な環境の読み方や、
プログラムの組み立て方を学ぶ。
「公共的な施設」や「場所」のリサーチを通して、多様な環境の読み方やプログラムの組み立て方を学びます。実際の建築空間を観察し、魅力を考察。そこから建築を取りまく都市状況や風景との関係、自然と人との共生についての理解を深め、自分の設計内容を図面や模型にまとめます。

 スクーリング科目例 / 架構 「大きな屋根のある小さな町の駅」公共性のある大きな空間を支える架構に着目して小さな町の駅の設計に取り組み、意匠と構造が美しく統合された設計内容を図面や模型にまとめます。

STEP4

建築を通してできることを、
表現し伝える。
各自がそれぞれのテーマを設定し、これまで学んできた成果を作品として完成させます。教員や学生どうしでディスカッションし、最終的なプレゼンテーション内容をWeb 形式で表現。自然や都市などあらゆる環境について、建築を通して考え、提案していく力を養います。

 卒業制作 / 「卒業制作作品ウェブポートフォリオ」自然環境から都市まであらゆる環境について、建築を通して考え、提案する力を養います。「卒業制作」の内容を、インターネットを用いて発信可能な「ウェブポートフォリオ」としてまとめます。

入学~卒業までのステップ

4年間で学ぶことがら

1年間の学習ペース

【1年次入学】専門教育科目の1年間の履修スケジュール例

【3年次入学】専門教育科目の2年間の履修スケジュール例

学費の目安

授業料 323,000円
スクーリング受講料 104,000〜128,000円
単位修得試験受講料 12,000円
1年間の合計金額 439,000〜463,000円

卒業までの合計⾦額(4年間)
1,756,000〜1,852,000円

  • ※入学初年度は、上記に加えて⼊学・編⼊学選考料20,000円と、⼊学・編入学金30,000円、学生 教育研究災害保険料140円の合計50,140円が必要となります。
  • ※スクーリング受講料は、科目の種類や開講場所によって料金が異なります。
授業料 323,000円
スクーリング受講料 156,000〜192,000円
単位修得試験受講料 12,000円
1年間の合計金額 491,000〜527,000円

卒業までの合計⾦額(2年間)
982,000〜1,054,000円

  • ※入学初年度は、上記に加えて⼊学・編⼊学選考料20,000円と、⼊学・編入学金30,000円、学生 教育研究災害保険料140円の合計50,140円が必要となります。
  • ※スクーリング受講料は、科目の種類や開講場所によって料金が異なります。

教員メッセージ

岸川 謙介准教授

建築が好きだという心に、
めいっぱい知識や技術を
吸収してほしい。

岸川 謙介
KISHIKAWA Kensuke
准教授

1997年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1999 年、ArchitecturalAssociation School of Architecture,LondonにてDip.(Hons) 取得。1999年より5年間、foreign office architects,-London にて『横浜港大さん橋国際客船ターミナル』『愛知万博スペイン館』をはじめ、ヨーロッパ、アジアにおける大小様々なプロジェクトを担当。2007年に帰国し、1級建築士事務所akkを主宰。2005年、SDレビュー入選。国際家具デザインコンペティション入選。2007年、熊本アートポリスモクバンR2入賞。2008年、Colorsdesignerinternational competition 特別賞、他。

bloom envelope 2012年

このコースの特徴とは?
無二の学びで技術と表現力を体得。
自宅学習と対面授業をバランスよく組み合わせたカリキュラム。エネルギー溢れる若手建築家から経験豊かな建築家まで、多様な講師陣。Webを活用したオリジナル教材と学習サポート。国内外で注目される建築家や理論家による年4回の特別講義など。ほかにない特色をもつのが本コースです。1、2級建築士試験の受験資格はもちろん、これから先の新しい風景や豊かな生活環境について建築を通して考える力、建築を通してコミュニケーションをするための基礎技術と表現力を学べます。また、ものごとを整理して本質を捉え、多角的な価値観を統合する提案力、世代や職種を超えた友人を得られることも、貴重な財産となるはずです。
通信教育という点での配慮は?
自然と反復学習できるカリキュラム。
たとえば、自宅で学習するテキスト課題とスクーリングの内容を関連づけて、反復学習が自然と行えるようなカリキュラムを用意。スクーリングはWeb上での事前課題を併用した土日の2日間集中開講で、スケジュール調整をしやすくするなど、社会人の皆さんが学びやすい環境の構築をめざしています。また、自宅学習での不安を取り除くため、Webによる学習サポートのほか、オープンゼミ(学習に関する何でも相談会)やスクーリング時における履修相談の実施、新入生のための導入スクーリングとして5月に「環境デザイン概論﹇建築﹈スターター」を実施しています。
入学志望者へのメッセージを。
環境を豊かにする建築を社会に。
当たり前のことながら、私たちは日々、建築に囲まれて生活しています。にもかかわらず、都市や建築の良し悪しや自分が生活し働く環境の質について、非常に無頓着といえます。たとえ建築に関わる職につかなくても、このコースで学んだことをもとに、それぞれの地域で家族やまわりの人たちに対して、建築や風景について考えることの大切さ、環境を豊かにするために考えられること、建築のすばらしい可能性について教えられるような人になって欲しいです。これから未来の社会に生きる子供たちのためにも。

主婦×建築デザイン=

萩森 述子
建築デザインコース(3年次編入学)
15年度卒業 広島県在住37歳

[大学の思い出]体調を崩し、ふるえる手を押さえて描いた図面の課題。「当時は大変でしたが、振り返ると、手で描くからこそ身につく感覚がありました」。

回りみちの建築

学生時代、デザイン分野で海外留学まで考えていたものの、突然の病気で断念。転勤の多い夫と結婚し、気づけば時が流れていた。「この東広島に来て、どんどん開発される街を眺めるうち、ふと建物に興味が湧いて」。田舎に住み、体力に自信のない自分でも、芸大で建築が学べると知って即入学。線を引き、模型をつくる、初めての学びにたちまち夢中になった。「そんな心のパワーが身体に届いたのか、2年目で予想外の妊娠。最初の計画を1年伸ばして、なんとか卒業制作にたどり着きました」。作品は、地元の丘陵地をモデルにした、子どものための施設。「丘をうまく活かせず、スクーリングのたびに模型を作り直して」ついに6作目の正直で、起伏を楽しむ径状の建物が誕生した。「厳しくも鋭い先生のご指摘のおかげです」。最短卒業ではないが、途中で出会った風景、迷った時間にすべて意味がある。「先が見えそうで見えない、そんな建物や径も楽しいですよね」。「まずは建築士資格を取得して、自分にできるかたちで、建築と関わっていきたいと思います」。遠回りしながら、ようやくつながった径のさらに先をめざし、萩森さんは、建築への静かな情熱を注ぎつづける。

内装デザイナー×建築デザイン=

内装デザインを手がけるなかで、建築や建物について知る必要を実感。大学で、総合的かつアカデミックに基礎から学びたくて、働きながら通える本コースへ。内装とは違う〝外〞とのつながりを意識し、つねに周りとの関係性を考え、物事を俯瞰して整理する大切さを学びました。〝名建築を語る〞という難課題では、多くの知識を体系的に獲得。また、別の課題で木の架構に興味が深まり、仕事で挑戦したいと提案したものが通り、現在、プロジェクト進行中です。

北島 奈々絵 15年度卒業(3年次編入学)東京都在住 40歳

金融機関職員×建築デザイン=

勤めていた金融機関で、資産活用としての画一的なマンションやビルに疑問を抱き、本当に価値ある建物の役に立ちたい、と建築を芸術として学べる本コースに入学しました。基礎から丁寧に学べるカリキュラムで自然に建築の世界へ入り込め、作ることの純粋な楽しさを知り、建築設計事務所に転職。本学の課題で得られた、考え方のバリエーションを広げ、そのパーツを組み合わせて建築物として構成していく、という経験は、今もさまざまな場面で生きています。

高木 美里 15年度卒業(3年次編入学)兵庫県在住 30歳

Webディレクター×建築デザイン=

もともと企業の宣伝部で自社サイトの運営管理を担当しており、デザインを学んで仕事に活かそうと情報デザインコースへ。いろいろ学ぶうちに、さまざまなプロダクトをデザインする建築家の存在を知って衝撃を受け、建築デザインコースにコース変更。卒業後、そこで出会った先生の設計事務所に転職を果たしました。直近の目標は、設計の仕事をしながら一級建築士をめざすこと。また、2つのコース両方で、切磋琢磨しあえる仲間と出会えたのも大きな成果です。

松浦 正人 15年度卒業(3年次編入学)兵庫県在住 37歳

電気技術士×建築デザイン=

青山 有
建築デザインコース(3年次編入学)
12年度卒業 東京都在住36歳

東京だけで学びを終え、卒業式で初めて京都のキャンパスへ。「みんなで着物を着て、いい卒業旅行になりました。今でも同窓会などで集まってます!」

ゼロからの建築

「本当に、なんて贅沢な学びだったか」。本学を卒業後、2級建築士資格を取得。建築設計事務所への転職まで果たした青山さんは、当時を振り返る。ひとりひとりの学びを見守り、気さくに悩みも聞いてくれたのは、建築雑誌にも載る一流の建築家や気鋭の若手建築家の先生たち。「雲の上だった建築の世界が身近に思えて、素人だった私でも、実務をめざしてみよう!という勇気をもらえました」。一方、その貴重な教えを吸収しきれなかった後悔もよみがえる。「最初は、テキスト課題とスクーリングを並行ですすめていなくて。何もわからずスクーリングを受けていたのがもったいない」。2年目からはテキスト課題などで事前に学んでいくと、授業の気づきや充実度が倍増したという。「建築の魅力も難しさもじっくり体得。だからこそ、自分に合う職場を選べました」。長年つづけた電気技術士から転職し、今の建築事務所に勤め始めて1年半、いよいよ来年は1級建築士資格に挑戦。「がんばります、2級の試験勉強も 〝卒業制作ほど悩むのが辛くないね〞と、級友同士で言いあってました」と笑う青山さん。ゼロから築いた建築の道を、一生の仕事として拓いていく。